メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

110821_箱根-0(速報)

2011年08月22日 | 予告/速報/案内
昨日8月21日(日)は、1日中雨で、6:00~18:00 時の各時間帯の降雨量は 0mm または 1mm の予報だったので、絶好の水滴写真日和と判断して、箱根(湖尻と箱根湿生花園)に出掛けました。
 *当初は20日(土)を予定していたのですが、当日朝に 0:00 発表の予報を見たら、
  雨の時間帯が後にずれて 18:00~21:00 の時間帯からになっていたので、終日雨と
  なっていた21日に変更しました。

実際には、湖尻に到着した頃はかなりの雨で手持ち撮影は困難な状況だったので、1時間近く車の中で過ごしましたし、箱根湿生花園に着いてからはまずまずの雨模様だったものの、13:00 頃からはかなり激しく降ったので、昼食と昼寝で、ここでも1時間ほどを過ごしました(笑)

今日は速報のため、撮って出し JPG を単純縮小した画像(RAW 画像を現像時に調整して自分好みに仕上げることを宗とするメカロクにとっては、いわば未完成写真)ですので、いつもよりも小さく、かつ、クリックしても大きな画像は開きません。

1.箱根・湖尻 110821
  コバノカモメヅル
昨年撮ったのが9月1日だったこともあり、この花のことは余り気に掛けずに他の場所で撮っていましたが、念のために昨年の場所に来て見ると、沢山の花が咲いていましたので、夢中で撮り捲りました。
ただ、雨の中でかなり暗くて、ピントは合わせにくいし、SS(シャッタースピード)は稼げないし、このようなときに頼りになる TAMRON 90mm MACRO は車の中に置いて来たし、光が少なくて丸ボケは殆どできないし・・・で、沢山撮った割に出来はイマイチでした(汗)
これは、近い内にリベンジしなくては!


2.箱根・湖尻 110821
  ミズタマソウ
昨年の9月17日には、水玉草(と金水引)の実に着いた水滴で丸ボケ遊びをしているので、「今は花が咲いているのではないかな?」と探しましたが、昨年の場所をうろ覚えで見つからず、駐車場(いつもの箱根ビジターセンターではなく、ときどき停めるキャンプ場横の小さな駐車場)の直ぐ近くまで戻ったときに、やっと見付けました。
花の色が初めて見るピンクだったこともあり、箱根湿生花園の開園時刻を気にしながらも、TAMRON 90mm MACRO を車に取りに戻って、十数枚撮りましたが、小葉鴎蔓の時よりもさらに暗くて、殆どがボケボケのブレブレでした(汗)
これまた、早い内にリベンジしなくては!


3.箱根湿生花園 110821
  ヒオウギ
箱根湿生花園には開園時刻(9:00)を少し回って到着。
入って直ぐの売店で、最初に迎えて呉れたのが、緋扇でした。
花が適度に派手で、しかも赤い斑点があるため、水滴もかなり綺麗です。


4.箱根湿生花園 110821
  レンゲショウマ
売店で、緋扇の次に嵌ったのが、今までに見たこともないほど沢山の鉢があり、沢山の花が咲いていた蓮華升麻で、これまたかなり嵌って、百数十枚も撮ってしまいました。
なお、フィールドでも咲いていましたが、昨年ほど近くで咲いているものは見つからなかった上に、雨の林の中は相当暗くて、多少は撮ったものの余り気乗りしませんでした。


5.箱根湿生花園 110821
  カワラナデシコ
「外国の山野草と園芸種」コーナーで咲いていたものですが、河原撫子(大和撫子)のようです。


6.箱根湿生花園 110821
  ツリガネニンジン
「ススキ草原区」に入って直ぐのところで咲いていて、これまたかなり嵌った、キキョウ科と思われる花です。
花は形も大きさも釣鐘人参にそっくりなのですが、花や葉っぱの着き方が少し違うようなので、近い内に、箱根湿生花園に問い合わせてみる心算です。
 (110921)箱根湿生花園に問い合わせの結果、ツリガネニンジンで間違いないと判明。


