名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

北海道オフレポその3(81番とマッシヴカイザー編)

2007年10月02日 | 日常
この日は札幌競馬場で1日たっぷりと競馬を楽しむ日。

「前日だってWINS→Aibaのハシゴで十分たっぷり楽しんでるじゃないか。」

と言われそうだが、まあ、それはそれで。
やっぱり場外と競馬場は違いますから、って誰に言い訳してるんだ私は。


朝食はホテルのバイキング。
前日は朝市で食べていたので私にとっては初バイキング朝食。
なぜかアスファルト臭いロビーを通過して地下のレストランへ。
結論を言えばアスファルト臭いロビーのホテルのバイキング朝食に期待してはいけない、ということ。
ま、元は取らんとイカンので、和食テイストなメニューをしっかり戴いたが。


で、地下鉄とJR乗り継いで競馬場最寄り駅の桑園駅へ。
競馬場への無料送迎バス乗り場へ向かうと、そこは無料バスを待つ競馬ファンの列。
灰色オジサン、灰色オバサンが並ぶ中、列の平均年齢を下げる男性の後姿が。

社「あれ、ファーストさんじゃないですか?」

と私の見解は見事的中。列の平均年齢を下げつつ、列の中で最も熱心に
競馬新聞とにらめっこしていたのはfirstroadさんだった。

ここでヴィルさん、「バスが待てないからタクシーで行く作戦」を実行。

タクシー車内にて
f「今、バス並んでるおっちゃん3人くらいと目が合って、
『お前らタクシー乗るのかよ!』って顔された(笑)。」
社「『どんだけ早く競馬場行きたいねん!』って(笑)。」

タクシー発車直後に無料送迎バスとすれ違ったが、まあそれはそれで。

競馬場に到着して、
「kcさんのことだから、もうすでに入場券買うのに並んでいたりして」
と入場券の列を見ると、そこにはkcさんの姿が(やっぱりいい人だ)。

入場券はkcさんにお任せして、入場門近くにいると、ニセ王様到着。
昨晩どうされていたのかと、聞くと
王「いやぁ、ネカフェって楽しいねぇ。『カイジ』読んじゃったよ~。」
f「せっかくだから競馬モノ読んで下さいよ、『優駿の門』とか(笑)。」
などとのどかな会話を楽しんでいるうちに開門。
kcさんが入場券を人数分買って来てくださって、我々も入場。

スタンド前を横切ってゴール板前2Fのスタンドに陣取る我々。
手荷物預かり所が入場門前という事なので我々の荷物はベンチのところに置いておいて
交代で誰かが荷物番をすることに(当然というか、何と言うか、私の役目になるんだが)。

以下、覚えている限りの様子を時系列で。

・札幌1R
レース中、「池添外回しすぎ!」など明らかに池添@ワールドマスターを買っている様子のfirstroadさん。
~レース後~
社「すみません、私、池添から人気2頭に馬連&ワイドだったんですが。」
f「全く一緒です(笑)。」
社「早速呪いですか(笑)。」

・阪神1R
早速荷物当番なのでベンチから座席後方にある、かすかに見えるモニターと
かすかに聞こえる場内実況でレース観戦する私(他の方はモニターの見える位置で感染、じゃなく観戦)。
映像はほとんど見えないが、実況では私の◎カシノブレイヴリ@ダ替りのバブルが逃げ切り。
◎の単複、◎から▲注へのワイド2本を取って13kほど回収してしまった私。

T「ガンガン行こうぜ!」

・2Rか3Rあたりのレース前
パドックから帰ってきたヴィルさん
ヴ「はちじゅういちが良い。」
社「えっ?8番と11番?」
ヴ「いや、窓口のお姉さん。」
社「馬じゃなくて、そっちか(笑)!」
k「なるほど。」

~十分後~

k「81番行って来ましたけど、遠い。」
社「早速、行って来たんですか(笑)!」
T「kcさんフットワーク軽っ!」
k「90番代もなかなかでしたよ。」

確認だけでなく新規開拓の努力も怠らない、某同盟会長の面目躍如。


・阪神4R
夜から仕事のニセ王様、帰宅時間と睡眠時間のことを考えて、そろそろ帰らないといけない時間。
王「そろそろ帰るんですが、みんなが4Rの『ムトト』を見て帰った方が良いって言うんで見て帰ります。」

