ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

TRIO TR-7500

2020-02-24 | 無線機

TRIO TR-7500
昔懐かしいTR-7500の現状ジャンク品(専用マイク付き)(電源はいるか不明)が出ていて昔は買えなかったので懐かしく思い860円で購入しました。昔は144MHz帯は水晶を切り替える方式でTRIOからTR-7200Gが出ていてかなり売れたようです。このTR-7200Gはそれまでチャンネル表示であったものを周波数表示が可能になったものです。水晶が入っていないところはLEDランプが点かない機能もついていました。
このTR-7500はTRIOが初めてPLLで50chをロータリーSWで切り替える方式で20KHzステップで切り替える方式(ロータリーエンコーダーではなくSWで切り替えているところがすごい)です。このトランシーバーはベストセラーになって皆さん使用していましたね。

全面は目立つ傷などはなさそうです。ツマミの操作も問題なさそうです。筐体は何となくTR-7200Gにも似ているし古いTR-1100の流れを継承している感じもします。

リア

DCコードは傷んでいますので直します。

上のカバーを外したところ

スポンジはボロボロに傷んでします。

144MHzの水晶のほかA,B,Cにも水晶が入っています。多分消防無線などを聞くためのものと思いますが切り替えるとPLLがアンロックするので取り外します。どうせもう必要ありませんしね。

下のカバーを外します。

フロントパネルを外します。 スポンジが傷んでいるので交換します。LED表示は問題なさそうです。ロータリーSWはグリスを塗っておきます。

送信周波数が1KHzほどずれていたので10.7MHzを調整して合わせます。

モジュールを使用していないパワー段を見るのは久しぶりです。電解コンデンサーが膨らんでいたので交換、出力は10Wぐらいありましたが2SC1169の脇にあるTC1を回したら13Wまで出ました。

組み上げて終了。 受信感度も良く変調も問題なさそうです。このTR-7500は古くなると2SC460や2SC458が劣化して全部交換のケースがあるのですがこのTR-7500は使用頻度が少なかったのか、大切に使用していたのかもしれませんが大丈夫なようです。これは棚に飾っておくかな?。

 

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