木曜午後、厩舎を尋ねた記者の顔を見るなり
「新馬通ったぞ!」
と声をかけてきた、めいば師。新馬とは、中山の芝マイルに登録していたジンジャーミストのことだ。
「お父さんがBernardini、母さんがGinger Punchというビカビカの良血…」
と合田直弘さんの口調を真似しつつ説明する師はとても楽しそうだ。Bernardiniはアメリカで米三冠の1つプリークネスS含むG1を3勝、Ginger PuunchはBCディスタフを含むG1・6勝、そんな2頭の間に生まれた仔がデビューするというのだから期待するなという方が無理だ。しかしバリバリのダート馬の両親で芝デビュー?という万人が抱く疑問を師に投げかけると
「確かに血統はバリバリのダートだけど、牧場の頃から芝にも対応できそうな走りを見せていたんだ。だから最初から進む道を狭める必要もないかなと思って。」
3歳までは芝のほうが番組は充実しているし芝を走れるに越したことはなく、ここで芝を走れれば夢は大きく広がる。今週のめいば厩舎はこの他にも出走馬が目白押し。「今週出走する中で一番期待しているよ。」というのは休み明けのプリュムだ。4月に初ダートで未勝利を脱出すると昇級戦も2着。
「今回は休み明けだけどしがらきでじっくり乗り込んできたし、初勝利と同じ阪神D1400で騎手も浜中くんに戻る。無様な競馬にはならないよ。」
休み明け3走目になるレックスパレードも忘れてはいけない存在。
「前2走は結果的にこの馬には展開が忙しかったのかもしれない。この距離なら先手を取れるだろうし、早めに来られても対応できるはず。」
降級して3戦目、そろそろ決めてもらいたい。残る一頭は3歳未勝利のプローディギウム。これがラストチャンスだ。
「前走地方交流でもあの着順だし厳しい戦いにはなると思うけど内枠を引いて先行できれば…」
なんとかラストチャンスを活かせることを願いたい。
※この記事はフィクションであり、めいば調教師、記者ともに架空の人物です。
1週間4頭出しという珍しい事態になったので新聞の厩舎訪問記事風にしてみた。
・プリュム:休み明けだがしっかり乗り込まれていたし、ソエが出かかっていた春先よりは充実している。相手関係もそれほど強力な相手はおらず、鞍上も騎乗経験のある浜中騎手とありいきなりから期待したい。これまでは手応えの割に追って伸びなかったが一休み挟んで馬がいい方に変わっていればこのあとも大いに期待できる。
・プローディギウム:ラストチャンス。これまでの競馬ぶりから大きな進展は厳しいかもしれないが内枠を引いて先行すれば掲示板くらいはあるかも。前走交流で惨敗した時点で諦めていてもおかしくないところ、ギリギリまで頑張ってくれている厩舎と馬のためにも全力で応援したい。
・ジンジャーミスト:コメントを見ていてもまだまだ良くなるのは先のようだし、血統的に芝も未知数だけに過度な期待は禁物だがもしここでいい走りができるようだと先々ほんとうに楽しみになってくるし、ダメでもダートに変わって期待できる。
・レックスパレード:昨年このレースを使った時が53キロで今回は57.5キロ。この条件勝ってる上に他に実績ある馬がいないのでこの斤量も仕方ないところであるが、トリッキーな条件でもあり軽量馬の大駆けが怖い。距離が伸びるのは歓迎で条件代わり自体はプラスに出るだろうが。
「新馬通ったぞ!」
と声をかけてきた、めいば師。新馬とは、中山の芝マイルに登録していたジンジャーミストのことだ。
「お父さんがBernardini、母さんがGinger Punchというビカビカの良血…」
と合田直弘さんの口調を真似しつつ説明する師はとても楽しそうだ。Bernardiniはアメリカで米三冠の1つプリークネスS含むG1を3勝、Ginger PuunchはBCディスタフを含むG1・6勝、そんな2頭の間に生まれた仔がデビューするというのだから期待するなという方が無理だ。しかしバリバリのダート馬の両親で芝デビュー?という万人が抱く疑問を師に投げかけると
「確かに血統はバリバリのダートだけど、牧場の頃から芝にも対応できそうな走りを見せていたんだ。だから最初から進む道を狭める必要もないかなと思って。」
3歳までは芝のほうが番組は充実しているし芝を走れるに越したことはなく、ここで芝を走れれば夢は大きく広がる。今週のめいば厩舎はこの他にも出走馬が目白押し。「今週出走する中で一番期待しているよ。」というのは休み明けのプリュムだ。4月に初ダートで未勝利を脱出すると昇級戦も2着。
「今回は休み明けだけどしがらきでじっくり乗り込んできたし、初勝利と同じ阪神D1400で騎手も浜中くんに戻る。無様な競馬にはならないよ。」
休み明け3走目になるレックスパレードも忘れてはいけない存在。
「前2走は結果的にこの馬には展開が忙しかったのかもしれない。この距離なら先手を取れるだろうし、早めに来られても対応できるはず。」
降級して3戦目、そろそろ決めてもらいたい。残る一頭は3歳未勝利のプローディギウム。これがラストチャンスだ。
「前走地方交流でもあの着順だし厳しい戦いにはなると思うけど内枠を引いて先行できれば…」
なんとかラストチャンスを活かせることを願いたい。
※この記事はフィクションであり、めいば調教師、記者ともに架空の人物です。
1週間4頭出しという珍しい事態になったので新聞の厩舎訪問記事風にしてみた。
・プリュム:休み明けだがしっかり乗り込まれていたし、ソエが出かかっていた春先よりは充実している。相手関係もそれほど強力な相手はおらず、鞍上も騎乗経験のある浜中騎手とありいきなりから期待したい。これまでは手応えの割に追って伸びなかったが一休み挟んで馬がいい方に変わっていればこのあとも大いに期待できる。
・プローディギウム:ラストチャンス。これまでの競馬ぶりから大きな進展は厳しいかもしれないが内枠を引いて先行すれば掲示板くらいはあるかも。前走交流で惨敗した時点で諦めていてもおかしくないところ、ギリギリまで頑張ってくれている厩舎と馬のためにも全力で応援したい。
・ジンジャーミスト:コメントを見ていてもまだまだ良くなるのは先のようだし、血統的に芝も未知数だけに過度な期待は禁物だがもしここでいい走りができるようだと先々ほんとうに楽しみになってくるし、ダメでもダートに変わって期待できる。
・レックスパレード:昨年このレースを使った時が53キロで今回は57.5キロ。この条件勝ってる上に他に実績ある馬がいないのでこの斤量も仕方ないところであるが、トリッキーな条件でもあり軽量馬の大駆けが怖い。距離が伸びるのは歓迎で条件代わり自体はプラスに出るだろうが。
お互い良い結果になると良いですねー。
今年のキャロ1歳は社長さんはやはりあの馬ですかね?
ほんとに楽しみです。今週はもう1頭、崖っぷちのヴァリディオルです。
それにしても社長、いい馬をお持ちですね。
遠征しないんですか?
ありがとうございます。
お互い良い結果になりますように!
1歳はまた書きますが4頭無抽選のため決定いたしました。
・かつ太郎様
プリュムお持ちでしたか。
休み明けですがチャンスなので決めてもらいたいですねー。
・T氏様
残念ながら遠征はなし、西で応援です。
ありがとうございます。
今回は空いてに恵まれた面もありましたし、勝っている条件なのでそろそろ尻に火がつき気味の中圧勝してくれてホッとしました。