メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

091016 大船植物園-7(昆虫)

2009年11月09日 | 昆虫
「091016 大船植物園」シリーズ、今日は最終回で、「昆虫」の特集です。

1.大船植物園 091016
  ニセダイコンアブラムシ(偽大根油虫)? & タネツケバナ(種漬け花/タガラシ)?
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 28mmF2.8 逆付け <F4.0?>
逆付け談義になって、被写体として小さな小さなタネツケバナらしき花を見つけ、ファインダーを覗いたら、雌蕊にさらに小さな虫が止まっていました。
花虫とおるさんのところで質問したら、ニセダイコンアブラムシだろうとのことです。
なお、この虫の名前については、よしの88さんにもご尽力頂きました。
花虫さん、よしの88さん、ありがとうございました。
(091228) よしの88さんに、コメントを頂きました。
   色々と調べて頂いた結果、1~2枚目は
   「ニセダイコンアブラムシではないと考えられる」
   とのことで、さらに調べて頂けるそうです。
   詳しいことは、コメント欄をご覧ください。



2.大船植物園 091016
  ニセダイコンアブラムシ(偽大根油虫)? & タネツケバナ(種漬け花/タガラシ)?
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 28mmF2.8 逆付け+EX25 <F5.6?>
余りにも小さい(目測で体長 1mm 程度)虫なので、レンズを逆付けしたうえで、いつもの E2 リング(14mm)よりも厚い EX-25 (25mm)を併用して倍率アップを狙ったのですが・・・期待したほど大きくは撮れませんでした。
 しかし、こうやって較べて見ると、撮影倍率が1枚目とほとんど同じように見えるので、
 もしかしたら私の記憶違いで、1枚目と同じ撮影機材構成なのかも・・・!?(汗)
なお、この後で、これにさらにテレコン EC-14 (1.4 倍)を取り付け、さらに大きな倍率でも撮っていますが、花弁も写らず、背景も余りにも単純なので、こちらを選びました。


3.大船植物園 091016
  イチモンジセセリ(一文字*)? + フジバカマ(藤袴/蘭草)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 28mmF2.8+E2 <F2.0?>


4.大船植物園 091016
  ヤマトシジミ(大和小灰蝶/大和蜆) & シュッコンソバ(宿根蕎麦)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
このソバは、最初に行ったソバ畑のソバではなく、ボタン園に隣接したハーブ園で咲いていたシュッコンソバです。


5.大船植物園 091016
  クマバチ(熊蜂/クマンバチ) & コスモス(秋桜)
  OLYMPUS E-300
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F5.6?>


6.大船植物園 091016
  ヒメアカタテハ(姫赤立羽/姫赤蛺) & コスモス(秋桜)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


7.大船植物園 091016
  ヒメアカタテハ(姫赤立羽/姫赤蛺) & ケイトウ(鶏頭/韓藍/カラアイ)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


8.大船植物園 091016
  ヒメアカタテハ(姫赤立羽/姫赤蛺) & ケイトウ(鶏頭/韓藍/カラアイ)
  OLYMPUS E-300
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F5.6?>
メイン機で撮った7枚目と同じ場面を、サブ機で撮ったものです。
7枚目よりも短いレンズで、7枚目よりも大きく撮ったということは、7枚目よりもずっとずっと近づいた・・・ということですね。

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4 コメント

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Unknown (よしの88)
2009-11-10 00:24:08
こんばんは、先日は大変に詳細にファイル管理の方法をご紹介下さり、誠にありがとうございました。
その中でフォルダ名またはファイル名にデータを盛り込むという方法は今まで考えつきもしなかったことでした。

今後の整理方法をどうするかの時に大いに参考にさせて頂きたく思いました。

さて、1,2枚目のお写真、先日の昆虫類ですね。
その後も決定的なものがなく、断定できる種類が見付からないためにそのままになっており、申し訳ありません。

尽力など、特に何もしておりませんから、お言葉は大変に恐縮に感じるところでもあります。

さて、ニセダイコンアブラムシ君であろうとの事ですが、確かに大変に可能性は高いと思います。
背面からの画像も拝見させて頂き、アブラムシ君の系統であることは間違いないと確信できましたが、それ以上がなかなか進みません。

今後も機会あるごとに調べて行きたいと思っております。

3枚目はオオチャバネセセリ君でしょうね。
この季節に頑張って生きてきたと言う感じがする個体です。

シュッコンソバさんとは初めて聞くお名前です。
ヤマトシジミ君もかなり少なくなってきましたが、昨日の蝶の里公園ではまだまだ多く見られました。

クマバチ君も今現在となっては姿を見ませんが、大変に懐かしい感じもするハチ君です。

ヒメアカタテハ君もまだかろうじてと言う感じで見られますが、やはりその機会は少ないですね。

7枚目と8枚目、レンズと画像の相関関係、同じシーンですと更に良くわかりますね。
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Re:Unknown (メカロク)
2009-11-11 21:52:53
よしの88さん、こんばんは。
毎度、ありがとうございます。

