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宝塚歌劇と昭和の漫画の深い関係

2009-05-06 14:33:33 | 「正チャンの冒険」(樺島勝一)幻の第七巻
昨日、TBSテレビ、キミハ・ブレイク知られざる宝塚の世界を見た。
女子高の修学旅行に添乗員として同行した際に阪急の宝塚大劇場で舞台を見た時、その魅力の虜となったのだが、圧倒的に女性ファンが多い会場へオジサンが一人で見に行くことも中々出来ないでいる。
(中野晴行さんクラスになるとオジサン一人でも観に行くらしい。流石である。)
宝塚と漫画とは、昔から深い関係がある。
現在の少年漫画の元祖とも言うべき正チャンの冒険の舞台化に始まり、ご存知ベルサイユのばらなど私よりも皆さんの方が詳しいと思うのでそのことは省略するが、手塚治虫先生の創作と宝塚の関係は、とても重要である。
リボンの騎士が宝塚の影響を受けた作品としてあまりにも有名だが、宝塚が手塚作品に与えた影響はそれだけではないのである。
初期SF三部作のひとつであるメトロポリスのミッチイにそれを見ることが出来るのだ。
ミッチイは、アンドロギニュウスのロボットであり、そのことに苦悩する。
フリッツ・ラングの無声映画の不朽の名作メトロポリスに描かれたマリアが、劇中に登場する女性を模倣して造られたアンドロイドであることを考えても、手塚作品のオリジナル性が良く理解出来ると思うのだが・・・
2003年のまんがの日大賞では、宝塚歌劇団が受賞され、樹里咲穂さんがいらしていた。
懇親会の会場では、やなせたかし先生とのツーショット写真も撮影されていたので、宝塚のルールを何も知らなかった私は、秋田書店の部長に頼んで樹里さんとのツーショット写真の撮影に成功する。
門外不出のお宝写真である。
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