演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

最近読んだ本

2012年06月07日 21時35分24秒 | 読書
「オバサンとサムライ」(養老孟司×テリー伊藤 対談集)
自分が変わることを怖れないことが勇気だ
先が見えない状況で一歩踏み出すことが勇気だ
言葉は変わらない、変わるのは自分だ
日本人は好奇心が強いからスケベなんだ

いやいや、すばらしいとしか言いようがない。
普段、うまくまとめられないことの多くが平易な言葉で語られている。
「人間というのは放っておけば男はおとなしくなるし、女は活発になる。だから、教育が必要なのだ。放っておくと男の子は中性的になるだけだ」
やっぱり、スケベ心とかも教育が必要なんだろうし、金がなくたって子供ぐらい作っちゃえ、ぐらいの気持ちがなけりゃ結婚なんてできないだろう。

しかし今さらなあ。教えるほうが小さくまとまっちゃってるんだから。難しいね。でも・・・・。

「華禍」(黄文雄)
中華思想がいかに危険かを説いた本。
最近の中国の覇権主義、他国への介入、侵略報道を見ているとうなずけることだらけ。
なぜ中国人留学生に残酷な殺人事件を起こすケースが多いのかも、この中華思想に基づいて語られている。

自分の住む地方都市でも、中国人をはじめ各国の留学生や働きに来ている人が増えている。コンビニに行ったら、店員が全部サンディとかカタカナ名前でびっくりすることも。
中華思想を学ぶことで、相手が日本人と違う発想だということを知ることしか、自分の身を守れない日が来るのだろうか。
お人よしの代表みたいな日本人の一人としては、悲しい気分にさせられる。
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