ファンタジー ー松岡コレクションの幻想世界ー 中国の幻想動物たち

見てきました

松岡美術館

会期は2011年1月5日から2011年4月3日。


今回、「ファンタジー」をテーマに
《中国の幻想動物たち》
《幻想絵画の世界 PART1・PART2》
に分かれて展示されています。
まずは《中国の幻想動物たち》から。

松岡美術館で楽しいのは写真撮影が可能なこと。
(ただしデジカメのみ。シャッター音を消すこと。携帯は禁止です。)
撮ってきた写真と一緒にご紹介します


龍や鳳凰など架空の動物をモチーフにした作品が展示されています。

まずはこちら。
「海獣葡萄鏡」
真ん中にカエルっぽいのがいますね。

このカエルっぽいの。
「さんげい」という獅子。
そう、ライオンなんです。
なんでも、中国にはライオンがいないからライオンの姿がわからなかった。
「ライオン＝海の向こうにいる獣」
だから
《海獣(かいじゅう)葡萄鏡》
最初、シャチとかをイメージしました。
なんて分かりにくい……。

「青花龍唐草文天球瓶」

龍の顔がイイ!!

「黄地緑彩龍文皿(一対)」

この華やかな色合い!!
龍の姿もかわいい。

「白龍文瓶」

細かいところまでキレイ!!
風格あり、美しいの一言。

「青磁蟠龍文瓶」

この龍、蟠龍(ばんりゅう)といいます。
この龍は天には登れないそうです。

動物がみんな愛嬌のある顔をしていて見ていて飽きない楽しい展示です。



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VOCA展

見てきました

上野の森美術館

会期は2011年3月14日から2011年3月30日。

VOCA展は今回が18回目。
全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の作家の推薦を依頼。
その作家が平面作品の新作を出品するという方法で新しい才能を発掘するものです。
この展示を見れば、明日の芸術がわかるかもしれません……。

個人的には佳作賞の熊澤未来子「より未来へ」
鉛筆ですごく細かく描く込まれています。
じっくり見てる人多かったな～。

大原美術館賞の上田暁子「とある熱を通り抜ける」
これ、好き。
直感で。

月並みな言葉ですか。
今後の美術界を盛り上げていってほしい。
いつか……楽しみです。
作品、見に行きます!!



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近づく季節

ケーキは1回に2個までって決めてたけど……
4つは誤差の範囲内かな(笑)

言い訳としては。
最近、店の閉店早いから仕事後買えなかったから。
仕事のイライラとケーキの消費量は比例します……。
あれ……4つじゃ足りない。


昨日、今日と暖かいですね
計画停電が行われないこともあるからか、だいぶ人手が増えましたね
東横線、渋谷行きがぎゅうぎゅうに近いぐらい人がいてびっくり。
うん、みんな外に出よう!!
貯め込んでないで使おう!!
それそろスーパーとか以外にも買い物行かないといろいろ不都合生じるよね??

円高で輸出企業は大打撃。
物資不足で停滞気味な流通業も厳しいだろうし。
外食産業なんかは今、本当に苦境なんだろうなー
経済活動しないと!!
今、動かせるとこ動かさないと本当に立ち直れなくなる
お金使おう!!
(→使いすぎといつも言われる者よりwww)
決して、月末に苦しむ仲間を作ろうとしているわけではありません!!


美術館行くの、再開しました
まだまだ閉館している美術館多いけど。
そんな気分じゃないって人もいるだろうけど。
だいたいどこの美術館も募金箱を設置しているので、
チケットのお釣りを入れるようにしています。
金額少ないけどさ。
物資を大量に確保できるわけでもないから。
ささやかながら私の気持ち。

ケーキ買ったときはカード使ったので、財布に入ってた100円入れたよ

う～ん……。
本当にささやかだ……(-ω-)


目黒、白金を散歩してたらかわいい服屋とか、素敵なお菓子屋とか見つけたので、給料日きたら行こうかなー
マキシ丈ワンピ買ったから早く着たいなー

静岡ではソメイヨシノの開花が確認されたそうで



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高嶺格 とおくてよくみえない

見てきました

横浜美術館

会期は2011年月日から2011年3月20日。

会期ギリギリでの記事になってしまいました……。

高嶺格。
現代美術家・演出家ですが、首都圏初の大規模個展です。

「フェルメールの寓意」
今、渋谷Bunkamuraで絶賛公開中!!
「地理学者」です。
(記事は今まとめ中です。)
光のあたたかさはあるけれど
なんだか印象派っぽい感じに。

