少年12人とコーチの13人が無事救出されたのは本当に奇跡と言えるだろう。
タイの雨季に洞窟でのバースデーパーティーはバッドアイデアになった。
コーチの危機管理のなさも指摘されるところではあるが、少年達全員に瞑想を教えて、不安を軽減し、消費カロリーの軽減につながったのも事実のようだ。脳が不安を感じるとカロリーを消費する。水だけで9日間生き延びたのだからすごい。
世界各地からエキスパートのダイバーが集結し、タイ海軍のダイバーと共に救出方針を役割分担しつつ決断していった。
ボランティアで救出に関わる人達のための炊き出しをしたり、救出を待ち望む家族も耐えながら、軍の決断に応じたりした。
報道で見ながら、すべての人がこの13人を助けたいという気持ちがひとつになり、時間との戦いにも勝ち、奇跡が起こったように思えた。どんな苦難にあっても、あきらめることなく、英知を結集させた結果が奇跡を生むのだと感じている 。
勿論、犠牲になった海軍ダイバーの冥福を忘れてはいけない。 なんだかこのニュースで温かい気持ちになった。(e)