RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

博物館に初もうで 2

2011-01-10 23:16:42 | 美術
1はこちら

続いては
松梅群鶏図屏風 伊藤若冲筆 江戸時代・18世紀



若冲は鶏の画家と知られ多くの鶏を描いています。
「私、若冲苦手なのよね~。この人生きてたら苦手だわ~」
って隣の人がつぶやいてました(笑)
確かに好き嫌いが分かれるかもしれません。


このユーモラスな表情、いかにも若冲ってかんじだけど。
これが苦手って人もいるのかも。

そして。

富嶽三十六景・東海道江尻田子の浦略図
葛飾北斎筆 江戸時代 19世紀
地元ですから(笑)


さて、やっと特別展
「美術のなかのうさぎと国々のお祝い切手」
ですが。

卯の季節は春、時刻は夜明け。
兎は多産なこと、
月の兎は不老不死の薬をついていた、
という故事もあり、おめでたい動物とされています。
うん、私も今年はいろいろ飛躍したいものです
って、月にいる兎は餅をついているんだと思ってた!!
不老不死の薬……
こっちのほうが昔を考えるとありそう

うさ耳兜とかあってかわいかったです
こんなのいかつい武将が戦場でしてたら意外性で萌える~
じゃなくて、ふざけるなって思うわな。
命かけた真剣な戦いなんだよって。
ただ、少し前にブームきた「愛」兜だって似たようなもんだし。
なんかね。
戦場でもおしゃれ(!?)に、ってことですかね。
肝心なところで写真なくてごめんなさい…。


あ、お花がきれいでした。


新年ってかんじです。
私も今年はお花とか習ってみようかなー
ってすぐ影響されるのです。


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博物館に初もうで 1

2011-01-10 22:56:49 | 美術
行ってきました

東京国立博物館


「初もうで」にはちょっと遅いけど。

特別展
「美術のなかのうさぎと国々のお祝い切手」
会期は2011年1月2日から2011年1月30日。

また東京国立博物館の本館のリニューアルが終わり、
その記念の特別公開が16日まで。
「平常展」が「総合文化展」と呼び方を変えるそうです。

すごいです。
国宝・重文いっぱい。
フラッシュたかなけれは撮影可、
という作品もあったので。
今回は写真盛りだくさんで記事を2つに分けてお送りします

個人的な感想ですが。
特別展より総合文化展のほうがおもしろかったです。
国立博物館の所蔵は11万点以上、国宝87、重要文化財616。
ある意味、特別展よりレベル高い展示が見れちゃうわけです。
外国人観光客が多いのも納得。

ん…!?
外国人観光客って何見てるんだろ……。
ちょっと目線が違っておもしろいかも…
今後、自分が見るときに新しい目線で見れるかも…!?

1人で一眼レフ持って歩いてた方の跡つけてみました(おいっ)
名付けて「尾行鑑賞法」(ス○ーカーではありません)
鎧とかすっごく見てたよ。
あと、弓の写真撮ってました。
ただ、私が興味あるのにはほぼ無関心。
足の長さの違いですか!?
さっさと歩いて行っちゃうので途中で置き去りに。
(勝手についてったんだけど)

仕方ない。
以下、私が一人でいいなと思ったものを。

まずはこちら。

雪舟等楊「秋冬山水図」
15世紀末~16世紀初 国宝

人だかりがすごくてまともに撮れません
墨の濃淡が美しいです。
なぜ、水墨画はこんなにも人を惹きつけるのでしょうか。
2月6日までの公開です。

もうひとつ。人だかりといえば。
尾形光琳「風神雷神図屏風」
18世紀 重要文化財



琳派芸術至高の作品と言われますが。
人だかりが凄かったです。
今年は琳派展多くて楽しみ

器で一目惚れはこちら

染付吹墨椿文大皿 伊万里 江戸時代18世紀
もう、すてき
この青い色。
椿の花も美しく、新年にこんなお皿使いたい。

新年といえば。
貝合わせしたいよね(いつの時代だか…)




松竹蒔絵貝桶 江戸時代 19世紀
うーん。
細かいところまで美しい
描かれている松と竹も新年から縁起いい

そしてこちらは円山応挙

雪中老松図 円山応挙 江戸時代 明和2年(1765年)
応挙は本当に素敵です。
力強い筆使いで描かれた松は新年にぴったりですね


さてさて。
まだまだ書き足りないけど。
2に続く・・・・・



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