ID泥棒

　仕事で外出する時はバッグに資料等たくさん詰め込んで出かけるんですが、週末の外出時は何も持ち歩きません（あ、カメラは例外）。財布さえ持ち歩かずに、トラベル・カードとクレジット・カードのみです。
　それくらい世の中はカード時代で、お店での買い物やレストラン（あるいはパブでさえ）現金を持ち歩く必要がなくなりました。あとはインターネットでのショッピングですしね。

　ところがこれが怖い。
　日本から電話がありました。クレジット・カード会社です。アメリカのお店の名前を挙げて、ここでのネット・ショッピングの覚えがあるかと訊きます。
　いや、全然聞き慣れない名前。しかもそのアクセスがイギリス時間の深夜（早朝？）4時前頃。いくら夜遅くまで起きていることの多い僕にしても、そんな時刻に、しかもショッピングなんてするわけがない。

　実は未遂に終わっているのですが、何者かが僕のカードの番号を入れて買い物をしようと試みた気配があるとのことなんです。そんなことさえ分かるんだと感心したのですが、そんなこと言っている場合じゃないですよね。このままだとまた悪用される可能性が高いということで、カードを一旦停止し、再発行することになりました。

　ところがこれをやると面倒なことが他にも生じます。
　カードで毎月の自動引き落としを手配している電気、ガス、水道、etc.の再手続きをしなければなりません。特に家賃なんて、以前も同様のことがあった時、きちんと届けたにもかかわらず、その後2ヶ月払いが滞っていて面倒なことになりそうだったんです。（これ、書類を届けた支店の受付の人が担当部署に送り忘れていたというのが判明しましたが）



　そんな折、地下鉄の広告を見ると、８人にひとりがID泥棒の被害に遭っているとのこと。これからも色んな手口でこういった犯罪は起こるんでしょうね。
　気をつけなきゃ。