My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Watercolor study

2009-06-10 19:00:17 | Gallery


Watercolor on Arches, 300gsm, rough,1/4 sheet
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今日の水彩クラスは、なんだかとても雰囲気がまじめて、皆真剣に取り組んでいた。いや、いつもそうではないわけではなくて、あまり冗談が無かったということだけ。テーマがちょっと手ごわかったせいだと思う。

今日のテーマは、絵を見るものの注意を引きたいところ一箇所だけ(そうそう、一箇所だけ!)選んで、そこに光をあてたり、彩度の強い色を使ったりして、強調するということを意識すること。

参考用の写真(何でも良い)と選んだ後、トーンのスケッチをいつの模様にしている鉛筆ではなく、絵具で濃淡のみでする。その際、トーンは一番大切なものを一番明るいトーンにして、あとの箇所は調整しながら光のあたるところを強調する。結構これが難しい。私は2番目のウォッシュまでは上手く行ったのが、前景の岩場の構造を念頭に入れて描いていなかったために訳の分らない不思議な岩場になってしまっている。それはともかく、かなり残念なのが一番大切な前景の緑が、かなり場違い。Skyプロジェクトばっかりしているため(しかも夕焼けが多い→前景はシルエットが多い→暗い色が多い)、多分緑を使い慣れていないせい…。今度から気をつけて昼間の空を多くしてみることにする。

Sky 300 (46)

2009-06-09 08:34:13 | Gallery


Watercolor on Arches, 300gsm, Rough, 1/4 sheet
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久々のSkyプロジェクト。引越しでしばらく中断していたけど、昨日ようやく久々に絵筆をとった。で、これは先々週クラスで描き始めた夕焼けの空の絵に前景を入れたもの。この風景は師匠がクラスの中にある参考用の写真の山から引っ張り出して私のテーブルにぽっと置いていったものから描いた。どうやら、Windy Peakからの風景っぽい。なんだか難しそうだけど、やってやろうじゃん!という気になる…。

写真はもうそれは全然違う風景になったけど、この色が気に入った。使った色は4色。New Gamboge, Pyrole Red, Ultramarine Blue, Burnt Sienna。Skyプロジェクト、まだまだ続く-。

初の肖像画

2009-06-06 21:09:55 | Gallery


Pastel on Softumber colorfix paper, 48×68cm
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引越しの前にいきなり始めたパステルの肖像画。肖像画を描くのは初めて。もー、難しい…。自分の好きなように勝手に構図を変えたり形をでっち上げたりできる風景画とは大違いで、肖像画はちょっとの誤差が全体を狂わす。抽象画っぽい肖像画は別だけど。

このモデルさんはしょっちゅうよく一緒に働くオージーの準看さん。大きなおでこと素敵な笑顔がこの人のチャームポイント。仕上げてみれば、彼女に似てそうなちょっと違うような…微妙。もう、これは回数こなすしかないだろう。彼女には見せる約束をしているので、見せる予定だけど、彼女はなんと思うのだろう?

質屋へ行こう!

2009-06-06 08:41:53 | 日常あれこれ






これは、今朝撮った写真。朝一ではじめてのペット(家を買ったときについてきた6匹の金魚)に餌をやっているところ。それにしても朝起きてキッチンに行ってきれいな庭が見えるっていうのは気持ちがいい…。

昨日、一週間ぶりで空手に行き、ちょっと筋肉痛がある。きょうは夫が勤務で、一日中息子達と家の中の整理と先週以来ほったらかしにしていた描きかけのパステルの肖像画と水彩の風景画に手を入れる予定。

この引越しで、かなりのごみが出た。それはもう、役所が決めているサイズのゴミ箱に入らないくらい出たので近所の友達のところに捨てに行ったりもした。で、捨てるには勿体無いまだ使えるごみは、リサイクル-というか、換金するために質屋へ。

覚えている限り、育ったうちはかなーりの貧乏だったため、母親が金目の着物や結婚指輪なんかちょっとのお金になりそうなものを切羽詰ったときに質屋に持っていっていたので質屋は私にとってなじみのあるもの。で彼女は時々お金の都合がつかなくなったときにうっかり、「あらー!質に入れたものが流れちゃった!!」と騒いでいたりしていた。そうそう、品物を担保にお金を借りるとき、返済期限がある。それに間に合わないときには品物が売りに出されたりする。これを「流れる」っていうらしい…。

