桜の季節はあっという間に過ぎます。今年は例年に比べて開花が早かったので余計にそんな印象でありました。花見は日本人の美意識の象徴であり、多くの方の楽しみであります。今年のワタシは、残念ながら桜を愛でるなどと言った時間的余裕もなく、忙しさといささかの気分の悪さで、観る機会を失っています。
夜半には「春の雷鳴」が轟き、ウチの甲斐犬スミレが玄関で心細そうにクンクン鳴いておりました。そして催花雨とばれるような雨が昨日から早朝にかけて随分降ったようであります。せっかくきれいに取った雑草もまたあちこちから葉を茂らせ、草むしりが待っております。いたちごっこですね。
そんなわけで、午前中は書道教室、それ以外は草取りに没頭することになりますので、ブログは何も考えず、時間をかけないで終わらせることにいたしますので悪しからず。
桜の花が桜色なら、桃の花は当然桃色であります。今年こそたくさん実をつけて欲しい、昨年はほとんど実がつかず「桃色吐息」でありました。
ね、きれいでしょう?これが「白鳳」です
同じ桃でもこちらは黄金色になる「西尾ゴールド 」今まで一度も収穫できていません
すもも・プラムは既に散り始めています。こいつは「ケルシー」という品種で、産量が少ないため稀少 で「幻のすもも」と呼ばれています。栽培方法が難しいのが主な理由で、ワタシは一度もこれを食べたことがありません。
二年目を迎えたブドウ「藤みのり」の株元からひょっこり出てきた八重咲のスイセンであります。水仙はマイガーデンに4,5種類咲いていて春先からあちこちに香りのいい花を咲かせてくれます。故郷大分の実家の軒先に咲いていたのが忘れられません。母が香りのいい植物を好んでいたようです。
こちらも亡母が好きだった花「ガーベラ」です。山に囲まれた古い農家を買い取って住んでいたので、詩人であった母は、植物と家族の事を詩に載せて創作していました。
ジャガイモも葉が出てきました。昨任に比べたらひと月近く遅いのです。これは多忙に追われて植え付けが遅くなったので仕方がありませんね。
少し日陰になる場所に植えてある「リュウキンカ」も少しづつ勢力を広げ爽やかな花色で楽しませてくれます。間には勝手に増えたムスカリもあります。
今が一年で一番好きな季節です。冬を越えてきた植物たちが芽を出し葉を広げ、気の早いものは花を咲かせてくれます。みなさーん、悪いことは言いません。植物を育てると幸せに気持ちになりますよー
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