MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

頭がサトルボディのことにとんでいった瞬間。

2015-01-17 00:18:59 | 日記

ジムの友人が「フラレた」と泣いた。婚活にいそしんでいた彼は、ある日、ジムに通い始めた小柄でかわいらしい16歳年下の女性に恋をした。汗を流したあとに「おつかれさま」と声をかけ、トレーニングでへばった自分をコミカルに表現して彼女の関心を引く作戦に出て、ラインでつながり、食事や、誕生日のプレゼントまではいったけど、彼女にしてみると彼は優し過ぎる男だったらしく、まもなく誘いが断られるようになった。

彼の話しでは、かなりいいところまでいってたけど、ある日急にジムで会話することが少なくなって、避けられているといった感じがし始めたら、ラインでも返信が遅くなり、遅くなり始めたら1週間もしないうちに返信自体が来なくなったという。ジムの廊下で会ったとき、「どうしたの?」って訊いたら、ボソッと「もういいんだよ」って、目を合わせないまますれ違っていったという。彼は何が起こったのか分からなくて戸惑ったけど、十分に嫌われたということだけは分かったという。

そういえば、彼女は最近、やはりジムに通うムキムキの既婚外国人と親しくなって、二人で一緒にいる姿をよく見かけるようになっていた。そして、知り合いが増えたからか、ちょっと女王様的な雰囲気を醸し出し始めていた。昨年末、彼女と共通の知人を交えて話す機会があって、facebookの話題になったとき、まだ誰も友だちになってって言い出したわけではないのに、「やってるけどほとんど見に行かない。絶対こっちから友だち申請なんてしない。好きじゃない人に話しかけないでしょ? 目だって絶対合わせないでしょ?」と、ちょっと過剰反応的に強い調子で言い切ったのが印象的だった。防衛本能が尖っている感じがして、かわいらしい顔と正反対の内面を見たような気がして驚いたのを思い出す。

フラレた彼が、彼女は「強い男」が好きだとのことだったけど、う~ん、何となく彼女にとって「強さ」って何なんだろう。ジムの友人の話と、年末の彼女の言葉が蘇ってきて、ふと頭が「サトルボディ」のことにとんでいった。飛躍があるけど、彼女のはかなり乱れているんだろうなぁという思いがした。可愛いし、いつも明るいのに、強迫的に、不必要に自分を装おうとしている感じがしてきた。


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