昨日12月6日は、久し振りに東京に出掛けました。
行先は六本木のベルサール六本木「オリンパスフォトフェスタ」会場。
目的は、もちろん、OLYMPUS E-30 を実際に触って見ること。
E-30 とは、12月20日(だったかな?)に発売される、OLYMPUS の中級デジタル一眼レフで、プラスチックボディーで防塵防滴仕様でないこと、光学ファインダーの倍率と視野率がやや劣ることを除けば、フラッグシップモデル E-3 とほぼ同等の性能と、E-3 にはない新しい機能を有しています。
私は元々、E-二桁機(かなり前から、E-30 と噂されていた)の出現を待っていたのですが、なかなか情報が漏れて来ないので、しびれを切らして E-3 を買ってしまったこと、E-二桁機はペンタプリズムのない E-300 系のデザインと、ハード面で尖ったものを期待していたのに、デザインは E-3 そっくり、目新しいのはソフト面だけで、ハード面では大した特徴がないこと、そして、なによりも軍資金がないこと・・・より、今回は、端から全く買う気はなかったのですが、取り敢えず、予約制のセミナーに申し込んでおいたら当選したので、行って見ることにした訳です。
会場は、E-3 のとき(六本木ヒルズ)よりも広かったのですが、出足はイマイチという感じで、それだけ自由に触ることができました。
ただ、肝心のセミナーは、私が初めて行った E-330 のときが最も良くて、参加者一人に1台のカメラが用意され、説明を聴いて実物で確認することができたのに、E-3 のときはカメラもテーブルもなく、それでもセミナーの内容はそれなりに充実していました。
しかし、今回は1時間の内30分で、ありきたりの説明をしただけ、残りの30分は、「ここまで見せます!Adobe Photoshop CS4 のすべて」。
何で、こんなもの、ここでやらなきゃならないの?
では、実際に触って見た感想を、少しだけ。
*持った感じ
プラボディーとファインダー倍率・視野率削減のお蔭か、E-3 より 160g ほど軽いのですが、これは実感できます。
なお、手にはしっくりなじむ感じで、剛性不足も、私は感じませんでした。
ただ、カットモデルを見ると、ちょっと不安な気もします(笑)
*ファインダー
前述の通り、倍率も視野率も E-3 よりやや劣るので、余り期待していなかったのですが、実際に覗いて見ると、(もしかしたら、私の E-3 に不具合があるのかも知れませんが)私の E-3 よりも切れが良い感じがしました。
後で考えて見ると、各テーブルには、E-30 の他に、E-3/E-520/E-420 が置いてあったので、置いてある E-3 と較べて見るべきでした(汗)
*背面液晶
E-3 の 2.5 型に対して 2.7 型と、少しだけ大きくなっています。
それはそれとして、気の所為かも知れませんが、私の E-3 よりも明るく、ハッキリした映像を見せてくれるような気がしました。
*アートフィルター
E-30 最大の特徴で、セミナーの説明もこれが主でしたし、ネットの掲示板などでも評判が良いようですが・・・私は興味がないので、全く試していません(汗)
*多重露出
普通の多重露出の他に、メディアにある既撮影分の任意の RAW 画像を選んで、その画像を見ながら新しい画像を撮って重ねることができるので、これは使えそうな気がします。
ただ、考えて見ると、カメラでも PC でも良いので、任意の複数 RAW 画像が無劣化合成できれば、それの方が便利かなぁ~!?
*水準器
これは便利そう・・・と思ったのですが、実際にカメラを動かして見ると、感度はかなり鈍そう!
1目盛が何度(零点何度)に相当するのか聞いて見たら・・・その説明員は回答できなかったけれど、「精度は±1°」とのこと。
0.3°傾けばほとんどの人が気づくといわれているようなので、これで果たして役に立つのかどうか・・・?
*ライブビュー時のコントラストAF
E-3 にはない機能であり、位相差AFが作動中はライブビューが見えないので、ライブビュー時の比較はできないし、そもそも私はほとんどMFなので、E-3 のAF時の感覚も当てにはならないが、E-3 の通常時のAF(位相差)と E-30 のライブビュー時のコントラストAFを較べると、後者の方が迷いが多いように感じました。
取り敢えず、E-30 での試写の中から5枚と、今回もモデル撮影会をやっていたので、E-3 で撮ったものを1枚アップします。
なお、E-30 で試写した1~5枚目は、全て単純縮小の JPG 画像、E-3 で撮った6枚目だけは、いつも通り RAW 現像時に自分好みに調整したものです。
1.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F5.6>
2.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F3.5>
これを撮ったボディーは日付の設定がされてなかったようで、ファイル名の日付部分は[101](1月1日)となっており、Exif には日付が記録されていませんでした。
なお、元画像には日付以外の Exif 情報は記録されているのですが、ここにアップしたものは、少なくとも私が使っている Exif 閲覧ソフト(Exif Quick Viewer)では、何故か見えません(汗)
3.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F5.0>
4.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F3.5>
果物の RAW 画像に、多重露出でアクセサリーの画像を重ねたものです。
5.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F3.5>
会場の照明を暈して撮った RAW 画像に、多重露出で造花の画像を重ねたものです。
6.OLYMPUS Photo Festa 081206
モデル撮影会
OLYMPUS E-3
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mmF2.8-4.0 SWD+EC14 <F5.7>
人物を撮るのは、昨年の E-3 発表会以来ですから、1年余り撮っていないことになります。
やはり難しいですね(汗)
