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ロンドンから徒然に

音楽の多様性

2008-01-28 | 音楽
 パリからカンヌに移動しました。同じ国なのに、どうしてこんなに気候が違うのでしょう。昨日は“重装備”でも震えていたのに、今日は夕方になってもコートが要らないくらいです。
 この暖かい気候のせいか、コート・ダジュールの人のフランス語の発音はパリの人よりのんびりしているような気がします。

 今日は音楽関連のエクシビションで、各国から集まった人がCDやライセンスの売買をこの地でします。そのためこれから売り出す若手らを中心にライヴも何箇所かで行われます。メインのホールだったり、特設のテント内だったり、ホテルのボール・ルームだったり。この他に音楽市場に関するコンファレンスもあったりするので、うまくスケジュールを組まないと、見落としてしまいます。

 今日はヨーロッパ各国の若手ミュージシャンのライヴを見たのですが、中には本当に才能もあって面白い音楽をやっている連中もいました。殆どが英米のロックやラップを基本にはしているのですが、その枠から気持ちよく抜け出して、自分の音楽にまで昇華しています。
 考えてみたら、これだけ異なる言語を音楽に組立ようとすると、当然メロディーやリズムも変わってくるはずです。
 
 今年はオリンピックの影響もあってか、オープニング・ナイトを飾ったのは中国の音楽でした。世界の音楽市場の地図も変わってくるような予感がします。

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