10月28日 めざましてれび
総務相が26日発表した2010年国勢調査によると、
日本の総人口は37万1千人減り、
外国人と区別して集計を始めた1970年以降初めてマイナスとなった。
都道府県別の人口増減(2005年比)
1 東京 (+58,2万) 44 秋田 (-5,9万)
2 神奈川(+25,6万) 45 福島 (ー6,2万)
3 千葉 (+15,9万) 46 青森 (-6,3万)
4 愛知 (+15,6万) 47 北海道(-12,1万)
日本人の人口は5年に1度の国勢調査のデータと、
毎年の調査でも、
2005年から死亡数が出生数を上回る自然減となり、
2007年から4年連続で減少している。
国連人口基金は26日、2011年版の世界人口白書を発表。
世界の人口が10月31日に70億人を突破するとの推計を発表した。
世界の人口は20世紀後半から急速に増えていて、
1999年の60億人からわずか12年で10億人増加したことになる。
今後の地域別の人口予測を見ると
今は全体の60パーセントを占めるアジアだが
アジアが減少に転じる頃にはアフリカが増加すると見られている。
人口が縮む日本と一方で膨らむ世界。
日本にとって人口の減少とともに心配されるのが高齢化。
65歳以上の人口に占める割合は、
5年で2,8ポイント増えて23%と世界で最も高くなっている。
日本の高齢化(この5年間で)
15歳未満 ↓約 71万8000人
15~64歳 ↓約306万1000人
65歳以上 ↑約357万4000人
現在の人口(現在)
1位 中国 13,5億人
2位 インド 12,4億人
3位 アメリカ 3,1億人
4位 インドネシア 2,4億人
10位 日本 1,3億人 世界の人口70億人
2010年
1位 インド 16,9億人
2位 中国 13,0億人
3位 アメリカ 4、0億人
4位 ナイジェリア 3,9億人
16位 日本 1,1億人 世界の人口93億人
50年後の人口増加により
移民の増大、食糧不足、資源不足、世界的な高齢化も地球規模の課題となる。