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ロンドンから徒然に

ピカデリー・サーカスの改修工事

2010-03-08 | 日常
 僕がついドイツ人の生真面目さの例に横断歩道での態度を書いてしまうもので、そちらが不思議なものを見るような感じになってしまいましたが、日本の方から言わせると、どうも信号を無視して渡ってしまうイギリス人の方がむしろ“変”で驚いてしまう、ということです。

 そうか、すっかりこちらの様子に慣れてしまって自分でもやってしまうけれど、普通日本では車が来なくても赤信号では待ちますかね。

 その横断歩道ですが、世界で最初に出来たのはやはりイギリスらしいです。とは言っても、国会議事堂前の柱に“Please Cross Here”と書かれたというだけのものみたいですが。
 これが1926年のことと言います。が、すぐに現在のような形のものが翌年ピカデリー・サーカスなどに出来ました。

 ところでこのピカデリー・サーカス。おそらく初めてのロンドン旅行で、バッキンガム宮殿などと並んで、何はともあれ訪ねる場所のひとつではないでしょうか。ただ、いつも人の混雑がすごく、また道が込み入っているため、目的の場所に行くのに何回も横断歩道を渡らなければならないケースもあって、けっこう面倒です。



 その解消のためか、今大規模な改修工事にかかっています。以前オックスフォード・サーカスのスクランブル交差点化の話を書きましたが、どうもこちらもそういった形を目指しているみたいです。
 すぐ真後ろのSOHO地区もビルをぶっ壊しての再開発の真っ最中で、もう数年も経たないうちに、見慣れた風景は無くなってしまいそうです。
 それでも観光客がここに溢れるのは間違いなさそうですけどね。

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