くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

しょんぼりハービー

2021-05-31 15:36:11 | プール&スポーツクラブ
「くるりさん、僕、嫌になっちゃいました」

「何が」

「僕が悪いんですけど」

「何したの」

武器になりそうな銀色の10キロダンベルを持たされて、ふーふー言いながらワイドスクワットをしているわたしの横で、浮かない顔をしているハービー。普通、トレーナーはトレーニーの傍らで応援すると思うのだがだがだが。

ハービーは医学生。教授都合で別日に振替になった実習の連絡を見落として欠席。教授から呼び出しを食らい「ハービーくん、金曜日なんで来なかったの?実習受けないと留年だよ」と言われてブルーが入っている。

ハービーは実習を楽しみにしていたのだけれど、振替になった金曜日はプールで気持ちよく泳いでいたらしい。

「僕もう、大学辞めたくなりました」

「え?そんなことで?」

「もう嫌です」

「そんな実習1つ出なかったからって留年になんてならないよ。きっと救済措置あるし、注意されただけだよ、他にも見落として参加しなかった子がきっといるから、大丈夫、大丈夫」

「でも、僕。。。」

こうなるとグズグズのダメ男になる。

「せっかく入ったんだし、みんな応援してくれているんだから、そんなんで不貞腐れちゃだめだよ、損するよ」

慰め、励まし、またねと別れた。ハービーは次のパーソナルトレーニングへ。わたしはウォーキングマシンでのしのし坂道歩きで汗をかき、さらに水中ウォーキングのクラスに参加していると、ギャラリースペースからの視線を感じて目をやるとなぜかハービーがいた。

何をしているのだ、あいつは。。。手を振ると振り返して降りてきた。どうやらパーソナルトレーニングがキャンセルとなって暇つぶしにプールへ来たらしい。

わたしたちが歩く隣で泳いでいる。さすが長い手足はダテではなく、あっという間に向こう岸。だいたいが潜水して半分くらい潜っているので何回も掻かずに着いてしまう。しばらく遊んでいたようだけれど、いつの間にかジャグジーに移っていた。

大きな体が小さくなってなんとなくしょんぼりしているように見えて、可哀想になった。嫌だな、もう。そもそも自分の見落とし、悪いのはハービーなのだけれど。きっと大丈夫だよ。ハービー、元気出せ!今晩は元気になってるといいな。










デカの朝ごはん

2021-05-28 08:38:32 | 日記
浜松町はコンビニが多い気がする。罪だ。
他のものも沢山売っているのに、敢えてこれを選んでしまった。

朝ごはんも食べてきたし、本当はこんなの食べちゃいけないんだけど。


朝だし、いいか。もう食べちゃったし。




うざいしムカつく

2021-05-25 12:56:00 | プール&スポーツクラブ
来月からスポーツクラブの部活、筋トレクラブに入部することにした。週一、同じメンバーにトレーナーが1人ついてみんなで座学と筋トレをするらしい。5月からスタートしているのだけれど、今月は予定が立て込んでいたのでわたしは遅れて参加する。

思うところあって、ハービーには相談しないで入部を決めたのだけれど、フロントで手続きをしてくれたのがハービーと仲良しスタッフだったので情報は筒抜け。

「くるりさん、入部したんですね!どうしたんですか、急に!」

やたら、嬉しそうだった。前にハービーに入部を案内されたのだけれど、その時は「みんなで同じ時間に同じことやるなんて嫌だし、友達もいらない」と拒否していたので。

「気が変わったの」

「なんでですかー、どう気が変わったんですかー」 

「なんとなくだよー」 

ほんと、うざい。

「何でも僕に相談しないとできなかったのに、くるりさん、超やる気じゃないですかー!」

何でも僕に相談しないとできないなんて。わたしをいくつだと思ってるんだ。。。

「いいじゃん、別に。やって見ようかなって思ったの」

実のところは。医学生ハービーがいつトレーナー業を辞めてしまうかわからないので、ぼっちトレーニングになるかもしれないとその保険で入部した。トレーナーは他にも沢山いるんだけど、ハービーじゃないと1対1は緊張してしまうのだ。

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別の日。
「くるりさん、(筋トレ部活)もうすぐですねー」

「うん」

「入部、後悔してるんですか?」

「うん」

「僕は楽しみだなー、見に来ちゃおうかな」

「何を?」

「くるりさんですよー」

「ハービーはお休みの曜日だよ」

「いいですよ、別に。学校休みだし、僕自分のトレーニングしがてら見てます」

「なんで」

「もう、僕は目に浮かぶんですよ、くるりさんの姿が。スクワットはプロ級ですけど、こっちがですね」と言ってくすくす笑っている。

こっちと言うのは、部活では器具を使って懸垂みたいなことをするらしいのだけれど、それがまるっきりできないポンコツ姿が可笑しいと笑っているのだ。そこは応援するところなんじゃないのかーい?

