くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

見舞い

2015-10-31 13:36:20 | 弟Y
弟Yの様子を見てきた。昨日の朝、通勤途中に寄ったときより、顔のむくみがひいていたけれど、日によって違うんだそう。

昨日は胃カメラと動脈からの採血をしたらしい。胃カメラは麻酔で眠ってしまい気がついたらベッドの上に戻され、採血は鼠蹊部からでとんでもなく痛かったって。あと2週間ほどは検査が続く。

今日は土曜日で何もすることがないというので、病院裏の実家へ帰ってしまえば?と勧めてみたが、両足の筋肉と膝が痛いので、動くのが辛いんだとか。父は入院中、よく自宅へ帰ってテレビを見ていて夕食前に病室へ戻るを繰り返していた。お彼岸の時にお墓で会った時は元気だったのに。本当に可哀想だ。

読書とは縁のないYだけれど、暇つぶしに何か読むか聞いたら、俺、シンワなら読むかもって。シンワって何?と聞くとギリシャ神話だそう。よしよし、お姉ちゃんが買って来てあげよう。

あと、両隣のおじさんたちがおしゃべりといびきがうるさいというので、耳栓も買ってくるね。

病院の歩道脇、ビオラが風に揺れていた。




遅刻

2015-10-30 08:51:16 | 日記
いつもは始業40分前くらいに執務室へ入るが、今日はどう頑張っても無理。

どうせ遅刻するのだから、入院中の弟の顔を見てから出勤しようっと。まだ寝ていた(^^;;

どうせだから、駅で何か食べちゃえ。
食べたかったカツサンドとは違うけれど、腹ペコ青虫だったので、これはこれで美味しかった。

いつも通るところ。時間があるからまじまじと見上げてみると、随分立派な天井だったのね。仕事は仕事でいろいろあるけれど、とりあえず個人的な家庭の心配事を忘れさせてくれる。今日も頑張ろう。




救急車に乗る

2015-10-30 08:38:29 | お母さん
明け方、トイレに起きた母が。頭が痛い、気持ち悪い、手足がしびれる、脳梗塞だ、くるりちゃん、病院へ連れて行ってーと。

救急車を呼んだ。落ち着いているつもりだったけれど、住所や部屋番号、母の年齢がとっさに出てこなかった。見えるところに書いて貼っておこう。

既往歴は、糖尿病と脳梗塞と、あとなんだっけ。お薬手帳はあるけれど、最近のが全然貼ってないじゃん!

こういうのっていきなりやってくるんだな。常にある程度の準備が必要だぁ。

あなたは誰ですか?どういうご関係?
長女です。今週たまたまこちらに寝泊まりしているだけで、詳細はわかりません…なんて情けない受け答え。親のこともろくに知らない。

救急車はもう向かっていますから、玄関のドアは開けておいてください。
待つ救急車はなかなか来ない。

3人の救急隊員がやってきた。脳梗塞だと言う割に、母はよどみなく話す。でも、今日が何日で何曜日かは答えられない。それは今に始まったことではなく。病院に行く日、詩吟の稽古に出かける日はわかっているけれど、それ以外は何日かとか何曜日かとかは関係ないようだ。

両手もまっすぐにあげられる、足もどうにかあがってる。これで脳梗塞なのかなぁ。

お母さんは救急隊員の人に、息子が入院しているから家の向かいにあるN病院に行きたいという。

N病院、大丈夫ですよ。2、3分でつきますから、頑張って。娘さん、お母さんの履き物持ってきてください。

長丁場になるんだろうかと心配になって今朝食べようと買ったまい泉のカツサンドと飲みかけのペットボトルの麦茶を鞄に突っ込んで出てきた。

救急車に乗るのは2回目。1回目は25の時。職場近くの聖路加病院を頼んだけれど断られ、門前仲町の病院に運ばれてしまったんだ。当時の職場は分室で明治時代の古い建物。都だか区から指定を受けて手を入れられないとか聞いたけれど、とにかくエレベータもなく、階段の傾斜も激しいのでストレッチャーではなくクマみたいな救急隊員のおじさんにおんぶされて、救急車に乗ったんだっけ。同僚で今も付き合いのあるK子ちゃんがついてきてくれた。

さてさて、お母さん。本人の見当では脳梗塞。でも、病院へ来て、看護師さんとスタスタ歩いてトイレに行っている。処置室にも歩いて行った。

…やっぱ、脳梗塞じゃないよなぁ…

CTの結果は、5年前の脳梗塞の跡はあるけれど、それ以外はきれいです。
しびれは糖尿病によるものでしょうとのこと。頭痛薬出しておきます。
今日はこのまま帰っていいですよ。
娘さんも会社に行って大丈夫。

わたしの足でこの救急病院から実家まで徒歩5分。母を連れて15分。
早朝散歩となった。

帰るなりお腹が空いたと、カツサンドをむしゃむしゃ。もっと食べたいというので、わたしの分を渡すと、ぺろり。

…わたしも楽しみにしてたんだけど…σ(^_^;)
まあ、まあ買えばいいや。

じゃあ、お母さん、わたし行ってくるよ。

この先どうなるのかなぁ。
わたしにも家がある。マイケルとミルキー、2人ともわたしがいなくても大丈夫。
でも、わたしも自分の家に帰りたい。
でも、今までみたいにお母さんを放っておけはしない。
でも、でも、でも、だ。困ったな。


実家の片付け

2015-10-29 23:49:33 | 日記
昭和12年生まれの母。昨年父が亡くなり、今はこのマンションで三男Aと2人暮らし。

昔から片付けや掃除は苦手だったけれど、お料理は好きで美味しい物を沢山作ってくれた。

でも。今は糖尿病と脳梗塞を患い、右手がちょっと不自由。視力もかなり低下してしまって、何回かの手術でずいぶん回復したようだけれど、細かな水加減はできなくってしまった。そんなわけで、美味しいご飯は炊けず、おかずも美味しいのは作ってくれなくなってしまった。

食事は買ってくれば済む。掃除もお金を出せば済むけれど、そこまで余裕はない。

山積みにされたほぼ1年分のDMの類はほんの手始め。これからばんばん捨てていかなくちゃ。

お母さん、そんな悲しい顔しない!お家の中が広くてきれいになれば、今よりもっともっと快適になるから!