ベタ(闘魚)という熱帯魚をご存じでしょうか。
赤や青、紫など様々な色のものがあり、それとオスは長いヒレが美しく、
そのうえ丈夫で飼いやすい…という、良いことづくめのような魚なんですが、
なぜか僕が飼うとすぐに弱って死んでしまうのですよね(泣)
ベタというと、ワイングラスのような小さな容器でも飼えるとか、
「どうやっても死なない」なんて話を聞くこともあるんですが、
「自分とは相性が悪いのかも」と思うにいたり、
それ以来、お店で超キレイなベタとめぐりあっても、諦めることにしています。
しかし、最近、熱帯魚の養殖施設での、ベタの粗末な扱いが、動物愛護の観点から問題になっているようです。
一部では、「ベタを飼うのはやめよう」という考えというか、動きもあるとか。
丈夫な魚だけに、ひどい環境でも死ぬことがなく、とても生命に対するものと思えない、雑な扱われ方が行われているようです。
そういった事情から、店に並んでいるときにはすでにかなり弱っているか、下手すると半分死んでいる状態なのかもしれません。
僕の飼育技術が未熟なせいかとも思っていましたが、どうやらそればかりではないようです。
もしベタを飼うなら、普通の熱帯魚と同じ、きちんとした飼育設備を整えたうえで、
信用できる専門店から、購入するのが良いのではないか、と思います。
現在ベタを飼っている方、どうか大切にしてあげてください。
ベタに限らず、縁あってあなたや僕の水槽にやって来た魚なのですから、最後まで責任を持って飼うべきなのです。