※補足1:「ムトト」とは一般に海外の種牡馬の名前だが、この界隈では別の意味を持っている。
事の起こりは2006年12月3日。ウオッカが阪神JFを勝つおよそ5時間30分前の阪神1R、
ムファルメ号(父ムトト)に騎乗していた幸騎手は、最後の直線で馬場の大外を
ブン回し、周りには前方に1頭の馬がいるだけにも関わらず
その前にいた馬に不利を喰らうというミラクルを演じた。
ちょうどその日は阪神オフが執り行われており、ヴィルさんを中心にそれ以後、
大阪組の間では「幸騎手=ムトト」という呼称が定着。
そしてそのムファルメ号が幸騎手を背に2007年9月17日の阪神4Rに出走していたため
「ムトトがムトトと呼ばれるきっかけとなったムトト産駒に乗ってレースを走る。」
というレアな状況だったのだ。

ヴ「とりあえずムトトに7k。」
(一同爆笑)

~レース~
ヴ「ム・ト・ト! ム・ト・ト! ム・ト・ト!」
ヴ「ム・ト・ト! ム・ト・ト! ム・ト・ト!

※補足2:ムトトは5着。

半ば「なぜムトトなのか?」に疑問を抱きつつも、何かすごいものを見たという
満足感を抱かれつつ(推測)ニセ王様は参加者全員と握手を交わして競馬場を後にされた。

・昼休み
班長さん到着。
想像より意外とお若い。私もそうだが「長」がつくとソコソコの年齢と判断してしまうのか?

札幌5R
「ドンダケーとヤサシイキモチの単勝(複勝だったかな?)を買って(珍名馬券コレクターの)キュンさんのお土産にしよう。」
と思っていると、横にはドンダケーのドンダケーの単勝を5枚買っているkcさんが。
「なるほど、枚数買って「ドンダケー」と言わせる力技でありつつ、ヒネリの効いた見事な一手!」
と膝を打って感心する私。
レースはもうちょっとで×◎の馬連@30倍が完成するところにヨコテンが2着にツッコミ、
◎の複勝のみの的中。

阪神5R
私のサラブレPOGにおける指名馬ドリームローズが出走。
ところが千四で出遅れ→最後方と絶望的な展開。
「おいっ!川田何してんねん!」
などと言っていると、最後の直線で物凄い足で追い込んでくるドリームローズ
「あれれっ?あれれっ?あれれれれっ?」
と思っているうちに4角最後方から直線だけで17頭ゴボウ抜きで、度肝抜かれる私。
阪神JFとは言わんが、フィリーズレビューくらいは狙えるんじゃないの?

・昼休み明け
このはあたりはfirstroadさんが当てまくっていたような記憶が。
正確なことはご本人にお任せして、スキップ(間違ったこと書けないし)。

で、私は昼休みに一応焼きそばと豚の串焼きを昼食に食べていたが、
実は須田鷹雄氏のウェブ日記で「ホルモンライス」なるメニューの存在を知り、
「是非食べておかなければ」と思っていたのでkcさんに販売場所を教えていただき
買いに行くことに。
「寒い、寒い。」
を連発していたT氏のリクエストも受けて2人分を買いに行く私。
こういう「灰色オヤジっぽさ含有率が95%くらいありそうなジャンクフード」を
食べながら競馬場で競馬観るというのは、なかなかオツなモノであった。
実際、このホルモンライス自体もかなりおいしく、
「ホルモン好きなら競馬観ずとも札幌競馬場のホルモンライスは食っておけ!」
というレベルのお味だった。

※補足3:名前の通りホルモンの煮込みとライスがセットで出てくるメニューなのだが
昼休みに牛飯を食していたT氏は、ホルモンの煮込みのみと思ってのリクエストだったらしく
ライスを半分弱頂戴する私。最初は別々、最後は一緒の器で食べたが、
これはもうたまらんですよ。

