こんな時間に!
なんて、怒らないでくださいね。いま、本を読み終えて興奮冷めやらぬ状況です。
先日も書きましたが、いま、淡路に逃亡中の皐月さんです。
そんで昨日は、あまりに暇すぎる、運動不足解消、気晴らしのため、市立図書館に行ってきました。
歩いて30分くらいなので、ちょうどいい散歩コースなんですねー。
特に読みたい本があるわけでもなく、いいのがあればDVD化ビデオでもいいかなーなんて考えてたんだけど。
あわよくばレポートに使えそうな文献があれば、とか。
ここ半年~くらい、本屋さん・図書館に行くと習慣のようになってたこと。それは、有川浩さんの『阪急電車』という本を探すこと。
西宮市立図書館だと、2ヶ月くらい前の予約状況は40件弱!(だった気がする)
そんなん待てないし、ってあきらめて、本屋ではハードカバーを買ってもなぁって思ってて。(でも、ハードカバーすら最近売ってない)
半ばあきらめてたところで…ありましたよ、淡路の図書館に!
迷わず借りました。ようやく出会えた!みたな。
『阪急電車』は私が高3の3月に、あくるさんが借りてきて、チョッコさんに勧められた本。
大学の入学まであと少しってとき。
時間もあったから、ばーって読んじゃった。
これから住む、阪急沿線のお話。
まだ駅名を聞いてもぱっとしない、私の知らないところ。
でも、
これからこんな所に住めるんだ、って素直に好印象を持てた。
第一志望じゃない大学に行くってことで、ちょっといい気分ではなかったけど、
ここなら暮らしてみたいかも、と思わせてくれた本だった。
その本…いわば私の感謝の本との出会いから、約1年。
すっかり、私自身が阪急今津線にお世話になるようになった。
前はぱっとしなかった駅名も、今なら「ああ」と、容易に想像できる。
「あそこのことかな」って、「じゃあ今度注意して見よ」とか思ったり。
本は読むタイミングで、視点・感情移入の仕方、相手が違ってくる。
それでも、私はまた、1年前と同じ所で泣けてきました。
西北から宝塚へ行く(折り返しの)方の、「甲東園」の話。
関学(本編では最寄りの有名私立大学とされている)を受けたかったけど、受けられず、仕方なしに、”安全な”受験をする子の話。
受験のつらさが、1ページ弱に凝縮している。まさに、私だった。
私はまだ、その子みたいに腹をくくりきれてない…気がする。
1年もたつのに。
だから、この話を読むとまだ涙が止まらなくなる。
胸がずきんってなる。
『阪急電車』大好きな本です。
電車はたくさんの人が乗って、降りて、乗って、降りて…
まったく縁もゆかりもない、関係のない人たちが、小豆色の鉄の塊に、個人距離(人間が親しい人にしか侵すことを許さない距離)を無視して密集する。
その人たち、ひとりひとりに乗ってきた経緯、目的があって、降りてからの行き先がそれぞれある。
電車って、確かに物語の宝庫なんだろうなって。
『阪急電車』は、私に阪急沿線に住むことの良さ、っていうか住んでもいいんだよって教えてくれた、安心感をくれた本です。
感謝しています。この本に出会ってなかったら、1年前、そんな親しみを持てていなかったかも。
1年住んで、より具体的に駅の雰囲気がわかるようになって…
いつか、小林に住むのもありかもしないなって、今日読んでて思いました。
っていうかとりあえず、今度小林で降りてみようって思った。
(あと、有川さんが阪急今津線沿いに住んでいるというなら、きっと小林だと思う)
まあ一応、大学卒業したら一番住みたいと思っているのは、六甲・御影あたりですけど(笑)
(小説は偏って読んでますが、)
私の好きな本は『阪急電車』と『ぼくの小鳥ちゃん』の2冊です、と言い切れます。
小説は買わない主義の私ですが、手元に置きたいと思わせた作品です。
『阪急電車』の文庫版が出たらすぐに買います。
幻冬舎さん、お願いします。←本気
あと2冊?借りてあるので、明日までに読み切る予定です。
読書って久々にはいいね。やっぱ私は文書に書かれた活字が好きです。
なんて、怒らないでくださいね。いま、本を読み終えて興奮冷めやらぬ状況です。
先日も書きましたが、いま、淡路に逃亡中の皐月さんです。
そんで昨日は、あまりに暇すぎる、運動不足解消、気晴らしのため、市立図書館に行ってきました。
歩いて30分くらいなので、ちょうどいい散歩コースなんですねー。
特に読みたい本があるわけでもなく、いいのがあればDVD化ビデオでもいいかなーなんて考えてたんだけど。
あわよくばレポートに使えそうな文献があれば、とか。
ここ半年~くらい、本屋さん・図書館に行くと習慣のようになってたこと。それは、有川浩さんの『阪急電車』という本を探すこと。
西宮市立図書館だと、2ヶ月くらい前の予約状況は40件弱!(だった気がする)
そんなん待てないし、ってあきらめて、本屋ではハードカバーを買ってもなぁって思ってて。(でも、ハードカバーすら最近売ってない)
半ばあきらめてたところで…ありましたよ、淡路の図書館に!
