メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

110810-13_甲信撮影行-0(速報)

2011年08月15日 | 予告/速報/案内
撮りたい被写体の具合や膝の調子で少しは変更しましたが、ほぼ予定通り、8月9日(火)の夕方から13日(土)の夕方までの4泊4日で、甲信(甲州と信州の各一部)撮影行を実施しました。
大まかな行程は、次の通りとなりました。
 茅ヶ崎 → 長野県富士見町・道の駅「信州蔦木宿」泊 → 富士見町・入笠山
 →富士見町・ 井戸尻史跡公園 → 「信州蔦木宿」泊 → 井戸尻史跡公園
 → 諏訪市・踊り場湿原 → 長野県下諏訪町/諏訪市・八島湿原 → 同駐車場泊
 → 八島湿原 → 山梨県北杜市長坂・オオムラサキ自然公園
 → 山梨県韮崎市・道の駅「にらさき」泊 → 北杜市・明野ひまわり畑
 → 北杜市・山梨県立フラワーセンター → 茅ヶ崎

宿泊は例によって全て車中泊ですが、後部座席を倒し布団を敷いて横になりますし、夜は何もすることがないので、8時~9時には就寝して4時10分~5時半起きと、通常よりもずっと長く眠りました。

膝にできるだけ負担を掛けないように、例えば入笠山の山頂登山は諦め、入笠山のお花畑から無料シャトルバスで八ヶ岳ビューポイントに行き、昨年は沢山のタテハチョウ類が撮れた首切り登山道まで歩き、再びシャトルバスでお花畑に戻りました。
また、一昨年は初見の野鶲(ノビタキ)が撮れ、往復路では沢山の浅黄斑が群れていた、今回一番きついと思っていた車山湿原には、八島湿原で野鶲も浅黄斑も撮れたため、行かずに済ませました。
それでも、最終日にはかなり疲れて、動くのが億劫になりましたし、翌朝測定したら、体重は約2kg減り、体脂肪も約2ポイント減で久し振りに20%を割り込んでいました(笑)

出発から帰宅までの総所用時間は約 97 時間半、走行距離は約 523 km、撮影枚数は
約 3,400 枚(E-5:約 1,960 枚、E-P2:約 1,430 枚)で、現在までに約 1,500 枚を捨て、
約 1.900 枚残っています。
 *全て現像するには未だ未だ多過ぎるので、せめて 1,000 枚くらいまでは減量したい
  ところです(笑)

今日は速報のため、撮って出し JPG を単純縮小した画像(RAW 画像を現像時に調整して自分好みに仕上げることを宗とするメカロクにとっては、いわば未完成写真)ですので、いつもよりも小さく、かつ、クリックしても大きな画像は開きません。

なお、通常の記事は、もう1日お休みさせて頂きます。

1.入笠山 110810
  シモツケ(?)
往路の八ヶ岳ビューポイントで、朝焼けの景色を撮った後に見付けたものです。
昨年は、ここで草牡丹が咲いていたのですが、今年は未だ1輪も咲いていませんでした(涙)


2.入笠山 110810
  クジャクチョウ
昨年は、黄縁立羽(キベリタテハ)が極近くで相手をして呉れましたが、今年は1頭も見掛けませんでした。
その代わりといっては何ですが、今まで2回、数カットしか撮れていない孔雀蝶が、あちこちで何頭も見られましたし、逆八蝶(サカハチチョウ)の夏型も初めて見ました。
しかし、孔雀蝶はなかなか近寄らせては呉れず、主に BORG で、合計 200 枚以上撮ったと思いますが、ピンボケ写真のオンパレードで、まともに撮れているものが殆どないのは、何とも悔しいですね(汗)


3.井戸尻史跡公園 110811
  サキタマコダイハス
今年は、行田の古代蓮の里に行けませんでしたが、井戸尻史跡公園では、行田の古代蓮を導入したという「埼玉古代蓮」が、未だ未だ十分に見頃でした。


