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赤塚不二夫先生から貰ったサイン

2009-03-15 17:14:17 | 「愛と誠」と「朝日の恋人」(チクマ秀版社)梶原一騎の世界
カラーテレビが我が家へ来た時、お茶の間で家族皆で見ていたアニメ(天才バカボン)。
初めて貰ったおこづかいで買ったのは(おそ松くん)と(ハリスの旋風・ちばてつや先生)の単行本でした。1998年、(TVチャンピオン少年マンガ王選手権)出場がキッカケとなり、フジオ・プロ2Fのリビングで初めて赤塚先生とお逢いすることが出来ました。
この色紙は、当時私が経営していた池袋の漫画喫茶メトロポリスへ
(赤塚先生のサインをお店に飾らせていただきたいのですが・・・。 )
とお願いをした際に、先生みずから色まで塗っていただけた物です。
赤塚先生は、
(一番安い額でいいから。額に入れて飾るとオレの絵でも立派に見えるから額に入れて皆に見て貰えると嬉しいな。)
と笑顔でおっしゃっていました。
そばにいた真知子さんは、(こんなに大きなサイン色紙は、いままで描いたことがないから特別よ。)
と。
諸般の事情により、1999年9月にお店は閉めてしまったので、その後は宝物として自宅に大事に飾らせていただいておりましたが、今回の追悼展で再び(約10年振りになります)皆さんに見ていただけることは、私にとってあの日の赤塚先生との約束を果たすことにもなるのです。
いまは二人一緒に天国にいる赤塚先生と真知子さんはきっと笑顔で見守ってくれていることでしょう。
(これでいいのだ!!)
と。

2009年1月15日木曜日 社団法人 日本漫画家協会正会員 ・漫画史研究家

本間正幸

(この文章は、2009年1月17日ー2月22日まで追悼赤塚不二夫のコニャニャチハ展、と題して荻窪にある杉並アニメーションミュージアムで行われた追悼展に対し、私が貰ったサイン色紙に寄せたコメントを再録したものです。)
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