元同僚のNさんと今日の夕方か日曜の午後にKちゃんの見舞いに行こうと約束をしていた。
Nさんは朝のうちに今日か日曜日に行こうと思っているけれど、都合はどうかメールで尋ねたけれど、Kちゃんから返信はなく。
Nさんは今日は仕事はお休みだったことと、どうせお見舞いに行くなら少しでも長く病室にいてあげようとか思ったらしく、4時を目指して向かっていたらしい。
で、病院最寄り駅、御成門についたところで、Kちゃんのご主人が来ていることをメールで告げられ、邪魔をしては悪いと大手町まで戻ってお茶を飲みながら、それならわたしと行こうということでわたしの終業を待っていたらしい。
そこへ、Kちゃんから連絡があり、ご主人が帰ったと。で、そのまま病院へ行った途端に、今日じゃなくて金曜日がよかったと、何度も繰り返し言われたそうだ。
20分ほど遅れてわたしが到着。ノックをして入ると、NさんがKちゃんにくるりさんが来たよと告げ、わたしが調子どう?と聞いた返事が、くるりちゃん、今日じゃなくて金曜日がよかったのにーと。
結局、Kちゃんのお姉さんがくるまでの30分程だけれど、4回言われた。今日じゃなくて金曜日がよかったと。
どうにもこうにも個室でひとりぼっちが嫌なのだ。
できることなら叶えてあげたいが、わたしたちにもそれぞれの生活があり、家族があり、なかなか病気の友達の見舞いを中心にすることは難しい。頭の隅にはいつもあるのだけれど。
病室を後にしながら、今日のお見舞いはノーカウントみたいだね…とNさんと話す。顔を見たくて行ったわけだけれど、彼女の中では勝手に来たって感じみたい…
桜は満開、春が来ている。世間はお花見真っ只中なのに、病気の友達は隣の建物しか見えない個室のベッドで1人横になっている。
個室へ移ってそろそろ1ヶ月。皆、思うところ、いろいろ。