ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

YAMAHA P2050 PA AMP その2

2023-04-21 | メインアンプ

パワートランジスタ2SA908が壊れていたのでその代わりになる物をガラクタ箱をゴソゴソと探していたらTO-3型の2SB557-2SD427を見つけました。互換TRではありませんがP2050の回路図を見ると使えるのではないかと思い使用してみることにします。使用してあった2SA908-2SC1585はPc150Wで100W以上出るTRなのでかなりオーバースペックです。

東芝製TO-3型の2SB557-2SD427 チェックすると外見に似合わすそれほど劣化していなく使えそうです。通常のパワーアンプで使用すると70Wぐらいは出ます。

アンプのヒューズ抵抗は切れていませんでした。その他のTRも使えそうです。

つまみはプラスチックをネジで締めて固定するのでひび割れていましたのでエポキシ系ボンドで補強しておきます。

ボリュームは分解清掃します。クリック式33.3KΩで良いボリュームです。

スイッチ類は分解清掃します。

こちらは清掃後

使いやすいようにRCA端子を付けます。

作動回路のトランジスタ(2SA872&2SC2320)はアンプに使用してある中から最適なペアを組み直して取り付けました。調整はアイドリング電流TP1-TP2の電圧を16mV(35mA)に設定DCバランスTP2-TP3の電圧をチェック 実機はL=1mV R=3mV

L,R=100Hz

L,R=10KHz

完成 残留雑音 L=0.07mV R=0.08mV  出力  L,R=50W 周波数特性  L,R=7-70KHz -1db

後ろのスイッチはSTEREO FLATにしておきます。

NOTE PC+DAC+FET PRI に接続

試聴中 出力は50Wと小さいですが滑らかな音が特徴という感じです。電源ONでポップノイズ音はほとんど聞こえません。

 

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