MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

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樋口一葉研究会 第二十二回大会へ

2013年11月23日 | 樋口一葉
今日は樋口一葉の命日。
いつも命日に行われる、樋口一葉研究会へ行ってきました。
最後に行ったのは下の子がお腹にいた時だったので、2年ぶりの参加です。

今回、一葉研究会に久しぶりに参加しようと思ったのは
また一葉研究会の空気を吸いたい!
あの会場に行きたい!そう思ったからです。

院生の方の研究発表と、関西の大学の教授の講演の2本立てで
院生の方はなかなか度胸のある方で、頑張って質問に答えていました。
講演をされた先生も、注釈への疑問をなげかけており、
発表も講演も質疑応答がとても充実した内容で、足を運んでよかったと改めて思いました。

一葉に関して浦島状態の私ではありましたが
今年度は絵本関係の講演会や勉強会に参加していたこともあり
研究会の雰囲気自体は抵抗がありませんでした。

しかし、質問ができなかったことは反省です。
今までの私なら質疑応答では必ず挙手をしていたというのに
今回は浦島状態に甘んじて、すっかり聞き手に回ってしまっていたので・・・

確かに一葉とはすっかり離れてしまった私ですが
ゲスト感覚で参加するのはどうかと思うのです。

次回は質問をする気持ちで参加しようと思います。


ここまでは有意義な時間を過ごせ、嬉しかったのですが
講演の後に、残念な報告を受けました。

以前からお世話になっていた先生の病状が、かなり悪化してきたとのこと。
私はこの先生から、研究会に参加する度に助言をしてもらっており
先生と研究会でお会いできるのをいつも楽しみにしていました。

「留学生と集まったりして勉強をするといいですよ」

専業主婦の世界でもがいていた私に
勉強仲間を作るよう提案してくださいました。

自分一人じゃなくて
仲間と勉強をすると頑張れる。

最近絵本の勉強をしていて、改めてそう思いました。

やっと先生の言葉が身にしみてわかってきたというのに
私は先生の助言のおかげで、会に参加し続けることができたのに・・・


今の私にできることは、
先生からいただいた助言を活かしていくことです。

先生、どうか見守っていて下さい。


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