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おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

毎日の食事に「マゴハヤサシイ」:変わりロールキャベツ、豆とアボカドのサラダ、アスパラのベーコンソース

2010-06-27 18:30:29 | ひき肉


がんにならない食事、とか、うつにならない食事、
なんて本が、ずいぶんたくさん出ている。
そういえば、知り合いの栄養士さんは、
会社のオジサン層を対象に講演することが多いが、
「うつにならない食事」というテーマでやってくれ、と
頼まれたことがあるそうだ。

「ポイントはビタミンとミネラルよ~」と、大まかなことを言っていたが、
これは「マゴハヤサシイ」にも通じる。
「マゴワ・・・」は、マメ(豆類、豆腐などの豆製品)ゴマ、ワカメ(海藻)、
ヤサイ、シイタケ(キノコ類)、イモ(イモ類)のこと。
日本人に欠けがちなビタミン、ミネラル、繊維質を含んだ、
からだにいい6つの食品目を並べたもの。

これは杏林予防医学研究所所長の山田豊文さんが推奨している食事法で、
基本は伝統的な日本の食事の食材。
これに肉と魚を組み合わせれば、バランスのいい食事ができる。

さて、旬のキャベツが丸ごと届いた。
丸ごとキャベツといえば、あれをつくらなければいけない。
あれというのは、ロールキャベツ。
茹でたキャベツで巻いて、コトコト煮るだけ、という簡単な料理だが、
具と煮込みソースにちょこっと手をかけると、驚くほどおいしくなる。



具のほうは、牛と豚の合挽肉に、炒め玉ねぎ、みじん切りしたトマト、
すりおろしニンニク、細切りシイタケ、イタリアンハーブミックスを混ぜて練る、
というのが私の定番。
今夜はここに、海藻のヒジキを少し加えてみる。
ふふふ、これで「マゴワ・・・」7品のうちの2つと、肉が入った。

ソースは、缶入りカットトマトに、白ワイン、おろしニンニク、
コンソメの素に、ローリエ、ブーケガルニなんかも加え、
ロールキャベツがヒタヒタになるように水を加え、
軽く塩・コショーして、ひたすら煮込む。
圧力鍋を使えば、調理時間はたった15分ほど。

キャベツが柔らかくなったら取り出して、
煮込みソースをフライパンで煮詰め、最後に粒マスタードを加えて、
塩・コショーで味を調整する。

文字で書くと長くなるが、一口で言えば、
巻いて、煮て、取り出して、煮詰めるだけ。



実だくさんのサラダは、それだけも立派な1品になる。
ミックス・ビーンズを見つけたので、アボカドをつぶして混ぜ、
シーザードレッシングを加えた。
オクラ、ブロッコリー、トマトを入れたら、栄養満点サラダ。
これは食べ友に大受けした。
そうそう、アボカドはこれが脳内で減るとうつ状態の原因になる
セロトニンを多く含んでいる食べ物だそう。



最後は、アスパラギン酸とルティンのほか、
ビタミン一杯の大好きな旬のアスパラ。
今夜はニンニク&ベーコンを炒めて、
醤油とバルサミコ酢味に。

イモとゴマを忘れちゃったけど、実はお昼にポテトサラダと、
胡麻入り雑穀ご飯を食べていた。

そんなふうにすれば、「マゴワ・・・・」も簡単にカバーできる。
ところでヒジキ入りのロールキャベツ、なかなかイケました。
すり胡麻なんかも入れたらおいしいかも。


ハーブの季節がやってきた:真鯛のタイム焼き、トマト味のミートボール、カブのクリーム煮

2010-05-27 15:40:34 | ひき肉


5月22日(夕食)

こんなことはめったにないが、なぜかミートボールが食べたくなった。
それもトマトソースで煮込んだ、ガツン系の味で。

と思っていたら、帰宅途中のスーパーで新鮮な天然ものの真鯛を見つけた。
そういえば、ずっと放っておいたベランダのプランターから、
今年もタイムが蘇生。いいなあ、真鯛のハーブ焼き、
ということで、ついつい真鯛を買い込んだ。
1パック2切れ500円なり。

だけど、ミートボールも捨てがたい。
残ったボールは冷凍しておけばいいから、副菜代わりにつくろう。
なんていうふうに、食いしん坊の私のプランはとことんアバウトだ。

調理はまずは、時間が少しかかるミートボールから。
ひき肉に炒め玉ねぎとおろしニンニクを混ぜ、塩・コショーしてよく練る。
つなぎに小麦粉や卵を入れる人もいるが、私はオミット。
練りをしっかりすれば、炒め玉ねぎがつなぎになって、
割れたりすることはない。