オーストラリアでは質屋をPawn Shopとかいう。大手の会社にCash Converterがあり、これは結構良く見かける。こちらでの留学生活の3年半の半分は予定外だったため、後半はそれはもう超貧乏学生生活を送っていた。訪問介護の仕事の収入が追いつかず、3日間まったくお金がなかったり。でも、質屋を利用したのは大学院を出た後。こちらでの永住ビザを取る前につなぎの老人ホームでの仕事を得るまでは、まったくのすっからかんだった。そして、思いついたのが家の中を探して金目のものをキャッシュに換えること。日本から持ってきたもらい物の高価なダイヤ・エメラルド・ビーが入っているゴールドのネックレス(私は貴金属はほとんどつけない。似合わないし。)をありがたくお金に換えさせていただいた。お金に困って質屋に行ったのはそれっきりで、その後はもっぱら荷物整理に利用した。

もう、近所のCash Converterはなじみになって、品物を点検するおにーさんとも顔見知りになった。彼から教えてもらった質屋にかんする情報はとても興味深い。品物の作られた年代・モデルとなんと言っても需要で大体の値段が決まってくる。例えば旧式のファックスを持って言ったことがあるが、まったくお金にならなかった。というのは、いまはファックスはロール式の紙ではなくA4サイズのコピー紙を使うものが主流だからだ。プリンターも普通のインクジェットは引き取らない。でも、スキャナーとかいろんな機能がついているものは○。でも、結構古いADSLのモデムでも1個当たり5~10ドルで売れた。あとはいままでに、小型のコードがついている掃除機・古いSonyのPC要のLCDスクリーン・8年前にCash Converterから中古で買ったSharpの電子レンジ Etc…いろんなものを持っていった。

「これは古いモデムの機種だから5くらいしかあげられないな。」

「えー、それだけー?」

「んー、じゃあ10ドル!!」

「どーも!サンキュ!!」

とか、いつもの会話。電子レンジを持っていったときなんか、彼は自分の珈琲カップをレンジに入れて、しばらく私のIDの点検をしていた。

「ねー、自分のお茶でも作っているの?」

「いや時々ね、数秒使っただけでは分らなくてもしばらく使ってみると動かなくなったりする壊れものもあったりするんだ。」

うーん…さすがに用心深い。

ごみを増やさずかつお金になるこの方法、是非お勧めする。

引越し完了!

2009-06-03 19:18:11 | 日常あれこれ
先週の金曜日に新しい家に引っ越した。HIROMIさん、Nさんに手伝ってもらい、夫も休みをとって、引越し屋さん(トラック+男性2人の手伝い)にほとんど家具の移動をしてもらったりして、前の家から新しい家への引越しがなんと4時間くらいでほぼ終わった。そして、それから2日間は家の掃除と荷物の整理、そしてこの3日間は銀行の手配、あちらこちらへの住所変更手続きで朝から晩まで電話を掛けまくったり出かけたりとかなり忙しかった。そしてようやく今日の夜にほぼ大切な用事は済ませ、明日からは空手や絵に戻れそう…。壁に絵を掛けるスペースも山ほどあるし。

それにしても苦労した甲斐があって、この家はとても住み心地が良い。そして前の家に比べると庭も部屋の数も広さも2倍あるので、子供達は大喜び。前の家もとても気に入っていたけど、子供達が大きくなってきたことを考えるとちょっと狭いかも。こんな家で成長することになる子供達はとてもラッキーだと思う。私が育った日本の家は、トイレやキッチン全部ひっくるめて、今の家のキッチンとダイニングルームより狭かった。この広い家の掃除を考えるとちょっと気が重くなるが、贅沢な悩みだと考え直して、頑張って掃除をすることにしよう。Nさんが言うには、一週間の中で家の中をちょっとずつロテーションを組んで掃除したらだいぶ楽だとか…。明日から、今まではまるっきり無視していた庭の手入れをしてみることにしよう!