ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

今年最後にみた夢

2014-12-31 11:52:14 | 日記
昨夜、借りてきた映画「ゼロ・グラビティ」を観たせいだと思うが、とても印象的な夢を見た。

ちなみに「ゼロ・グラビティ」とは宇宙でスペースシャトルの乗組員たちが船外活動をしていたところ物凄いスピードで次々に飛んできた宇宙ゴミにぶつかり、スペースシャトルはゴミと衝突して使えなくなり、乗組員達は宇宙空間に投げ出され酸素がどんどん少なくなってくる中を必死に生還しようとする物語。

はらはらして登場人物と一緒に息苦しくなりながら観ていたが、映画が終わり昨夜はそのまま布団に入った。

そして、私が見た夢とは・・・

テレビから緊迫したアナウンサーの声が流れてきた。

「ただいま巨大な隕石が地球に向かっています。もう避けられません。このまま地球に衝突しそうです」

それを聞いても、私は不思議なほど落ち着いていた。

「そうか、一瞬でこの地球は無くなりみんな死んでしまうのか。まぁ、それでもいいか」と思った。

ただこれから先、何十年も生きていていくはずの子ども達が、生きてこそ味わえるたくさん経験をせずに生を断ち切られてしまうのは可哀想だなと思っていた。

そして、あと数時間の命かもしれないと思った時、何をしようかと考えた。

すると次々に家族の顔が浮かんできた。

家族ひとりひとりに感謝を伝えたいと思った。

日ごろはそんなことは当たり前だとか、また恥かしさもあったりして言葉にできなかったが、もうこれで最後ならちゃんと言葉で感謝を伝えよう。

子ども達にもありがとうを言おうと思っていた。

以前、ある会に入っていた時、「世界の平和を祈りましょう。世界平和より自分の家族の幸せを祈るのはエゴです」と言われ、それは違うのではないかと反論したことがあった。

自分の周りを、自分の家族を幸せにできなくて、どうして世界を幸せにできるのか?

そう思って反論したのだが、当時の私はまだ何もかもがはっきりと理解できていなくて、うまくそれを伝えられず猛反撃をされた。

自分さえよければいい、自分の家族さえよければいい、自分の会社さえよければいい、日本さえよければいいというのはエゴだ。

でも自分自身が幸せを感じていないのに、いきなり世界平和を祈るのは無理だ。

だからまずは自分の周囲の人たちの幸せを祈り、相手を幸せにしようと努力することだ。

みんながそのようにしていったら、きっと世の中全体も良くなってくだろう。

ただ、相手の気持ちを考えずに愛の押し売りをするようなストーカーみたいなのはエゴなので、相手の気持ちを尊重することが前提。

初夢ならぬ今年最後の夢は、自分自身の思いをもう一度確認するような夢だった。








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