昨年まで本州や九州へ行く旅が多かったのだけど、初心に戻って道内旅行をしてきた。
道内でとれた美味しい海の幸や山の幸をたくさん頂き、とろりとしたお湯が良く温まると言われるモール温泉に浸かって、もうこの世の天国だと思った。
これは外国人がたくさん来るのもよくわかる、、、と思ったら、外国人の観光客が、前よりもずいぶん少ないような気がした。
泊まった二ヶ所のホテルのうち、大手ホテルでは外国人観光客は二〜三組くらいで、もう一ヶ所の小規模なホテルなどは、すべてが日本人のお客さんだった。
実際に、外国人観光客が少なくなったのは事実のようで、ホテルの人が「以前よりも、外国からのお客さまがずいぶん少なくなりました。本日も外国の団体のお客さまはいらっしゃらないので、ゆっくりお過ごしください」と言ってくれた。
ずっと忘れていたが、日本人だけだと食事中も静か。
静かに食事をして、静かに去っていく。
それからお風呂で会うと、挨拶を交わすというのも久しぶり。
外国人が多い時は、相手が外国人かもしれないので、挨拶することはしなかったため、今回はちょっと嬉しかった。
さて今回は行きたかった場所に、タイミングよく行くことができた。
行きたかった場所、その一はカタクリの花の群生地。
花の時期が1〜2週間程度と短いため、花の時期に合わせて行くことができるか心配だったが、タイミングよく満開のカタクリを見ることができた。
旭川にある地酒メーカーの「男山」が所有する「男山自然公園」
標高239メートル、総面積225haの丘陵に、ピンク色のカタクリの花とブルーのエゾエンゴサクが群生している。
カタクリの花もエゾエンゴサクも春の妖精と言われているそうだが、まさにその言葉にぴったりで、小さな妖精たちが飛びまわっているような景色だった。
その二に続きます、、、