>先日は大変に詳細にファイル管理の方法をご紹介下さり、誠にありがとうございました。

よしの88さんのコメント欄でも、長文のレスを頂きましたが、少しはお役に立てたようで、嬉しいです。

>尽力など、特に何もしておりませんから、お言葉は大変に恐縮に感じるところでもあります。
・・・・・・
今後も機会あるごとに調べて行きたいと思っております。

イエイエ、よしの88さんの画像掲示板で、「ご存知でしたら」と軽い気持ちでお伺いしたのに、色々とい調べて頂いたばかりか、メールで中間報告も頂き、さらに今後も気に掛けて頂ける・・・これが尽力でなくて、何でありましょうか?
ホントに、ありがとうございます。

>3枚目はオオチャバネセセリ君でしょうね。

ありがとうございます。
確かに色が濃い点はイチモンジセセリとはちょっと違うような気もしますが、この写真は E-300 で撮ったもので、現像の際に色温度を下げ、色偏差をマゼンタ側に振っていますので、茶色は濃くなる傾向にあります。

また、私の持っている小さな図鑑には、オオチャバネセセリについて「イチモンジセセリとよく似ているが・・・後ろばね裏面の白色紋がまっすぐに並ばず、ジグザグに並んでいることで区別できる。」と記述されており、載っている写真でも下から3番目の白色紋が大きく前にずれていますが、3枚目の写真では、この下から3番目の白色紋の後端も他とほぼ一直線に並んでいるように見えます。
この点から「オオチャバネセセリとはちょっと違うのではないか!?」とも思えるのですが、いかがでしょうか?
返信する
Unknown (よしの88)
2009-12-28 04:03:35
こんばんは、再度このアブラムシ君が気になりましたので、余計なことですが、投稿させて頂きました。

この緑色のアブラムシ君、今現在では少なくとも結果的にニセダイコンアブラムシ君ではないと考えられます。

まず、触覚ですが、お写真の個体はかなり長く感じますが、ニセダイコンアブラムシ君の触覚は短めで体の2分の1よりも短いとされています。

また、角状管の先端小域が黒みがかり、あとは透明に見えるのですが、ニセダイコンアブラムシ君は殆ど全て黒色です。

尾片に関しても角状管の約3分の2の長さであるとされていますが、お写真の個体では殆どないようなほど短いように見えます。

そして、体の色合いですが、頭部は濃色で暗色の個体が多いともされていますが、お写真の個体はその反対でもある様に見えます。

脚部に関してもほぼ黒色のはずですが、お写真の個体は透明部分も多く見えています。

これは成虫の特徴でお写真から伺うことの出来る特徴のみ見てみましたが、少なくとも幼虫でもこの成虫の特徴とほぼ同じであることから、お写真の個体が成虫でも幼虫でも上記のことが言えるのではないかと考えられます。

アブラムシ君の判断に関しては、ホストとなる植物類が大変に重要ではありますが、今回はお写真から見える事について書かせていただきました。

結果的にそれでは誰かと申しますと、それはこれから詳細を調べていきますので、しばしのお時間を頂きたいと思います。

途中経過として、今現在では少なくともお写真から見える特徴から見る限り、ニセダイコンアブラムシ君ではないと言うことのみですが、更に調べていきたいと思います。

また、3枚目のお写真ですが、確かに紛らわしいですね。
ただ、うちはオオチャバネセセリ君と感覚的に思うのですが、翅の表が見えれば更に確実にわかるかも知れませんね。
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Re:Unknown (メカロク)
2009-12-28 08:20:27
よしの88さん、おはようございます。

2ヶ月以上も前の写真のアブラムシを気に掛けて頂き、ありがとうございます。
それにしても、アブラムシの種類ごとに、こんなに細かい特徴を示した資料をお持ちなんですね。
昆虫への深い思い入れが垣間見えて、感心することしきりです。

もっと図鑑的な撮り方をすれば、ご苦労をお掛けすることも減るのでしょうが、何しろ、私の場合は、後で細かい種類を特定することは余り考えずに撮っているため、中途半端な写真ばかりで、いつもご苦労をお掛けし、申し訳ありません。

そうそう、今度、E-P2 という、高精細(144 万ドット)で、かつ絞っても明るい像を見られる EVF を装着できるカメラを導入しましたので、今後は、レンズ逆付けの場合でも、もっと絞って撮影できるようになり、もう少し細かい部分がハッキリ写った写真を撮ることができそうです。

普通なら、絞ればそれだけ SS が落ち、ブレ易くなりますが、今度の機種は手ブレ補正がついており、フォーサーズ機としては高感度にも強くなっているので、SS も稼げそうです。
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