名馬電機社長の事業報告という名の日記

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Dubai World Cup Day 2013 その2

2013年03月29日 | 海外競馬
今週末、UAEのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデイの簡単な展望、後半戦。
※オッズは3/28現在のWilliam Hillのものに準拠。

公式サイトの出馬表


6R Dubai Golden Shaheen(ドバイゴールデンシャヒーン) G1  AW1200m

1番人気はゴドルフィンのMental。オーストラリアからの移籍馬で移籍初戦となった前走メイダンのG3アルシンダースプリントを勝ってここに臨む。2番人気は昨年フランスのフォレ賞でG1勝ちを収めたGolden Lord Byron。前走アイルランドのダンダーク競馬場のAWを勝ってここに臨む。3番人気はアメリカからの遠征馬、昨年のBCスプリントの勝ち馬Trinniberg

◎Krypton Factor ○Mental ▲Golden Lord Byron △Trinniberg
昨年の勝ち馬Krypton Factorを本命に。今年は休み明け後3着2着と勝ちはないものの安定して走れているし、昨年このレースを勝ったあともシンガポールのクリスフライヤー国際、ロイヤルアスコットのダイアモンドジュビリーSと芝のスプリント路線の中でも比較的濃いところとやってきたもので、5着、6着でも悪くない。ここは必要以上に人気が落ちている感がありオッズ的な妙味がある。


7R Dubai Duty Free(ドバイデューティーフリー) G1  芝1800m

1番人気はイギリスからの遠征馬Trade Storm。前走はメイダンのG2ザビールマイル1着。2番人気はニュージーランドからの遠征馬Ocean Park。前走は地元ニュージーランドでG1を勝ってここに臨む。3番人気は3頭横並びでアメリカからの遠征馬で、昨年アーリントンミリオン、BCターフを勝っているLittle Mike、今年ドバイでケープヴァーディ、バランシーン、ジュベルハタと重賞3連勝中のSajjhaa、フランスから遠征してきた牝馬のGiofra

◎Sajjhaa ○Giofra ▲Little Mike △Igugu
本命は3連勝中と勢いのあるSajjhaa。べらぼーにメイダンの水があうのだろうか。対抗は安定感のあるGiofra。単穴には芝に戻るLittle Mikeの巻き返しに期待したい。昨年のはじめからずっと1走おきに1着を取っていて今回1着の番…というわけではないが前走はタペタが合わなかっただけと考えれば。ここ2戦精彩を欠いているIguguも気になる。長期休養明けで一度崩れた牝馬を戻すのは難しいかもしれないが魔術師De Kock師の手腕とIguguの地力に期待して。


8R Dubai Sheema Classic(ドバイシーマクラシック) G1  芝2410m

ご存知ジェンティルドンナが1番人気。凱旋門賞を狙うというのであればここはあっさりとクリアしてほしい。昨年JCでオルフェーヴルに競り勝って以来の競馬。2番人気はSt Nicholas Abbey。コロネーションカップ2勝にBCターフとG1勝ちは全て2400mでのもの。前走は昨年BCターフでLittle Mikeの3着。3番人気はフランスから遠征の牝馬Shareta。一昨年の凱旋門賞Danedreamの2着や昨年もヨークシャーオークスやヴェルメイユ賞を勝ち、こちらも2400mが得意。

◎ジェンティルドンナ ○St Nicholas Abbey ▲Very Nice Name △Shareta
ジェンティルドンナにとって決して楽な相手ではないが凱旋門賞を目指すには通過点としてもらいたい、というようなメンバー。大穴でカタールからの遠征馬Very Nice Nameをピックアップ。馬どうこうよりもこの手のわけわからん馬にペリエが鞍上というのは昨年の凱旋門賞を思い出すと非常に不気味に思えてくるのである。


9R Dubai World Cup(ドバイワールドカップ) G1  AW2000m
1番人気はアメリカからの遠征馬牝馬のRoyal Delta。昨年BCレディースクラシックを勝ち、今年所詮のサビンSも快勝してここへ。2番人気はゴドルフィンのHunter's Light。昨年ローマ賞でG1初制覇、今年に入ってメイダンでも勢いそのままにアル・マクトゥームチャレンジラウンド2,3を連勝してここへ。3番人気はアメリカからの遠征Animal Kingdom。ご存知2年前のケンタッキーダービー勝ち馬で、芝でもダートでもオールウェザーでも勝ち鞍があるオールラウンドプレイヤー。

◎Kassiano ○Hunter's Light ▲Animal Kingdom △Capponi
前走アル・マクトゥームチャレンジラウンド3では直線前が詰まり体勢を立てなおして追い出すシーンがあったKassiano。それでも2着にしかも初めての重賞であれだけの競馬ができたのは評価できる。その前走を含めてメイダンのタペタで【3-2-0-0】と抜群の馬場適性を見せており逆転を期待。Capponiは昨年のドバイWC2着以来1年ぶりの競馬になるのは不安だが馬場適性はある。

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