「くるりさんができなくてヒーヒー言ってる姿が本当に想像つくわけですよ(笑)」

ほんと、ムカつく。

時間がなかったので15分だけ歩いた。脂肪よ、燃えろ。燃えろ、ナツコ。あのときの世良さんはかっこよかった。


ハービーのお仕込みのスクワットで空気椅子は得意なわたし。







オリパラ都市ボランティアの件

2021-05-24 23:11:28 | 日記
自宅から徒歩で20分ちょっとくらいのところにオリパラ会場がある。去年じゃないな、一昨年かな。広報誌で募集があり、市のおもてなしボランティアに申し込みをしていた。土曜日その説明会が、ミルキーが通っていた小学校の隣にある市民会館であった。

小学校卒業後はピアノの発表会会場だったので年に1度、6年くらい来ていたけれど大学生になってピアノをやめてしまったので、市民会館へ行ったのは8年ぶりくらい。耐震補強工事は済ませてあるようだけれど、そもそも古い建物。外観、内部ともに何も変わらず古ぼけた昭和の香りぷんぷんの建物だ。

ボランティア保険に加入して、当日着用のTシャツを受け取り、そのまま説明会場へ。説明用のビデオを2本、合計17分視聴で終わり。

ボランティアの日程と種類、ボランティア当日までの健康管理と記録、当日の持ち物と注意事項などの説明を受けた。700人近い応募があったそうで各自参加できるのは2日だけ。意外と少ない。

コロナの収束が見えない中、オリンピック・パラリンピックの開催可否、是非いろいろあるけれど、できるものならわたしは開催してほしい。なんなら、オリパラ期間中はロックダウンしてくれてもいいくらいだ。みんな、お家で応援しましょうということで。

あちらを立てればこちらが立たず。うっかり口を滑らせようものなら総スカンの袋叩き。何か良い手立てはないものかなあ。

最近のモヤモヤ。ピンチに強いビッグサーバー、男子バレーボール人気の立役者のキャプテンをこんなぎりぎりで代表から外すなんて。ガイチ、酷過ぎる。わたしは14番推しだけれど、8番の心中を慮ると辛い。戦略ありき、代表争いが熾烈なのはわかってるけど。言葉が足りない。冷たい。東京五輪はパリ五輪のリハーサルじゃないのに。


あと3週間

2021-05-24 08:20:01 | やる気スイッチ

逃げた後の話。減量やめろコールを聞き流していたら、真面目な話ですとハービーに捕まって説教された。そろそろ年貢の納め時。 

このまま続けてわたしがしっわしわのがっさがさの枯れ枯れになるのはいつかと聞くと、やり方次第だけれどこのままあと3ヶ月も続けてはいけないと。ハービー的にはできるだけ早くやめてほしいそうだ。ふーん。ちなみにわたしはダイエットハイにはなっていないし、拒食症もなっていない。

ちらちら顔色を伺うといつもへらへらしているのに真面目な顔をしていたので、それなりの回答をしなければいけない感じ。間違ってもそのぎり手前、2ヶ月半とかは許されない雰囲気。チッ。

「じゃあ、ゼロゼロになってもならなくてもあと3週間でやめる。いい?」

「いいです!いいです!くるりさん、あと3週間できることは全部やっていきましょう!」

ハービーは満足そうだ。渾身の説得を聞き流してきたおバカがやっと分かったか的な。なんだ、トレーナーみたいなこと言いやがって。

①お水はこれからも積極的にこまめに飲む。

②心拍数130〜140くらいの運動を30分以上続ける。

③お夕飯の脂質摂取を控える。

④とにかく早く寝る。
 
「坂道歩きだと平均の心拍数143とかになってるからそれでもいい?」
 
「それでゼイゼイしますか?」

「しないよ」

「今、声かけないでくれる?くらいがいいんですけど」
 
「それは無理、死んじゃう」

「クロスバイクとか」

「バイク系は前腿に筋肉つくから嫌だ」

「じゃあ坂道歩きをハイペースで」

おバカさんは口が減らない。結局はやることは同じ。

「で、その後はどうするの?」

「来月相談しましょう」

「ノープラン?」 

「いやいやいや、くるりさんの気が変わるかもしれませんからね、その時に相談しましょ」

・・・あれは絶対ノープランだな。

いつもは時速5キロで歩いているけれど、6キロにしてみた。出来ないことはない。ちょっと疲れる。