炒め玉ねぎは、大量につくっておいて、小分け冷凍しておくと便利。
練ったひき肉は小さく丸めて、フライパンで焼く。
油で揚げる、というレシピもあるが、オイルカットをするなら、
軽く油を敷いてコロコロ転がしながら、ときどきフタをかぶせて蒸し焼きするか、
蒸すか、レンジでチンするといい。
私はちょっと焦げ目をつけたいので、コロコロ蒸し焼き。
メインじゃないので、半分を冷凍しておけば、
また違う味で楽しめる。

あとは、市販のトマトソースに白ワインを加え、
残り物のきのこのオーブン焼きや、黒オリーブを入れて
コロコロ転がしながら、10分ほど煮込めば出来上がり。
ミートボールは、このコロコロが楽しい。



野菜ディッシュは、葉っぱの色が変わってきたカブを1袋全部使ってしまうことに。
カブの葉っぱは栄養があるので、茹でてそのまま使うことにする。
カブは4つ切りか6つ切りにして、コンソメの素を加えた水と牛乳でコトコト煮る。

柔らかくなったら、クリームシチューの素を加えてとろみをつけ、
ホントは生のがほしいけど、今日はないので乾燥ディルを最後に加える。
こんなふうに、既製品をちょこっと使えば、調理が断然ラクチンに。
しかし、カブって、どうしてこんなにクリーム味に合うんだろう。



最後に真鯛。
オリーブオイルを入れて熱したフライパンで、
まずはニンニクのスライスを入れてカリッと焼く。
色づいてきたらタイムも入れて、カリッとしたら取り出しておく。
オイル残ったフライパンに、塩・コショーした真鯛を入れ、
弱火だと皮がべっチャリしておいしくないので、
焦げないようにゆすりながら、中火以上で皮がカリッとするように焼く。
取り出しておいたタイムを再び加え、香りを出したら、
カリカリニンニクと一緒に、真鯛の上に乗せ、食べる前にレモン汁を。

ハーブ料理が楽しい季節になった。
ディルの苗も、そろそろ真剣に探そう。


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気分はもう初夏:ラビオリのバジルソース、蓮根とニラのガレット、アスパラとトマトのサラダ

2010-05-09 13:59:55 | ひき肉


5月7日(夕食)

連休中、陶芸をやっている友人の販売会に。
陽気は初夏、場所も深大寺の横とあって、ついでに木々の緑を満喫した。
友人の工房は信州御代田町。
大きな器をひとつ購入してきたら、
それを夕食に使ってみたくなった。
新しい器はいつも手に入れるとワクワクする。

緑の鮮やかさが目に残っているせいか、
友人のフレンチ・シェフの店「ビストロ瀬田亭」で食べた、
ラビオリのバジルソースが食べたくなった。
餃子の皮はあるし、合挽肉も冷凍庫にある。
しかも、そのシェフからもらったバジルソースも冷凍庫に。
ひき肉料理が続くが、ま、そういうこともある。

ラビオリは、世界中にある餃子のひとつ。
だから餃子の皮を使って、具と包み方を少し変えれば、それなりの雰囲気が出る。
具は、ひき肉、炒め玉ねぎ、トマトのみじん切り。
そこにニンニクのすりおろしを少々加え、
塩・コショーしてたっぷり練ったら、餃子の皮で包む。



餃子の皮で、とくにこういうときに使いやすいのは、もち粉入り。
具をたっぷり入れても破れないし、きれいに茹であがる。
油を入れた熱湯で茹であげたら、
水を切って、バジルソースを敷いたお皿に乗せれば、爽やかな1品に。
食べるときに「ポン酢」をかけるが、このコンビネーションは目からウロコ。

このバジルソースは、バジルとオリーブオイルだけのあっさりソース。
家でも作れるけれど、友人のシェフのはさすがにおいしい。
「売ってほしいなあ」という私のような客が多いので、
ただいま、製品化を進行中。
発売が決まったら、お知らせします。



ニラを使ってしまわなければならないので、
蓮根と組み合わせてガレットをつくることにした。
赤ピーマンも残っていたので、炒めてチン。
色取りとコク用に使うことにする。
コクといえば、ベーコンを入れればさらに出るはずと、
チンして、カリカリベーコンを作って入れることに。
蓮根をすりおろし、以上の材料を入れて、溶き卵を1個分。
つなぎ用に小麦粉を加えて、小判状にまとめて焼く。
ま、ちいさなお好み焼きといったところ。
自家製玉ねぎドレッシングにバルサミコ酢を加え、
トロトロとかければ、ワインのおいしい友になる。



