日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

“厳しい経営を乗り切る” 大阪 レストランの新サービス

2020-06-10 07:00:00 | 報道/ニュース

5月19日 NHK「おはよう日本」


感染拡大で厳しい経営が続く飲食店。
大阪府の営業時間短縮の要請は5月16日から緩和されたが
客足はなかなか元には戻らない。
こうしたなか大阪のレストランはあの手この手の新サービスで乗り切ろうとしている。

中央区のクラフトビールのレストラン。
「テイクアウト用のペットボトルに入ったクラフトビールです。」
この店が始めたのはなんと生ビールのテイクアウト。
自宅での家飲み需要が伸びていることに目をつけ
スーパーでは売っていない
店自慢のクラフトビールを楽しんでもらおうというのである。
(イエローエイプクラフト 代表)
「最近オンライン飲み会も流行っているので
 そういう場でよく活用していただいています。」
飲食店がアルコール類の持ち帰り販売を行なうには免許が必要である。
このレストランでは
国が4月から始めた飲食店向けの期限付き免許制度を利用して
販売を行なっている。
この店は夜遅い時間が稼ぎ時だった。
大阪府の要請によって
4月は午後8時までの営業となり
売り上げは70%以上減少した。
持ち帰り販売の売り上げは大きくはないものの
常連客をつなぎとめる効果に期待している。
(イエローエイプクラフト 代表)
「常連さんが飲みには来られないけど
 応援したいという気持ちで
 わざわざ買いに来てくれる方が多くいらっしゃいます。
 少しだけですけど
 売り上げの積み増しをしたい。」
一方 西区のイタリアンレストラン。
テイクアウトのみの営業を行なってきた。
シェフたちはキッチンを出て車に乗り込む。
到着したのは住宅街。
家のすぐそばである。
コンロなどを備えたキッチンカー。
本格的なイタリア料理のフルコースを家のすぐそばで作って提供するサービスなのである。
会社が経営するレストラン8店舗のうち
店の休業で仕事がなくなってしまったシェフを派遣している。
(カラビナフードワークス 社長)
「料理人がたくさん在籍していて
 力を持て余している状態だったので。」
低音でじっくり火を通した国産牛のステーキに
自家製トマトソースのハンバーグ。
テイクアウトと違い
出来立ての味を楽しむことができる。
コース(前菜・メイン・パスタ・デザート)は1人前2,160円から。
巣ごもりランチやディナーの需要を取り込むことを狙っている。
(利用客)
「いま外食に行けないので
 子どももまだ小さいので
 それを考えるとこうやって来てもらった方が。
 これからも利用したいと思います。」
(カラビナフードワークス 社長)
「こういうプロの料理人の作る料理をいろんな家庭に知っていただいて
 新型コロナが収まった時に
 今度 食事に行こうと思ってもらえるような
 そんな活動を地道にしていきたいと思っています。」









 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
« コロナ禍のイタリア 浸透する... | トップ | “にぎわい戻るまで” 奮闘する... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

報道/ニュース」カテゴリの最新記事