新ひたやのおふろ場は、プリンを食べた玄関脇の座敷から廊下を奥に進んだ場所にあります。
(新ひたやのお風呂場)
お風呂場の女湯には「おかめ」、男湯には「ひょっとこ」のお面が掲げてありました。
脱衣場は狭く質素でした。
(脱衣かご)
お風呂場は脱衣場から階段を7段ほど下ります。
これは、昔風のお風呂場で、源泉が出た場所にお風呂場をしつらえるという伝統を守っているからです。
源泉をポンプアップしないのが良いお風呂にする必須条件でしょう。
(気体の源泉成分を飛ばさないこつです)
(階段を下って風呂場)
(階段を見上げる)
階段下には小さめの浴槽があります。
杖立温泉は源泉温度が高いので水でうすめて入ることも多いのですが、うすめないで浴槽の温度を下げる工夫も温泉宿のノウハウがあるようです。
(浴槽)
杖立温泉の由来書は大きすぎたので後ろの方はカットせざるを得ない状況でした。
(杖立温泉の由来書)
さて、杖立のむし湯です。
サウナと異なり、蒸気で室内温度を上げるので、身体への負担がサウナとは異なるのだとか?。
(むし湯の入り方)
ただ、新ひたやのむし湯は昔風のままで、寝ころがって入る方式で、階段上の脱衣場の下なので、天井まで1メートルほどしかありません。
しかも、戸を閉めるとかなり暗くなり不安感が増してきました。
(むし湯の戸を開けると)
写真も撮れないし汗も出るし・・・という訳で、堪能する前に出てしまいました。
でも、杖立温泉らしいお風呂という意味では、この後に入る旅館かねいしのお風呂より良いお風呂に巡り会えたと思いました。
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