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ロンドンから徒然に

ネーミング・ライツ

2010-04-21 | 音楽
 先日横浜で見させてもらったSalyuのライヴを、今度は東京で見ることに。
 今回は出だしからピッチも安定し、声にも張りがあって、前回より数段良い出来に感じました。
 バックの演奏もアンサンブルが良く、前回少しだけ固く感じたローの音も全然問題なく、良い感じでした。それでも完全主義者のshimmyは反省しきりですが、良かったよ、ホントに。

 ところで渋谷のこの会場、皆さんもご存じの“渋谷C.C. Lemonホール”。かつて“渋公”の愛称で親しまれた渋谷公会堂ですね。前回がいつのことか思い出せないくらい久々に来ました。こんなに大きな会場だったんだ。
 かつて(今も?)ここでライヴ演るっていうのは、中堅ミュージシャンのステイタスでしたよね。



 それにしても“C.C. Lemon”。大分馴染んだとはいえ、やっぱり渋谷公会堂あるいは渋公の方が僕にはピンときます。
 通常のライヴだけでなく、『8時だヨ!全員集合』(別に好きではなかったですが、やっぱり印象は強い)とか『ベストテン』だか『トップテン』だかの(どちらも?)公開番組にも使われていましたもんね。

 ネーミングライツというのは、確かに面白いビジネスの有りようですが、これにも何となく違和感が。C.C. Lemonも再契約しない限りは5年間の命でしょ(来年まで?)せっかく慣れてきたらまたホール名が変わるというのもね。

 ロンドンでも同じことが行われていて、“O2”のネーミングがあちこちのライヴハウスで使われてきたりして、名前を聞いただけではどの会場のことを言っているのかかえって分からなくなってきました。

 そのうち人間でも、期限付きで他の名前をかたる権利商売とかが出てきたら傑作だろうな。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
星新一 (サウス)
2010-04-21 23:34:30
星新一のショートショートにそんな話がありました。人間が自分自身を広告媒体として売り物にするという話。くしゃみをする度に風邪薬のブランド名を自動的に口走る男、とか。
ネーミングライツ、上手いマッチメイキングになればいいのですが。でも渋公はやっぱり渋公、です。
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Unknown (Max)
2010-04-22 06:36:25
そのショートショートは知らなかった。面白そう。
ミュージシャンの中にも、渋公の呼び名にこだわる人と、わざと面白がってC.C.Lemonを強調する人がいるみたいですね。
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