迷わず借りました。ようやく出会えた!みたな。
『阪急電車』は私が高3の3月に、あくるさんが借りてきて、チョッコさんに勧められた本。
大学の入学まであと少しってとき。
時間もあったから、ばーって読んじゃった。
これから住む、阪急沿線のお話。
まだ駅名を聞いてもぱっとしない、私の知らないところ。
でも、
これからこんな所に住めるんだ、って素直に好印象を持てた。
第一志望じゃない大学に行くってことで、ちょっといい気分ではなかったけど、
ここなら暮らしてみたいかも、と思わせてくれた本だった。
その本…いわば私の感謝の本との出会いから、約1年。
すっかり、私自身が阪急今津線にお世話になるようになった。
前はぱっとしなかった駅名も、今なら「ああ」と、容易に想像できる。
「あそこのことかな」って、「じゃあ今度注意して見よ」とか思ったり。
本は読むタイミングで、視点・感情移入の仕方、相手が違ってくる。
それでも、私はまた、1年前と同じ所で泣けてきました。
西北から宝塚へ行く(折り返しの)方の、「甲東園」の話。
関学(本編では最寄りの有名私立大学とされている)を受けたかったけど、受けられず、仕方なしに、”安全な”受験をする子の話。
受験のつらさが、1ページ弱に凝縮している。まさに、私だった。
私はまだ、その子みたいに腹をくくりきれてない…気がする。
1年もたつのに。
だから、この話を読むとまだ涙が止まらなくなる。
胸がずきんってなる。
『阪急電車』大好きな本です。
電車はたくさんの人が乗って、降りて、乗って、降りて…
まったく縁もゆかりもない、関係のない人たちが、小豆色の鉄の塊に、個人距離(人間が親しい人にしか侵すことを許さない距離)を無視して密集する。
その人たち、ひとりひとりに乗ってきた経緯、目的があって、降りてからの行き先がそれぞれある。
電車って、確かに物語の宝庫なんだろうなって。
『阪急電車』は、私に阪急沿線に住むことの良さ、っていうか住んでもいいんだよって教えてくれた、安心感をくれた本です。
感謝しています。この本に出会ってなかったら、1年前、そんな親しみを持てていなかったかも。
1年住んで、より具体的に駅の雰囲気がわかるようになって…
いつか、小林に住むのもありかもしないなって、今日読んでて思いました。
っていうかとりあえず、今度小林で降りてみようって思った。
(あと、有川さんが阪急今津線沿いに住んでいるというなら、きっと小林だと思う)
まあ一応、大学卒業したら一番住みたいと思っているのは、六甲・御影あたりですけど(笑)
(小説は偏って読んでますが、)
私の好きな本は『阪急電車』と『ぼくの小鳥ちゃん』の2冊です、と言い切れます。
小説は買わない主義の私ですが、手元に置きたいと思わせた作品です。
『阪急電車』の文庫版が出たらすぐに買います。
幻冬舎さん、お願いします。←本気
あと2冊?借りてあるので、明日までに読み切る予定です。
読書って久々にはいいね。やっぱ私は文書に書かれた活字が好きです。