世の中には、いろんなコンテストがあるそうです。有名なサラリーマン川柳からサクランボの種飛ばし、ミスコンなど多岐にわたります。
以前見かけた「漢字変換ミスコンテスト」というのは、なかなか笑えました(な仮名河原得ました)
例えば…こちらはあくまで有名な作品の抜粋
地区陸上大会(チクリ苦情大会 )・・・・秀逸です!
今年から海外に住み始めました(今年から貝が胃に棲み始めました)
あなたのこと理解したい(あなたの小鳥怪死体)
などなど
過ぎたるは猶及ばざるが如し
「杉樽 鼻緒 およば猿がゴト師」などと変換ミスを考えるのも悪くはないでしょう。
それにしても、昨日のスポーツ番組は尋常でなかったなぁ。いっぺんにやりすぎでしょう。
ラグビーのワールドカップは毎日試合が行われているので仕方ないにしても、ゴルフ日本女子オープン最終日、プロ野球CSシリーズセパ1試合ずつ、加えてなでしこジャパンのカナダ戦と、じっくりTV観戦したい競技がほぼ同時進行しておりました。いくらスポーツの秋、日曜日の午後と言っても、これは過ぎてます。
ワタシはといえば、お習字の稽古中で(一昨日さぼったので)、何度も手を止めてはチャンネルを変え、画面に見入っては別の競技を見るという状態で、筆は乾いて固くなるは、集中できずに字が曲がるはで、往生いたしましたよ。放送を管轄する総務省やスポーツ庁が連携して、日程を調整・分散させればいいのに。・・・・まぁ無理な花しか
注目していたのは、なでしこジャパンであります。昨年のwカップでまさかの準々決勝敗退。ワールドカップ優勝、準優勝と続いたなでしこが、ここ数年急激に弱くなったのは紛れもない事実。各国とのテストマッチにも勝てない試合が多く、低迷が続いております。理由は、澤・宮間に代表されるトッププレイヤーたちが退いて、世代交代が進まなかったことが挙げられます。彼女たちはやはり、経験と技術が卓越しており、なななか比肩するような選手がおいそれと見つかるはずもありません。もう一つの理由は、ヨーロッパの各国が非常に強くなったということです。
日本は研究され、速くて高くて強いというサッカーが、日本のパスサッカーを凌駕したということでしょう。
昨日の試合は、FIFAランキング7位のカナダが相手で、4-0の快勝でした。やはり岩渕真奈ちゃんが、攻撃の中心となり、ディフェンスの要の熊谷、中盤の中島など、代表経験の長い選手が活躍していました。しかし、これでは、なかなか強豪国とは戦えません。近年の代表選手は、トップチームの日テレベレーザからが半分近くを占めています。長谷川唯、清水梨紗、籾木結花などですね。それまでは、神戸レオネッサが優秀な選手を多く抱えていました。この2チームに所属する選手と、海外組(経験者を含めて、鮫島、熊谷、宇津木)が大半です。こうした状況で若手・新戦力がなかなか伸びてこないのです。
実は以前から期待された高校生以下の選手たちは、U18以下の代表で大会MVPに輝くような才能ある選手がいました。岩渕、田中陽子、猶本光、京川舞などです。しかし、岩渕を除くと、かつてのなでしこジャパンのベテランに隠れて結果を出せませんでした。
2018U-20ワールドカップでは日本が優勝しましたが、この時のメンバーでは、南、遠藤、宝田などが次々にフル代表デビューも果たしています。更に、小林里佳子や田中美奈などの切れのあるFWもいます。これからは、思い切って若返りを図り、新生ナデシコとして、かつての輝きを取り戻してほしいと願います。
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