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キャッシュレスの衝撃 ③楽天 アマゾン

2018-03-13 07:00:00 | 経済フロントライン

2月3日 経済フロントライン


今年の仕事始め
都内の神社に置かれたのはQRコード。
スマホ決済ができる賽銭箱である。
IT大手の楽天が設置した。
自社のシマホ決済サービスの認知度を上げるのが狙いである。
(楽天 三木谷浩史社長)
「支払いも含めてさまざまなことができるようになる。
 需要なパスポートが携帯電話になる。」
その手軽さから導入を決める店舗も増え始めている。
クレジットカードや電子マネーではカードの情報を読み取る端末がそれぞれ必要だった。
一方 スマホ決済では紙に印刷されたQRコードだけ。
店は初期投資が低く抑えられる。
カードに比べ手数料が安いのも便利だという。
(じざいや 柳田倫子さん)
「うちの店ではなにも用意しなくていいのでとても楽です。」
 パソコンいじれない方でもこれがあればできる。
 ありがたいのでは。」
楽天がいま力を入れているのがコンビニへの売り込みである。
小銭を多く使うコンビニならスマホ決済の便利さを実感してもらえると考えているからである。
多くの決済サービスが乱立する中で
いかに目をとめてもらえるかが課題である。
(楽天 楽天ペイ事業部 松田勇作さん)
「ロゴを大きめに
 上にでかでかと出していただけると大変ありがたい。」
(楽天 執行役員 小林重信さん)
「とにかく多くの人に知ってもらう。
 そのためにはお店も増やすし
 楽天ペイで払えない場所はないというところまでもっていきたい。」
ネット通販の巨人 アマゾンもキャッシュレス市場に参入しようとしている。
2月下旬
アメリカ本社で決済部門を率いるゴティエ副社長が来日した。
日本での事業展開を議論するためである。
(アマゾン・ドット・コム パトリック・ゴティエ副社長)
「現金を払わずに退店できれば
 買い物も変わるでしょう。」
アマゾンが目指すのは利便性の高さである。
ネット通販で使うアカウントをスマホに登録し
実際の店舗でもスマホ決済ができるようにしようとしている。
(アマゾン・ドット・コム パトリック・ゴティエ副社長)
「日本は多くのチャンスにあふれています。
 上手く見つけ出して実行しましょう。
 それが成功へのレシピです。」
ゴティエ副社長は
多くの電子マネーが普及している日本では
スマホ決済も大きく広がる可能性があると考えている。 
さらに期待しているのはAIスピーカーの活用である。
将来はスマホではなく
AIスピーカーに話しかけるだけで決済できるサービスも検討している。
(アマゾン・ドット・コム パトリック・ゴティエ副社長)
「アマゾンが考えているサービスは特定の機器に限定されません。
 ここでコーヒーを注文しましたが
 将来は車の中でAIスピーカーに注文し
 ここに来て受け取ることができるようになるでしょう。」

 

 


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