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ロンドンから徒然に

デヴィッド・ボウイの紙幣

2011-10-10 | 日常
 ギリシャ危機の解決策は見えないまま、フランスとベルギーに基盤を置く大手銀行デクシアが経営破綻しました。夢の通貨と思えたユーロも今最大の試練を迎えています。
 昔ヨーロッパを何ヶ国か回る度に通貨を交換しなければならず、その手数料もバカにならなかったことを考えたら、その一事をもってしても便利な通貨だと、その当時は思いましたが。

 ところで、イギリスはもちろんユーロ圏に属していますが、通貨は昔からポンドSterling Poundです。お札としては、5ポンド、10ポンド、20ポンド、そして最近はあまり見かけませんが50ポンドもあります。で、もちろん肖像はエリザベス女王。

 ところがある10ポンド札の肖像はなんと……デヴィッド・ボウイ!
 すみません、手元に実物がないもので写真は発行元のホームページから取りました。これロンドンのブリクストンBrixton地区だけで通用する地域通貨“ブリクストン・ポンドBrixton Pound”なんです。地域通貨に加盟する店舗や地元特定企業での決済に使われます。



 各ポンドに地元出身の“名士”が肖像として使われていますが、もちろんブリクストン出身のミュージシャン、ボウイもその中に入ったというわけです。

 何だか日本のファンからお土産に頼まれそうだな。

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