他にも、なんか貰い物の寝具とかにありそうな柄だなぁ
と考えながら進み。

真っ暗な部屋の中へ。
ちょっとドキドキ
「A Big Blow-job」という作品。
ぜひ楽しんでほしいです


とおくて、とは何がとおいのか。
距離……!?
じゃあちかくに行ったらみえるのか。
そうでもない。
ちかくてもよくみえません。
みえなくていいのか、みえたほうがいいのか。
この展示もやもやしつつ、楽しみつつ。

もやもやといえば。
美術館入ったときから怪しげな音と大きな布が風にはためいていて、もやもやです。



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ボストン美術館浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽

見てきました

山種美術館

会期は2011年2月26日から2011年4月17日。


ボストン美術館から来ているとのことで。
ボストン美術館の日本美術コレクションで最大数を占めるのは約5万点の浮世絵版画。
さらに約700点の肉筆浮世絵、数千点の版本は日本国外では質・量とめに世界屈指。
この膨大な作品群から錦絵の黄金時代と言われる天明・寛政期に焦点をあて、清長・歌麿・写楽の3人の絵師を中心とした選りすぐりの作品が来日中です
ほとんどの作品がボストン美術館に収蔵されて以来、初めての里帰り
展覧会終了後は、ボストン美術館でも5年は展示されることがない、といわれてるそうで。
見るなら今!!


とりあえず、人多っ!!
こんなに人のいる山種美術館もなかなか来たことない……。
ほとんど見れません。
行ったのは日曜日(3月6日)の14時過ぎ。
おすすめできません……(-ω-)

第1章は鳥居清長
第2章は喜多川歌麿
第3章は東洲斎写楽
第4章は黄金期の三大絵師をとりまく大家たち
第5章は版本と肉筆画

印象的なのは……
鳥居清長
「初春の越後屋」
「美南見十二候 九月」
喜多川歌麿
「金魚」
「夏衣装当世美人 伊豆蔵仕入のもやう向キ」
着物の柄が艶やかで気になります。
「「高名美人六歌撰」難波屋おきた」
判じ絵がこのあたりから見られます。
東洲斎写楽
「二代目小佐川常世の女髪結お六」


とにかく人が多く、ゆっくり鑑賞できなかったので消化不良な感じが。
これはまた別の機会にもう一度行かなきゃいけないなー、と思っていたら。
巡回でこのあと千葉市美術館だそうです。
千葉市美術館でもう一度見ようかな、と思います!!



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地震

今度は静岡。

電話つながらないし、メールの返事もなかなかないし……。

とりあえず母親は揺れてすぐメールあった。
恐かったって。

そのあとなかなか連絡とれない。

不安すぎる。

NTTで制限してるらしいし。


携帯つながったーって思ったら留守電につながる……。
強制!??

妹とやっと話せたら、おじちゃんの家に今から行ってくるって。
震度6強のところだから、心配でメール送ったりしてるけど、読めても返事できないんだよね……。
今度はメールの返信のやり方を教えないと。

連絡とれないってこんなにも不安になるのね……。
一人心細い……。


今日早く寝ようと思ってたけど……。



みんなもどうか気をつけてね!!!

グランヴィル 19世紀フランス幻想版画

見てきました

練馬区立美術館

会期は2011年2月23日から2011年4月3日。


展示の名前は、
「鹿島茂コレクション 1
グランヴィル 19世紀フランス幻想版画」

フランス文学者であり、古書愛好家の鹿島茂氏の膨大なコレクションからの展示です。
練馬区立美術館では今後連続的に展覧していくそうで、その1回目。

グランヴィル狂と自認する鹿島氏曰く、
「グランヴィルを見たら人生変わる。グランヴィルを見てから死ね。」
いや、期待しちゃいますね

グランヴィルは政治諷刺の世界で活躍し、のちに挿絵へと活動の場を移します。

おもしろいです。
多彩な作品がこれでもか、と。
一人の作家でここまでバラエティー豊かな作品が生み出せるんですね。
挿絵の作品が納められた本は装丁も美しく。
フロリアンの寓話なんかは本当に装丁すてきです。

「カリカチュアの王」
と言われただけあって、諷刺画もチクッとくるのがいい感じです。



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日曜日

土曜日はおとなしく家にいましたが。
ずっと家にいてもなー。
でも美術館休館ばかりだし。
せめて水や食べ物ぐらい買ってこようと出かけることに。
また月曜からは仕事だしね。