7.箱根湿生花園 110821
  シラヒゲソウ
「高山のお花畑区」の滝の横に、毎年咲いている白髭草です。
如何にも水滴が着き易そうな形をしているのに、何故か水滴は殆ど見られませんでした(涙)


8.箱根湿生花園 110821
  ツリフネソウ
昨年、湖尻で撮ったのが9月16日だったこともあり、湖尻では咲く場所に行っても見ませんでしたが、箱根湿生花園では早くも咲いていました。
ウゥ~ン、湖尻でも探すべきだったかな?
 *といっても、そんな時間はなかったけど・・・(笑)


9.箱根湿生花園 110821
  オミナエシ & コオニユリ
「仙石原湿原植生復元区」では、オミナエシが咲き始め、コオニユリも未だ未だ健在でした。


10.箱根湿生花園 110821
  ミズオトギリ
今回のメインターゲットであった水弟切、かつて撮っていた「仙石原湿原区」では株数も減り、数輪咲いてはいたものの遠くて証拠写真だけ(涙)
一昨年辺りから撮り始めた「仙石原湿原植生復元区」では、昨年よりも株数が増えていたように感じたものの、花は、今年はかなり遅れているのか、やっと咲き始めという感じでした。
何よりも困ったのは、雨は殆ど降らないのに雲が厚くて、開けた場所なのに、かなり暗くて、逆付けで絞り込むのは困難な状態だったことで、少し前には薄日も射しただけに、余計に残念でした(涙)
 *この花は、午後3時頃にならないと咲かないため、残念ながら、天気に合わせて
  撮ることはできません。
そんな訳で、今回は雨中撮影らしさを感じさせるものを中心に、それでも、150枚くらいは撮ったと思います。
これまた、早い内にリベンジしなければ!



110723_箱根湿生花園-1(ユリ科の草本-1)

2011年08月22日 | 花マクロ
昨日は、雨の中をまたまた箱根に出掛けたこともあり、突然お休みを頂きましたが、「110723_箱根・湖尻」シリーズは一昨日で完了しましたので、今日から次の撮影地である箱根湿生花園に移動、「110723_箱根湿生花園」シリーズをお届けします。
初回の今日と2回目の明日は、「ユリ科の草本」特集で、今日は、百合と擬宝珠を集めました。

1.箱根湿生花園 110723
  ヒメユリ(姫百合)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


2.箱根湿生花園 110723
  コオニユリ(小鬼百合)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F8.0>


3.箱根湿生花園 110723
  タチギボウシ(立擬宝珠/タチギボシ)?
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
立擬宝珠と小葉擬宝珠は草丈が異なるとされていますが、その草丈も地方により異なるそうで、見分けは非常に難しく、区別せずに全て小葉擬宝珠とする分類もあるそうです。
従って、名札がないと私にはとても見分けられませんが、5~8枚目のものに較べて草丈が高かった3・4枚目は、立擬宝珠かなぁ~?


4.箱根湿生花園 110723
  タチギボウシ(立擬宝珠/タチギボシ)?
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


5.箱根湿生花園 110723
  コバギボウシ(小葉擬宝珠/コバギボシ)?
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
逆に3・4枚目に較べて草丈の低かった5~8枚目は小葉擬宝珠かなぁ~?


6.箱根湿生花園 110723
  コバギボウシ(小葉擬宝珠/コバギボシ)?
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


7.箱根湿生花園 110723
  コバギボウシ(小葉擬宝珠/コバギボシ)?
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


8.箱根湿生花園 110723
  コバギボウシ(小葉擬宝珠/コバギボシ)?
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


9.箱根湿生花園 110723
  オオバギボウシ(大葉擬宝珠/オオバギボシ)
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>
9枚目は花や蕾の形もハッキリ異なるし、今年は見掛けなかったけれど、以前に花札も確認したので、大葉擬宝珠で間違いない筈です。