198万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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DVD映画( 黄色い涙) とTV落日燃ゆ

2009-03-16 17:17:59 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
14日は、(銭ゲバ)最終回の感想とジョージ秋山先生に会った時の印象を書いて見たのだが、検索して見ると、随分大勢の人達がこの作品について語っているようだ。
私は、ブログを3月7日から始めたばかりだけでなく、更に今までパソコンすらいじったことがないので、日々いろんなことを練習中である。
まだシステムも良くわかってないので、皆さんにご迷惑をおかけすることがあるかも知れません。書いている文章も再録したもの以外は、草稿の状態だと思って下さい。
私は、今まで自分で書いた文章を何度も推敲してから発表していたものですから。
さて、昨日は借りてきたDVD・映画(黄色い涙)を見てました。
この作品については、非常に思い入れがあるので、後日改めてブログに書かせていただきます。
何故思い入れがあるかって?
それは、この映画に撮影協力しているからなんです。最後にエンディング曲嵐の(涙の流れ星)が流れる中、エンディングロールの協力者の中に メトロポリス漫画総合研究所 本間正幸の名前があるのでこれからDVDを見るところだと言う方は、探して見てくださいね。
少し先になるかと思いますが、映画の見所と原作者永島慎二先生について紹介させていただきます。
さて、今日は城山三郎原作の(落日燃ゆ)を見ました。私の興味は、(正ちゃんの冒険)から始まる大正・昭和の少年少女漫画の歴史を社会学的見地から見ることにあるので、このドラマも興味深く見ました。
敗戦後GHQ支配下の日本で行われた東京裁判は、果たして本当にただしかったのか?
もう一度考え直す必要があると考えさせられるドラマでした。
日本の農地改革についてもそうです。
GHQ支配下でマッカッサーの指導の下行われた農地改革は、庄内の本間家をモデルケースとして行われました。
その際、本間家の関係者は、(この農地改革により将来日本の農業は重大な危機を迎える可能性がある) とのコメントを残しております。
まるで今日の農業問題を予見かのごとく、鋭い発言です。
その問題も後日改めてと言うことで・・・
最後に、本間家と農地改革がモデルになった漫画をひとつ紹介します。
本宮ひろ志の(俺の女たち)。
初出 (ビッグコミックスピリッツ)1980年11月号より 1981年2月号まで連載
作中では、藤堂家となっていますが、明らかに本間家がモデルです。
私の祖父も、作中の主人公のように戦前、普段の生活で馬に乗っていたそうです。
何故なら、道が舗装されていない田舎では、車はあまり使い物になりませんでした。
映画が好きで、映写機とフィルムを購入し、村人皆を自宅に呼んで映画を上映したこともあったそうです。
父の子供の頃の自慢は、 (のらくろ)の単行本が全巻家にあり、同級生皆が借りに来たとのこと。
映画好き、漫画好きは祖父からの遺伝子があるのかも知れませんね。
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