MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

歳の差兄弟、一緒に同じ絵本を楽しむ

2013年11月29日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
夕方、下の子(娘)と散歩から帰り、おやつを食べた終わったころ
娘が絵本を持ってきました。

「まど~」「まど~」と言って絵本を持ってきました。
五味太郎さんの『まどから★おくりもの』というしかけ絵本です。
窓のところに穴?が開いている絵本なのですが
非常によく考えて作られています。ストーリーに一貫性があり、読んでいて心地いいです。

まだ買って2日くらいですが、絵本のタイトルの一部を覚えて
リクエストしてくるのだから、よっぽど気に入ったのでしょう。

この絵本を何度も娘に読んでいた時、上の子(息子)が外から帰ってきました。
私が娘に絵本を読んでいるのを見て

「あっ!ちょっと待っていて!!」

と言い、急いで手洗いうがいを済ませ
私の横にやってきて、娘に読んでいる絵本の続きを聞きに来ました。

上の子と下の子は6歳離れているのですが
まだ1歳くらいの子が読むような絵本も息子は好きで
私が娘に読んでいると、聞きに来ます。

3人で同じ絵本を楽しんでいる時間は、とても幸せな時間です。

学年差がそこそこあるので、遊びが別々になってしまうかな?
と思ってしたのですが、共通の遊びがあり
一緒に楽しそうに遊んでいます。

息子が一人で昆虫の写真絵本を読んでいると
虫に興味のある娘が、なにかな?といった様子でのぞきにきたり
娘が1歳頃から読める絵本を一人眺めて「ぶどう!」と言うと
息子が「ぶどうじゃないよ!」と言ってきたり
絵本を通じて、歳の差兄弟が楽しそうにコミュニケーションをとっています。

どうやら二人は「絵本仲間」のようです(笑)


ちなみに、本棚に片付けるように言っても
だいたい毎朝になると絵本が床に落ちています。

朝起きてからも、ちびっこギャング達が絵本をパラパラみているのです。
忙しい朝は片付けよりも、学校へ行くのが優先なので
私が片付けることが多いのですが

「この間は興味なさそうにしていた絵本だけれど、時々手に取って眺めているんだなぁ」

と、意外な子ども達の一面を発見しながら、絵本を本棚へ戻していきます。

子どものことなら親は何でもわかっていると思いがちですが
実は表に出てこない部分もたくさんあるので

「親は意外と子どものことをわかっていないのでは?」

と思ってしまいました。


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