善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・キバナコスモスの種 2020

2020年09月15日 | 鎌倉
今年の夏は暑かったので、キバナコスモスでにぎやかな庭になりました。その種を採る様子を報告します。
涼しい日が続くとキバナコスモスの花びらが散った後の「種の鞘」が目立つようになります。この鞘を取っておき、種を採るのです。

秋が忍びよると花の間にある種の鞘が目立ってきます。種の採取の季節です。

(種の鞘の混じったキバナコスモス)

鞘は花びらが散った直後から目立ち始め、数日で緑色から白っぽくなります。

(キバナコスモスの花と鞘-画面の右側が鞘)

鞘を分岐の股のところから切り取り10センチほど残して植木鉢のハチに入れて毎日蓄えました。

(キバナコスモスの鞘)

乾燥すると種が見え始めます。

(鞘を切り取って乾燥させる)

一つの鞘から数個の種が採れます。鞘の大きさは何によって決まるか定かではありません。

(鞘にはいくつかの種子が混じる)


(種子の計測)

種子は1.5センチ~2センチほどの大きさです。

発芽テストのつもりで、暑いさなかにキバナコスモスの根っこ部分に蒔いてみました。確かに発芽しました。

(発芽テストは成功)

来年も発芽する可能性はかなりあると思いました。

(種子の採種)

というのが目下の状況です。

たくさん種が取れたので来年も蒔けそうです。