あとは、あいも変わらずのアスパラとトマトのサラダ。
このシンプルさが、ほっとする箸休めに。

サラダの大皿とガレットの楕円形皿は、
友人の工房「風悠舎」のもの。
体験教室もやっているので、軽井沢方面にお出かけの折は、
ぜひ、どうぞ。


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旬の野菜で:ロール春キャベツ、ディル風味カブのクリーム煮、アスパラ豆腐サラダ

2010-05-08 13:21:58 | ひき肉


5月6日(夕食)

何だか、ロールキャベツが食べたくなって、
ふつうは半分買いだけど、有機の春キャベツを丸ごと買ってきた。

ギリシャ風ハンバーグなどを覚えてから、
ひき肉に炒め玉ねぎとトマトを入れると、
味がダントツにグレードアップすることを知った。
そこで、今回もそのレシピで。

ロールキャベツは、茹でたキャベツでひき肉を巻き、
あとはコトコト煮るだけ、という簡単料理だが、
少し手を加えると各段においしくなる。

合挽肉に炒め玉ねぎ、微塵切りトマト(あんまり入れると水っぽくなる)、
すりおろしニンニク、塩・コショーを加えて、よく練る。
これを茹でたキャベツで巻いたものを鍋に入れ、
缶トマトと白ワインをドボドボと注ぎこみ、
ブーケガルニ、ローリエ、コンソメの素、すりおろしニンニクを加え、
ヒタヒタになるように水を。



このあとは、①ふつうにコトコト弱火で煮込む ②圧力鍋を使う、
③保温鍋を使う、という選択があるけど、省エネで③を。
10分ほど煮てから2時間ほど放っておくと、箸で切れるほど柔らかくなる。
時間のあるときは、こんな方法でも。

弱火で煮込むと、必然的に汁気もなくなるが、
圧力鍋や保温鍋は、汁気がそのまま残るので、
最後に汁をフライパンに移して、煮詰めるという作業が必要。
ほどよく煮詰まってきたら、粒マスタードを加え、
最後に味を調整して、ソースをかければ完成だ。
トマトと粒マスタードの相性も抜群なので、お試しを。



有機野菜パックで届いたカブは、クリーム煮にすれば、
一気にたくさん食べられる。
ベシャメルソースをつくるのが面倒なので、
クリームシチューの素でカブを煮込んだ。
最後に刻んだディルをたっぷり入れるのが味の決め手。
カブの茎も茹でて添えれば、色目も鮮やか。



カリウムたっぷりのアスパラは旬なので、毎日飽きずに食べている。
今夜は豆腐とトマト組み合わせてサラダに。
ニンニクをオリーブオイルでカラリと揚げて、
ニンニクを取り出した残りの油に、
醤油とバルサミコ酢を加えて、即席サラドレをつくる。
これは簡単だけど、とてもおいしい。

こういう野菜たっぷりの料理が、私は大好き。


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たまにはちょっとお子さまメニュー:ギリシャ風ハンバーグ、なすのチーズ焼き、焼きトマトサラダ

2010-03-06 10:09:13 | ひき肉


3月4日(夕食)

夕食時になっても、献立が浮かばないことがある。
そういうときは冷蔵庫を開けて、材料チェック。
えーと、最近使っていない材料は・・・・
ああ、ひき肉があった、おっ、ナスもあった。

ミートソースをつくって、ムカサなんてのもいいけど、
久しぶりにギリシャ風ハンバーグなんて、いってみようかな。
ナスのほうはチーズ焼きにすれば、簡単に2品ができる。

ギリシャ風とふつうのハンバーグ、どう違うかというとトマトを入れるところ。
つなぎは入れずに、材料の味を生かす。
レシピをすぐアレンジしてしまう私は、そこに炒め玉ねぎと椎茸を入れる。
玉ねぎは大量に炒めて分包し、冷凍としておけばいつでも使える。
自分でつくれば、油分も控えめに。



ザクザク切ったトマト+炒め玉ねぎ+薄切りした椎茸+おろしニンニクを引き肉に加え、
よく練ってから塩・コショー。
あとは小さく丸めて、焼くだけだ。

付け合わせには、ほうれん草の松の実ソテー。
寒い時期の露地のほうれん草は甘くておいしいので、
ついつい同じものをつくってしまう。

ナスは3つに縦切りし、塩を振っておいておく。
水気が出たら拭きとって、オリーブオイルで軽く焼いてから、
残っていた市販のスパゲッティソースをはさんでチーズをかけ、耐熱皿へ。
この方法だと、ほんの少しの油でナスがおいしく焼ける。



ミニトマトも同じオーブンで焼いけば、サラダのトッピングも一緒にできる。

ちょっとお子さまメニューになったけど、
たまにはこんな夕食も。


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