特養入居説明会へ行く

日曜日。弟とＹ、Ａくんと３人で来春新規開設する特養の入所説明会へ行った。

やっぱり兄弟みんなで聞かないとね！1人もしくは２人組で来場する人は多かったけれど、3人組はわたしたちだけだった。

予約制で定員50人の説明会。資料と席が足りなくなっていたから定員以上の人が来場していたんだろう。わたしはちゃんと３人分予約したから資料が足りないのはわたしたちのせいではありません（^_^;)みんな、誰から情報仕入れたのかな。

同僚のＡが、「弟さんたち、くるりさんの言うことよく聞いてくれますね、うちなんて全然ですよ」と言われたけれど。

そういうもの？まあ、考えてみたら。わたしの弟達はわたしの言うことを幼い時からほぼ聞いてくれている。

無理難題は言わない。蚊取り線香火をつけて持ってきてとか、カルピス入れてきてとか。

姉の言うことは絶対の独裁恐怖政治の産物なんてことでは恐らくない。弟たちは良い子なのだ。

特養＝特別養護老人ホームは比較的低料金で利用できるので待機人数が多い。

実家周辺にも施設は数カ所あるがどこも定員。これまで通っていたデイサービスの施設にも特養は併設されていたけれど、130人待ちの数年待ちだ。

結局はついの住処となる。入居者が亡くなる、自分よりも先に待つ人が亡くなると順番が廻ってくる仕組み。

急を要する場合は優先的に入居できることもあるようだけれど、みんなが待っているのだからよっぽどでないとまず無理。

なので、既存よりも新規オープンするところがあればか入居しやすいという情報は得ても、そんなに都合よく新規オープンするところなんてあるわけないよと思っていたら、あった。

ケアマネＳさんに、既存施設で母に良さそうなところピックアップしてくださいとお願いしておいたところ、市内の特養一覧から数カ所。それから来春オープンするという施設Mを教えてくれたのだ。

MはJR最寄り駅から徒歩10〜15分。車を運転しないわたしにとってはありがたい。大抵のところはどこぞの駅からバスで20分とかばかり。

早速調べてみると、開設準備室のホームページが立ち上がったばかりでサイトから資料の請求できた。

請求当日に電話連絡があって、なぜかスタッフの応募かと聞かれたけれど(+_+)入居者募集と同時にスタッフも募集しているのね。

県内で保育園を十数箇所経営している社会福祉法人だった。老人ホームは初めてとのことで実績なし。ノウハウもないだろう。

とは言え、いつになるかわからない特養で順番待ちをするよりも現実的だ。

施設に入るなんて可哀想だと思っていたけれど、じゃあ自分が世話をできるかと言うとできるはずもなく。

人の目があり衣食住の心配がなく、清潔に安全に暮らせるというのはお母さんにとって悪い話ではないのかもしれない。

日曜日は天皇賞と参議院埼玉県選出議員の選挙があった。


１番人気、アーモンドアイが１着。昔、外国人にモテる日本人女子は黒髪おかっぱ頭のアーモンドアイだったけれど、今はどうなの？
２着はダノンプレミアム。お父さんはかの有名なディープインパクト。馬名の意味は、冠名＋高品質、格別な働きを期待してだそうだ。ヨーグルト由来かと思った。


前埼玉県知事、上田清氏の圧勝。そういうことだよね。


説明会の帰りに、３人でお母さんの顔を見に行った。文明堂でどら焼きとカステラ巻きを買っていって４人で食べたのだけれど。ペロリと食べたあと、お煎餅はないのかと言う。お母さんは元気だ。

月曜日のお母さん

８月に腰椎圧迫骨折骨折で6週間入院をした。退院1ヶ月後の受信で病院へ。

久しぶりの外出。車椅子を押すわたしは暑かったけれど、お母さんは秋風が快適のようだった。

「お母さん、すごいお花活けてあるよ。お花の横で写真撮る？」
「そうだな。これはなんだ？きれいだな」



「造花だったね（笑）」
「造花だ」



「遺影も撮っておこう！」
「美人に撮れよ」



「今まで撮った遺影で１番いいかも」
「左様か」
「左様でございます（笑）」

診察は11時、その前にレントゲンを撮っておいたけれど、実際の診察は11時半を過ぎていた。

圧迫骨折した骨はきれいに潰れていて、他にまた折れたところはなかった。よかった。コルセットで骨折の予防はできないが、痛みの軽減にはなるそうだ。

先生　「どうですか？」
お母さん　「生きてますよ」
先生　「でしょうね」

お母さんの返しも酷いけれど、先生の返しも酷い(^^;)

次は4週間後だ。他の骨が壊れてしまいませんように。





鶴屋吉信のJack-o-Lantern！全然怖くない（^_^）