12日未明、NHK R1で『ラジオ深夜便』を聴いていたら、「ぷちっ」という音がして、放送がと切れてしまった。
自作工作のゲルマラジオだから、アンテナ線の接触不良だったり、ハンダが剥がれてしまったりと、トラブルはいつものこと。
手はかかるけれど、そんなトラブルと付き合いながらのラジオな日々、時間は、もう十二分に爺さんになってしまったけれど、子供の頃のわくわく感が戻ってきて楽しくもある。
今回は基盤をテスターで点検しても断線しているようでもなし、アンテナ、アース線を別のゲルマラジオにつなげると放送が聞こえる。
今朝は、本格的に点検。
接点を軽くつついてみたり、引っ張ってみたり・・・
で、「ぽろっ」とイヤホンのヘッドが取れた(・o・)
久々にハンダごてを引っ張り出し、買い置きしてあったイヤホンに付け替え。
復活した\(^o^)/
千円も出せばゲルマラジオより数段性能のよいラジオが買えるし、スマホやPCのラジコアプリでノイズなどない高品質の放送が気軽に聴ける時代。
一般には、それらを使うほうがいいに決まっている。
もちろん化石化進行中の自分も、それらを持っていないわけではない。
でも、ゲルマラジオに手をかけている時間、自分で作った、直したラジオを聴いている自分が結構気に入っていて楽しいのである。
家庭菜園で畑をほじくって、野菜を作るのと通じるかな。
野菜だって、買ったほうが品質もよく安いものがスーパーや直売所にたくさんならんでいる。(笑)
それでも、作付けの計画をして、畑をほじくっているとき。草を引きながら育つのを見守っている時間は、値段にはかえられないものがある。
いつも、『シャンテック電子』さんから通販で部品を分けてもらっている。
字田舎に住んているので、通販で買えるこんな業者さんは有り難く、自分にとっては貴重。
商売としては大変そうだけれど、ながく続けてほしいなぁ。