4.井戸尻史跡公園 110811
  ママコナ(?)
昨年初見初撮りで嵌ったものの、名前が判らなかったこの花、今年も沢山咲いていました。
・・・で、帰宅後に覗いた OLYMPUS FotoPus の「花コミュ」掲示板に、偶々この花の写真が投稿されていて、継子菜の仲間であることが判りました。
 *継子菜の他に、深山継子菜や四国継子菜などもあるそうですから、継子菜そのもの
  であるかどうかについては、私には判りません。
ところで、昨年までは、廃村とは見受けられたものの、「こ」「ど」「も」「の」「村」という大きな看板は残っていたのですが、今年はその看板も撤去されていたので、「井戸尻こどもの村」という表記は止め、「井戸尻史跡公園」とします。
なお、毎年楽しみにしている旧「井戸尻こどもの村」の狐の剃刀は未だ1輪も咲いていず、夏水仙は咲き始めでした。


5.踊り場湿原 110811
  アサマシジミ
昨年、存在に初めて気づいて夢中になった浅間小灰蝶、今年は、ほぼこれだけのために踊り場湿原に立ち寄りました。
なお、ここでは、嬉しいことに、ピント不十分ながら、囀っている鶯も撮ることができました。


6.八島湿原 110812
  タカトウダイ
当初、12日の午前中は八島湿原で撮り、午後に車山湿原に登る心算でしたが、前日午後に浅黄斑をかなりの枚数撮れたこともあり、膝への疲れの蓄積を少しでも避けるため、八島湿原での撮影を8時半には切り上げ、午前中に車山湿原に登ることに変更しました。
そのためには、そろそろ引き返さなければならない時刻でしたが、「もう15分だけ進もう!」と歩を進めたところ、沢山の露を纏った、この高灯台を見付け、夢中になりました。


7.八島湿原 110812
  ノビタキのオス(?)
高灯台に夢中になっていたところ、近くで鶯の声がしたので見渡すと、鶯は見当たらなかったものの、車山湿原で撮る心算だった野鶲らしき野鳥が、比較的近くまで寄って来ることが判り、「浅黄斑も撮れたし、もう車山湿原に登る必要はないや!」と、ここで腰を落ち着けて、野鳥撮影に専念しました。
でも、やはりピンボケ写真のオンパレードでした(汗)
ファインダーは益々見づらくなって来ていて、特に BORG で撮ったもののピンボケが酷くなっているので、早く、眼鏡を作り直す必要がありそうです。


8.長坂オオムラサキ自然公園 110812
  ヤマホトトギス
車山湿原に登る必要がなくなったため、11時前に霧ヶ峰を発つことができ、途中で温泉で膝を温める余裕もでき、さらに、最終日の朝一で立ち寄るか、それとも諦めて明野ひまわり畑にするか悩んでいた長坂オオムラサキ自然公園に、前倒しで立ち寄ることもできました。
ただ、楽しみにしていた山杜鵑は全く咲いていなくて、見掛けた最大の蕾もこの程度でしたし、これまた楽しみにしていた脚黒露虫も全く見当たりませんでした。
さらに、涼しい霧ヶ峰から降りて来ただけに、暑さが余計に身にしみて、余り意気が上がりませんでした(汗)


9.明野ひまわり畑 110813
  ヒマワリ
学校も多くの企業も夏休みで、しかも土曜日ということで、6時に到着したときには、既に20台くらいの車が駐まっていましたし、向日葵も将に満開でしたが、何しろ暑くて、余り撮る気にもならず、1時間もすると、直ぐ近くのフラワーセンターの開園時刻(9時)を待ちわびていました(笑)


10.山梨県立フラワーセンター 110813
  温室内の装飾
やっと開園時刻になったものの、当然のことながら、ここも相当暑かった上に、日照り続きのようで、綺麗な花は殆ど見付からなかった(探す気力もなかった)ので、屋外では殆ど撮らず、空調の効いた温室に入り浸り(笑)、予定よりも相当早く、12時前にフラワーセンターを後にしました。
写真は、温室内の小さな噴水にあった造花です。