演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

299円から始めるLED照明コントローラのまとめ

2017年08月24日 18時45分03秒 | 照明

いろいろ楽しめたライトコントロール。散発的に書いてきたので、このあたりでまとめることにする。
きっかけはこのライトを購入したことだった。

決め手はビーム角度。ビーム角度:25°(15°,45°)。これだと本当は何度なのか分からない。
当時の金額だと2450円。まあ、お試しでいいかな、と思ったのだ。
購入して分かったのだが、真ん中の3つだけだと15°。後ろのボタンをいじるといろいろ色を変えられるのだが、明るさのコントロールができなくて、なんともつまらない。
コントロールするにはDMX512という規格の信号で制御する必要があるのだが、遊ぶだけのためにコントローラーを購入するのはばかばかしく思えたのだ。
そこでいろいろ調べてみると、OPEN DMX USBというインタフェースがあって、同じものを自作できるらしいということが分かった。さらに調べていくと、299円で売っている完成品のRS485コンバーターでも、DMXコントロールが可能らしいことが分かった。


ただ、64ビットはサポートしていないと書いてある。
そこで、使っていない4G-Xを復活させることに。
windows XPをリカバリーCDでインストール。ただし、SP2なので、ネットでいろいろ調べてSP3へアップデート。

FT232ドライバーをここのサイトを参考にインストール。

今は少し変わっていてこんな画面となる。

QLC+というライトコントロールのソフトをインストール。

RS485コンバーターをパソコンのUSBとLED照明のMIDIに接続。

 
写真が切れてしまっているが、3PINのコネクタがついている。ここから、DMX用のMIDIケーブルでLED照明へ接続している。
「QLC+」の画像検索結果
このアイコンをクリックします。
「q light controller plus 使い方」の画像検索結果
この画面になったら「+」ボタンを押して、機器を選びます。
簡易フェーダーだけだと、Generic dimmer fixtureをえらび、使うフェーダー分のチャンネルを指定すると、次のような画面に変わり、指定したチャンネルのフェーダーがつかえます。
「q light controller plus 使い方」の画像検索結果

ここで、うまく動かない時は、いろいろやる必要があるようです。

私は、「DIY USB DMX Interface for under $10」というサイトを参考に、FT232の内部を書き換えました。
まず、ここからFT-PROGという、プログラムをダウンロードします。
そのあとのやり方は、「DIY USB DMX Interface for under $10」を参考にして下さい。

とりあえず、私の場合はこれで簡易フェーダーが使えるようになりました。

ただ、別のXPパソコンではドライバーがインストールできませんでした。今、パソコンごと水戸の月虹舎に貸し出していますので、帰ってきてからまたいろいろ試してみたいと思っています。

なお、64BITのWINDOWS10では同じ設定をしても動きませんでした。これも帰ってきてから試すことにします。




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