阪神7R
ここも荷物番をしている私。一応馬券を買っているレースだったので
例によって座席後方のほとんど見えないモニターを眺めつつ、レース実況に耳を澄ましていると
どこからともなく聞き覚えのある声で騎手の名前を叫ぶ声が。
そのあまりの豪快な叫びっぷりに、ざわつく私の周りのお客さんたち。
そしてゴール直前の
「秋山、○ね!」
の叫びで、私の周りのお客さんたち一斉に失笑(笑)。
私は一人、失笑するお客さんを見て必死に笑いをこらえていたのは言うまでもない。

・札幌9R
あ、このレースは確かfirstroadさんがボロ儲けしたレースだ。

・阪神9R
新聞のコメントで「馬インフルの影響で帰厩が遅れ、追い切りが1本しか出来ず40キロぐらい増えているかも。」
とあったコウエイトライ@小坂君が出走。
レースでは逃げられず2番手から進む競馬で
「ああ、ダメだ。ハナ切れなかったからダメだ。終った。」
と連発する私。
ところが途中で先頭に立ったコウエイトライは見事に押し切り。
相手が大したことなかったこともあるが強かった。ちなみに私はヒモ抜けでハズレ。

・札幌10R
最後の直線で「フルキチ!」と突如絶叫する班長さんに驚き。

・阪神10R
ゼンノストライカーでまたもや呪い発動しかけて直前で回避した私とfirstroadさん。
努力むなしくゼンノストライカーは4着。

・札幌11R
▲◎で決着しているのに馬券当ててない馬券下手ぶりが嫌になる私。
とりあえず最初の(最後の、でないところがミソ)直線で「そのまま!」と叫んでおいたが
我々の一団の中では多数派だったので叱責はされず。

・札幌12R
ここにきてようやく「馬券ロシアンルーレット」をしていないことを思い出す私。

※補足4:「馬券ロシアンルーレット」とは、特定のレースで、参加者が1頭ずつ出走馬を消して行き
残った馬のBOX馬券を共同で購入し、当たれば配当山分け、外れれば、馬券代は
「最先着の消した馬」を消していた人が全持ちというゲーム。
私は週刊FLASH増刊の「競馬の達人」誌上で須田鷹雄氏が提案しているのを見てこのゲームをするようになったが
須田氏は「競馬大王」の中で「がっちり消しまショー(だったかな?)」として
きっちりとした企画として実践するところまでされていた模様。

とりあえず10頭立てなので6人が1頭ずつ消して、残った4頭の馬連&3連複のBOXを購入。

レースは4コーナーで残った4頭のうちのダイシングロウとワイルドシングスが並んで1.2番手。
しかし後続も一団となって前を追いかけるスリリングな最後の直線。
社「松田(@私の◎シロキタベガ)差せ~!」
など思い思いの声援を送る我々。
そしてゴール寸前、馬群の中からグイとひと伸びして3着争いを制したのは
未勝利馬のマッシヴカイザー@班長さんが消した馬。
一応共同購入の馬連は当たったが、3連複6360円はハズレ。

ひたすら落ち込む班長さんとそれに追い討ちをかけるように叱責するヴィルさん(笑)。
そして「ヴィルさんの叱責は100%本気で受け止めなくて大丈夫。」と慰める叱責慣れしている私。

・阪神12R
帰りの電車の都合があるので荷物をまとめて入場門に一番近いモニターで観戦する我々。
急いで今度は2頭ずつ(ハンディで先程叱責されていた班長さんは1頭だけ)消して
札幌同様に4頭の馬連&3連複BOX。
個人的には石橋さんの単複を仕込んで参戦。
すると今度も馬連だけだがロシアンルーレット馬券的中。
「今度からこのメンバーの時は馬連BOXだけでやろう。」と心に誓う私。

その後、車で来られていた班長さんとはバス乗り場でお別れし、
バスで駅まで向かい、そこでkcさんfirstroadさんとお別れして電車で空港へ向かった大阪組一行。

ま、それ以降は飛行機が予定より遅れて到着した意外は大きな事件もなく帰阪。


以上がこの夏(って言っても9月だが)最大のイベントのレポート。
後はコメント欄での追記をお願いします。
コメント (11)
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