まぁ。
売ってないよね。
納豆が一つもなくて悲しかった。
水もないし。
牛乳とかもない。
お菓子もまったくなくてびっくり。
まだバレンタインのときに買ったのがあるからいいけど……。
被災された方はそれどころじゃないもんね……。


ついでに(!??)渋谷行ってきました。
人、だいぶ少ないです。
電車が動いているからいつも通りな感覚でしたが。
見ていても山手線も人少ない。
スクランブル交差点もいつもより人いない。
ついでといってはおかしいのですが。
美術館も行ったので、気持ちの整理ついてうまくまとめられたらあげます。


なんだか、ここ2、3日の出来事が夢のようです。
地震後は寝るとき以外、ずっとテレビをつけていたので、始終情報が入ってきている状態でした。
それが外出たら、そんな情報もなく。
人も普通に歩いていて。
家にいるあいだ、長い長い夢をみていたようです。
夢だったらいいのにね。
ニュース見るたびに胸が締め付けられそう。


まだまだ余震の可能性が高いから心配です……。
今回の件で、初めて一人暮らしを心細く感じました。
皆さん、お互いに気をつけましょう。



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その後

いつもなら美術記事をあげるところですが。

今日は1日家で過ごしました。
どこにも行かない土日、久しぶりです。
行かないというより行けないか。

美術館も当たり前ですが臨時休館。

ブログの美術記事はほとんど土日に行っていたもので書いていたので、
しばらくネタ切れになるかと思います。
今、1つしか温めているのがないので。

夜があけてニュース見て、
改めて被害の大きさに驚いています。

昨日はとにかく考えている余裕がなく。
ビルって揺れますね。
耐震・免震構造特有の揺れ。
船酔いみたいにいつまでも続いていて。

また、昨日は帰ってくるのに必死だった感も。

歩いて1時間。
帰れない方に比べたらマシですが、
道路は渋滞、歩道も人だらけ。
いつもの道のいつもと違う光景に変な高揚感を覚えつつ。

そして、夜の間、携帯がずっと圏外で。
誰とも連絡とれないまま。
PCでネットが使えただけでもよかった。
唯一の連絡手段としてブログ。

朝、圏外じゃなくなって、メールが一斉に入ってたときに
連絡が取れるって素晴らしい、と。
ほっとしました。
会社からも連絡あったし。

電話は相変わらずつながりにくく。
1番最初に連絡あったのはトンガ滞在中の友達からでした。
人の声聞くとほっとするのね。
なんか心配してもらって、すっごく安心しました。
そしてトンガでも津波に備え避難所にいる、とのことだったので。
地震のエネルギーの大きさに驚くばかり。

家でおとなしくしていると余震がかなり気になります。
お風呂入ろうかな、と思っていたときに余震で揺れたため、
入るタイミングなくしました。
1人暮らしだからいろいろ考えてしまいます。
家古いし。
あと、昨日割れた食器の破片が1つだけ見つからないので
それが怖くてオチオチ部屋も歩けません……。
細かいのは掃除機で吸っちゃったけど。
破片の数が合わない……。

ニュース見ると不安になる。
とにかく、これ以上大きな被害にならないように。
ただただそれだけです。
皆さんも今後も気をつけてください。

3/11

地震、皆さんはいかがでしたか？
ケガなどせず、元気でいてほしいのですが。
私は大丈夫でした。
会社がビルのため、かなり揺れをかなり感じ、
正直怖かったです。
いつまでも揺れていて船酔いしているようでした。

現在、携帯が圏外でまったく連絡がとれないため。
私は平気です。

帰りは電車も動かないため、歩いて帰宅です。
会社にいたほうが安全で人も多かったのですが、
家の情報がまったくなかったため確認も兼ねて。
隣に住んでいる子と一緒に。
会社の持ってる建物なのにね。
会社も確認しているのかどうなのか。
室内は物が落ちたりして片付けに手間取りましたが、
たいした被害もなく無事です。
明日、明るくなったら外からも確認したいと思います。
歩いて帰れる距離だっただけでも幸せかな。

茨城にある工場は棚やロッカーがすべて倒れ、
配管にヒビが入り、液漏れ。
機械も停止、現在製作中のものはすべて不良品に。
幸いにも人的被害はなかったようですが。

仙台事務所は私が社内にいる間には連絡取れませんでした。

各地での被害がひどいですね。
亡くなった方も多いですし……。

皆も、気をつけてね。