9月21日 めざましてれび
一人旅を楽しむ女性の割合が増えている。
女性の国内旅行者の約1割が「一人旅」ということで、
特に20代、30代の「一人旅」が増えている。
これまでの女性の一人旅は、
自由な時間や資金の多い団塊世代を含むアクティブシニア層が多かったが、
最近は、若い女性である。
20~30代女性が支持する旅行先(じゃらんnet)
・美術館のある香川県・直島
・島根県 出雲大社
「女性の一人旅」はなぜ増えるのか。
じゃらんnet担当者
「自分なりのこだわりや目的を持って旅行先を選ぶ傾向が強い。」
余暇産業研究所 井出信雄主席研究員
「若い女性は普通の観光地では満足できないのでは。
非日常を求めて、他人に気を使わずにすむ一人旅を選ぶのだろう。」
「旅行会社の店で一人旅を申し込むのは恥ずかしい。
もっぱらネットを利用している。」
そういう思いに応えるのが、旅行予約サイトの普及である。
「大食堂で一人で食事をするのはちょっと・・・。」
これに応えるのは、一人旅を意識した旅館サイドの食事部屋出しサービス
「ひとりは敬遠されるのでは・・・。」
これに対してツアー会社のサポートが広がってきている。
日本旅行一人旅応援隊は、パンフレットに1人で泊まれる施設の一覧を表示を始めた。
ANAセールスの女子ひとり旅は女性1人で参加できる海外ツアーで、
目標の5倍の申し込みがあった。
ひとりで旅をしたい女性の気持ちに応えて需要を回復させようと、
旅行業界としても懸命である。