MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

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樋口一葉研究会、続けるか?

2011年05月16日 | 樋口一葉
今年も研究発表のシーズンがやってきました。
私の所属する樋口一葉研究会(以下一葉研究会)から
例会のお知らせがやってきました。

一葉研究会には大学院の頃から参加しており
息子を出産するとき以外はかかさず出席してきました。

私が院生だったころドクターだった方たちは
大学の非常勤講師になっていたり
当時同じマスターだった人たちの多くは
もう研究会に来なくなってしまいました。

今は一葉研究は全くできていないです。
絵本などの児童文学の方に比重を置きがちなので・・・

なので、私は一葉研究会を続ける意味はないのかもしれませんが
ここに行くとてもいい刺激を受けるので出席しています。

一葉と絵本は関係ないと思うのでなく
やっぱり何かでつながっている・・・と私は感じるのです。

絵本関係の研究会や学会にも参加したいのですが
会費が払えなくて・・・(泣)

一葉研究会をやめて絵本関係の学会に参加する方が
今の私にはいいと思うのですが
一葉研究会をやめるのには抵抗がありまして・・・

「継続は力なり」と、大学院時代の指導教授がおっしゃっていました。
やめてしまったら、そこでおしまい。
やめることは簡単。

短大時代の恩師も
「居づらくなる・・・みんなそうやってやめていくんだよ」
とおっしゃっていました。

私は細くでもいいから、一葉と繋がっていたいのかもしれません。

私のようなただの主婦は、もう研究会に参加していないと思います。
所属のある方の参加の多いこと!!
肩書のないただの専業主婦の参加は私くらいでしょうか。

ちなみに絵本の方は、もう少し純粋に楽しんで
子どもがある程度大きくなってから、研究するのでも
いいのかなと思ったりもします。

絵本のことをあまり分析したくない気持ちが強いんです。
分析してしまうと、純粋に楽しめなくなってしまうので
研究書を読むよりも、作品を読むことに
今は重点を置きたい気持ちが強くて・・・

主婦になっても、母になっても
文学に惹かれっぱなしな私なのでした。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-06-24 16:07:28
樋口一葉氏【奇跡の14ヶ月】執筆・終焉の地「文京区西片一丁目・斜面自然広葉樹林帯」伐採の危機についてのお願い。

まゆみの絵本棚 御中

突然メールを差し上げる非礼をお許しください。

小説家、樋口一葉氏 奇跡の14ヶ月の舞台であり、執筆中裏山として見上げたであろう、ここ「文京区西片一丁目の最後の斜面自然広葉樹林帯」が伐採の危機に面しております。
(文京区西片1-14-7 聖パウロ修道院 境内跡地)

2019年7月18日に 跡地建築の為、無残にも伐採される予定とされております。

一葉氏は下谷龍泉寺町(現在の台東区竜泉一丁目)1894年(明治27年)5月に店を引き払い、本郷区丸山福山町(現在の文京区西片一丁目)転移する。
そこが、【樋口一葉氏 奇跡の14ヶ月】の舞台となり、そして、この地で終焉を迎える。

近代以降では最初の職業女流作家であり、24年間の生涯の中で、特に亡くなる間際の1年2ヶ月の期間に日本の近代文学史に残る作品を残した。 (wiki)

※この文京区西片での執筆期間こそが、【奇跡の14ヶ月】と言われています。


花ははやく咲て散がたはやかりけり
あやにくに雨風のみつゞきたるに
かぢ町の方上都合ならず

からくして十五円持参 
いよいよ転居の事定まる

家は本郷の丸山福山町とて阿部邸の山に
そひてさゝやかなる池の上にたてるが有けり
守喜といひしうなぎやのはなれ座敷成しとて
さのみふるくもあらず

家賃は月三円也
たかけれどもこゝとさだむ
店をうりて引移るほどのくだくだ敷おもひ出すも
わづらハしく心うき事多ければ得かゝぬ也

五月一日 小雨成しかど
転宅 手伝は伊三郎を呼ぶ


樋口一葉 (文京区HPより)
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/bunjin/ichiyo.html


【地理】

「文京区西片一丁目丘陵部」は、本郷東京大学・本郷通りと粗同じ標高に位置し、「西片丘陵部」最西端となります。
此処より急斜面となり、「文京区西片一丁目白山通り面」へと落ち込む地形となっており、其の斜面に最後に残された、樋口氏が見上げたであろう、「小山・崖」の「自然広葉樹林帯」が御座います。
(google 地図ご参照)

樋口一葉終焉の地 (文京区HPより)
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/ato/ichiyoshuen.html
*庭にはがけの湧水で造られた池があったという。(抜粋)

上記に御座います。「がけ」こそが今回伐採予定とされている「自然広葉樹林帯」で御座います。


【土地経緯】

文京区西片1-14-7は978㎡の広大な土地で御座います。
(公務使用地図には、平坦部分と斜面に「広葉樹林帯」とのマークが記されております。)

国土交通省HP ・地図記号:広葉樹林(ご参照)
https://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h10-02-01kouyoujurinhtm


2006年~2019年 4月迄 『聖パウロ修道会が「境内」として所有』

2006年~2017年  大木の間引き等が数回行われた模様です。
2017年       ある日突然、平坦な土地全ての樹木全てが伐採され、大規模な環境変化を起こしました。
            そして、地目「境内地」として有料駐車場委託経営が2年間継続されました。
            勿論、敷地内の広葉樹林は私物となる訳です。
2019年 4月    有限会社に所有権移転。
2019年 7月18日 『(仮称)文京区西片有料老人ホーム計画に伴う家屋等解体工事』に伴う、斜面「自然広葉樹林帯」伐採 予定。

*現状が正にgoogle 地図でご確認頂ける航空写真となる訳で御座います。

(補足)
駐車場内の数個の個々車両区別黄色枠の左手(西側)の「林」が今回の「自然広葉樹林帯」に該当致します。
近年、西片周辺の土地は宅地開発のために残り少ない既存の自然の大木を含む木々が次々と伐採されており、
この度の伐採が実施されると、西片丘陵西斜面の「自然広葉樹林帯」はほぼ消滅することになります。


【お願い】

樋口氏が其の「崖・広葉樹林」を眺めながら執筆された景観が今正に壊されようとしております。
この「自然広葉樹林帯」を残しながらの建物建設の計画再検討を、下記関係各社に促して頂きたく、失礼ながらのお願いとなりました。
ご尽力賜りますようお願い申し上げます。
また、この危機的状況の拡散を切にお願いする次第で御座います。


貴重なお時間を頂戴し、最後までお読み頂き誠に有り難う御座いました。


【各位連絡先】

土地所有者・発注者等: 有限会社コマイ商事  東京都江戸川区篠崎町2-46-12

建設業者:  株式会社 ドリームクリエーション 東京都江戸川区東葛西5-37-9  代表取締役 関口洋子 03-5679-0331
         https://ieieie.jp/detail_company/index/139162/13/23/0

解体工事担当会社: 株式会社トヨダ工業  東京都江戸川区南葛西6-8-14 03-3689-1101・(問合せ)03-3689-1020 FAX 03-3689-1242
             https://toyodakogyo.co.jp/ 


2019年6月24日 夏至-2日

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