2014年1月2日の朝、といっても10時ちょっと前、鎌倉市大船駅の駅ビル「ルミネ」の玄関前は多くの女性たちの長い行列に取り囲まれていました。
行列は、湘南モノレールの駅の先まで続いていたのです。
ルミネビル内の商店の初売りの福袋に群がった人達です。
9時45分頃、列は動きだし、人数を限って十数人づつ人を入れ、2000人ほどの人が入り終わってから一般の人の開店になりました。
並んだ人のお目当ては福袋です。
数千円から二万円程度までの福袋でしたが、いくつも買い集めて、中を確かめては次の店の福袋を買いあさる人も多く、景気回復の足音はそこまで迫っているような感じを受けました。
(福袋1)
(福袋2)
(福袋3)
(福袋4)
(福袋5)
(福袋6)
(福袋7)
(福袋8)
(福袋9)
(福袋10)
(福袋11)
そもそも、福袋は何が入っているか不明なのですが、売り出し価格の2倍から3倍の商品が入っているという売り子さんの叫び声に釣られるのです。
いくら安くても、不要な物を買うのはばかげている気がしましが、デフレ不況が長く続き、節約疲れで気分がめいっていた人達の憂さ晴らしと考えれば納得がいきます。
宝石や高級乗用車や高級腕時計などの福袋はテレビが報道していましたが、大船の駅ビルまではテレビのカメラは来てくれませんでした。
庶民のささやかな夢は今年は満たされるのでしょうか?。