くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

お別れ

2016-05-02 22:06:59 | 病気の友達
12時から土曜日に亡くなった友達Kちゃんの葬儀があった。仕事は休んでしまった。

お経をあげてくれたお坊さんが、これからKちゃんは7日ごとに修行をして仏様になるとか言ってた。

だから、いつまでもそばにいるとか思っちゃいけなくて、7日ごとにあの世に送り出してやることが生きている者の勤めだとか、そんなようなことを言ってた。

初めて乗った都電。



連絡

2016-04-30 14:58:40 | 病気の友達
病気の友達が死んだ。

結局、彼女の病室に足を運んでいたのは、高校からの同級生Oさんと、N支店の同僚Nさん、かつての同僚KBさんとわたしの4人。

友達Kちゃんのお姉さんから訃報の連絡を受けたのもこの4人。

N支店にまだ現役で残っている人にはNさんが、N支店にいない人にはわたしがそれぞれ手分けをして連絡をした。

Nさんはみんなに内緒にしていたみたいでなんか嫌だという。そんなこと言ったら、わたしなんてご無沙汰しちゃって久しぶりに連絡するのが訃報になるんだよ~と。

支店内でNさんが内緒にしていたわけではなく、Kちゃんが望まなかったからだと、Nさんが悪いわけではないと、友達として最後のお勤めをしようとなだめ、励まし連絡させた。ヘタレが多くて困る。

わたしだって、半べそかきながら元上司や先輩方に連絡してる。聞いてきてくれた人にだけ葬儀の予定を連絡するようにしたのだけれど、聞いてくる人、来ない人、返信すらない人。いろいろ。

支店内では、自分からは何も聞いてこないのに、誰かから個人的にお香典を預かったりすると何で声を掛けてくれないのかとブーイングになる。また、つまらないことで揉めるんだろうな。

ゆっくり、悲しみに浸る暇もない。

病気の友達が死んだ

2016-04-29 21:43:35 | 病気の友達
友達のお姉さんから、午後1時過ぎに亡くなったと連絡があった。

本当は今晩、顔を見に行く予定だったのだけれど、何時ものごとく1人で見舞う勇気のないわたしは、Nさんの都合で明後日にしてしまった。

オタンコナースの友達は、みんなが忘れないようにって祝日を選んだんですねと言っていた。

最後は苦しまなかったのかな。お腹を空かせたままだったのかな。

大人になってからできた友達が死んだ。すごく、寂しい。

今日は風が強く吹いていた。


緩和ケア病棟へ

2016-04-16 14:12:00 | 病気の友達
友人Kちゃんのお姉さんが緩和ケア病棟のある病院へ面談に行き、転院が決まった。

浮腫んだ足をさすってほしいと言われ、膝から下を触ると、腕はこんなに細くなってしまったのに足は丸太のようになっていて。点滴の水分は全部足に溜まってしまっているようだった。

支店からのお見舞いのプリザーブドフラワーを入れてきた紙袋をNさんが処分しようとしたら、家に帰る時に不便だから捨てないでくれという。

帰るつもりでいるんだ。死ぬなんて気はさらさらないみたい。

Kちゃん、ガッツあるね!素晴らしい!

ノーカウント

2016-04-02 00:23:41 | 病気の友達
元同僚のNさんと今日の夕方か日曜の午後にKちゃんの見舞いに行こうと約束をしていた。

Nさんは朝のうちに今日か日曜日に行こうと思っているけれど、都合はどうかメールで尋ねたけれど、Kちゃんから返信はなく。

Nさんは今日は仕事はお休みだったことと、どうせお見舞いに行くなら少しでも長く病室にいてあげようとか思ったらしく、4時を目指して向かっていたらしい。

で、病院最寄り駅、御成門についたところで、Kちゃんのご主人が来ていることをメールで告げられ、邪魔をしては悪いと大手町まで戻ってお茶を飲みながら、それならわたしと行こうということでわたしの終業を待っていたらしい。

そこへ、Kちゃんから連絡があり、ご主人が帰ったと。で、そのまま病院へ行った途端に、今日じゃなくて金曜日がよかったと、何度も繰り返し言われたそうだ。

20分ほど遅れてわたしが到着。ノックをして入ると、NさんがKちゃんにくるりさんが来たよと告げ、わたしが調子どう?と聞いた返事が、くるりちゃん、今日じゃなくて金曜日がよかったのにーと。

結局、Kちゃんのお姉さんがくるまでの30分程だけれど、4回言われた。今日じゃなくて金曜日がよかったと。

どうにもこうにも個室でひとりぼっちが嫌なのだ。

できることなら叶えてあげたいが、わたしたちにもそれぞれの生活があり、家族があり、なかなか病気の友達の見舞いを中心にすることは難しい。頭の隅にはいつもあるのだけれど。

病室を後にしながら、今日のお見舞いはノーカウントみたいだね…とNさんと話す。顔を見たくて行ったわけだけれど、彼女の中では勝手に来たって感じみたい…

桜は満開、春が来ている。世間はお花見真っ只中なのに、病気の友達は隣の建物しか見えない個室のベッドで1人横になっている。

個室へ移ってそろそろ1ヶ月。皆、思うところ、いろいろ。