行先は六本木のベルサール六本木「オリンパスフォトフェスタ」会場。
目的は、もちろん、OLYMPUS E-30 を実際に触って見ること。
E-30 とは、12月20日(だったかな?)に発売される、OLYMPUS の中級デジタル一眼レフで、プラスチックボディーで防塵防滴仕様でないこと、光学ファインダーの倍率と視野率がやや劣ることを除けば、フラッグシップモデル E-3 とほぼ同等の性能と、E-3 にはない新しい機能を有しています。
私は元々、E-二桁機(かなり前から、E-30 と噂されていた)の出現を待っていたのですが、なかなか情報が漏れて来ないので、しびれを切らして E-3 を買ってしまったこと、E-二桁機はペンタプリズムのない E-300 系のデザインと、ハード面で尖ったものを期待していたのに、デザインは E-3 そっくり、目新しいのはソフト面だけで、ハード面では大した特徴がないこと、そして、なによりも軍資金がないこと・・・より、今回は、端から全く買う気はなかったのですが、取り敢えず、予約制のセミナーに申し込んでおいたら当選したので、行って見ることにした訳です。
会場は、E-3 のとき(六本木ヒルズ)よりも広かったのですが、出足はイマイチという感じで、それだけ自由に触ることができました。
ただ、肝心のセミナーは、私が初めて行った E-330 のときが最も良くて、参加者一人に1台のカメラが用意され、説明を聴いて実物で確認することができたのに、E-3 のときはカメラもテーブルもなく、それでもセミナーの内容はそれなりに充実していました。
しかし、今回は1時間の内30分で、ありきたりの説明をしただけ、残りの30分は、「ここまで見せます!Adobe Photoshop CS4 のすべて」。
何で、こんなもの、ここでやらなきゃならないの?
では、実際に触って見た感想を、少しだけ。
*持った感じ
プラボディーとファインダー倍率・視野率削減のお蔭か、E-3 より 160g ほど軽いのですが、これは実感できます。
なお、手にはしっくりなじむ感じで、剛性不足も、私は感じませんでした。
ただ、カットモデルを見ると、ちょっと不安な気もします(笑)
*ファインダー
前述の通り、倍率も視野率も E-3 よりやや劣るので、余り期待していなかったのですが、実際に覗いて見ると、(もしかしたら、私の E-3 に不具合があるのかも知れませんが)私の E-3 よりも切れが良い感じがしました。
後で考えて見ると、各テーブルには、E-30 の他に、E-3/E-520/E-420 が置いてあったので、置いてある E-3 と較べて見るべきでした(汗)
*背面液晶
E-3 の 2.5 型に対して 2.7 型と、少しだけ大きくなっています。
それはそれとして、気の所為かも知れませんが、私の E-3 よりも明るく、ハッキリした映像を見せてくれるような気がしました。
*アートフィルター
E-30 最大の特徴で、セミナーの説明もこれが主でしたし、ネットの掲示板などでも評判が良いようですが・・・私は興味がないので、全く試していません(汗)
*多重露出
普通の多重露出の他に、メディアにある既撮影分の任意の RAW 画像を選んで、その画像を見ながら新しい画像を撮って重ねることができるので、これは使えそうな気がします。
ただ、考えて見ると、カメラでも PC でも良いので、任意の複数 RAW 画像が無劣化合成できれば、それの方が便利かなぁ~!?
*水準器
これは便利そう・・・と思ったのですが、実際にカメラを動かして見ると、感度はかなり鈍そう!
1目盛が何度(零点何度)に相当するのか聞いて見たら・・・その説明員は回答できなかったけれど、「精度は±1°」とのこと。
0.3°傾けばほとんどの人が気づくといわれているようなので、これで果たして役に立つのかどうか・・・?
*ライブビュー時のコントラストAF
E-3 にはない機能であり、位相差AFが作動中はライブビューが見えないので、ライブビュー時の比較はできないし、そもそも私はほとんどMFなので、E-3 のAF時の感覚も当てにはならないが、E-3 の通常時のAF(位相差)と E-30 のライブビュー時のコントラストAFを較べると、後者の方が迷いが多いように感じました。
取り敢えず、E-30 での試写の中から5枚と、今回もモデル撮影会をやっていたので、E-3 で撮ったものを1枚アップします。
なお、E-30 で試写した1~5枚目は、全て単純縮小の JPG 画像、E-3 で撮った6枚目だけは、いつも通り RAW 現像時に自分好みに調整したものです。
1.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F5.6>
2.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F3.5>
これを撮ったボディーは日付の設定がされてなかったようで、ファイル名の日付部分は[101](1月1日)となっており、Exif には日付が記録されていませんでした。
なお、元画像には日付以外の Exif 情報は記録されているのですが、ここにアップしたものは、少なくとも私が使っている Exif 閲覧ソフト(Exif Quick Viewer)では、何故か見えません(汗)
3.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F5.0>
4.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F3.5>
果物の RAW 画像に、多重露出でアクセサリーの画像を重ねたものです。
5.OLYMPUS Photo Festa 081206
E-30 試写
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 14-54mmF2.8-3.5 Ⅱ <F3.5>
会場の照明を暈して撮った RAW 画像に、多重露出で造花の画像を重ねたものです。
6.OLYMPUS Photo Festa 081206
モデル撮影会
OLYMPUS E-3
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mmF2.8-4.0 SWD+EC14 <F5.7>
人物を撮るのは、昨年の E-3 発表会以来ですから、1年余り撮っていないことになります。
やはり難しいですね(汗)