くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

席を譲られる

2017-11-29 12:05:17 | 日記
仕事帰りは品川から山手線に乗る。朝は池袋からそのまま品川まで乗っているが、帰りは大崎で埼京線やら高崎線やら、池袋まで早く着く電車に乗り換える。

その方が山手線より空いているので、たとえ座れなくても鮨詰めではないから。

昨日もそのつもりで山手線に乗り込み、大崎で開くドアよりの座席前に立つと。

外国人の男の子が、すっと立ち上がりどうぞという。目が合ったわけでもないのに、すっと。

誰?わたし?

常々、若者が勇気を出して席を譲ろうと立ち上がるのに断る年配者を見て、譲られた席にありがたく座るのもマナーだと思っているわたし。

初めてのことで少々戸惑ったけれど、ありがとうと素直に座らせてもらった。

大崎で降りるのも憚られ、そのまま池袋まで座ることに。譲ってくれた男の子は渋谷で降りていった。

わたしも含め、一度腰を下ろしてしまうとなかなか席を譲るという行動に出られない日本人。
せっかく席を譲られても行為に甘えることができない年配者。

渋谷までの10分ほどいろいろ考えた山手線の中。



入江くん

2017-11-26 22:42:00 | 日記
ミルキーのバイト先に競泳の入江陵介選手が来たという。

トークショーとサイン・握手会。先着30名様分のチケットはとっくの昔になくなっていたけれど、入江くん見たさの女性が会場には沢山詰めかけていたらしい。

ミルキーはというと。自分の持ち場に入江くんのにわか控え室ができてラッキー。とりあえず、こんにちはと挨拶をして様子をうかがったようだ。

普通に話してくれたので、少し話せたと喜んで帰ってきた。

背が高く、顔が小さくて目が大きくて、かっこよかったそう。いな、いいな、お母さんも入江くんに会いたかったよ。

ミルキーが入江くんが来るから来たらと誘ってくれたのに行かなかったのはわたしだけれども。次は北島康介くんが来るらしいぞ。

ディエゴ・リベラの時代

2017-11-25 16:25:16 | 美術館・博物館
実家へ行った帰りに埼玉県立近代美術館に寄った。

この人の壁画を名古屋市美術館でも見た。プロレタリアの団結。

メキシコで活躍した北川民次さんが瀬戸市出身だったこと、メキシコシティと名古屋市が姉妹都市ということから名古屋市美術館にメキシコの画家の収蔵品が多いらしい。

今回のリベラの他に、ホセ・クレメンテ、フリーダ・カーロ、タマヨ、ポサダ。名古屋市美術館からのものが多かった。







お母さんのパンツ

2017-11-25 14:07:02 | お母さん
お稲荷さんが沢山できたので、お母さんに届けようと実家へ行ったら。

エントランスにお母さんと近所のおばちゃん二人が出掛けようとしている。

あれ?出掛けるの?

聞けば、昨日の詩吟の稽古が今日に振り替えになったのだとか。

おばちゃんが小声で言う。

くるりちゃん、お母さんのパンツ買ってきておいてくれない?

先週買っておいたんだけど、なかった?

こんなんなっちゃってるから、どこにあるかわからないと。

こんなんなっちゃってるからというのは、洗濯物がたたんではあるけれど、床置きで山になっているということ。

お母さんは、認知症が始まって、お手洗いが間に合わないことが多くなった。そして、すぐに洗濯はしているけれど、干すことはせずにそのまま乾燥させるようになった。パンツとズボンばかりが洗濯と乾燥が繰り返される。

乾燥機を使わないとしたら、きっと洗濯が終わっていても、洗濯をしていたことすら忘れてしまってパンツは洗濯機の中で次の洗濯を待つことになりいつまでたっても洗濯機から出ることができなかったかもしれない。

部屋に入ってお母さんのパンツを探す。あった、あった。常に乾燥機で乾かすので、衣類は縮んでいく。古いパンツは少し小さくて新しいパンツは少し大きい。

お稲荷さんをテーブルに置いて、トイレを簡単に掃除して、弟Aくんの部屋以外をざーっと掃除機をかけた。今日はこれだけ。