植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

今更ながらの今年の目標

2019年03月18日 | 植物
本日快晴、絶好の園芸日和ということで、朝から畑を耕し、元肥を入れて野菜植え付けの準備です。何を植えるかまだ決めていませんが、大体スイカをメインに考えているので、作物も限定されます。

 3年前、いきなり樹齢3年のイチジク(バナーネというフランス原産の品種。砂糖のように甘いです)が枯れるという出来事がありました。急に葉が黄色に変わり落葉、なすすべなく枯れたのですが、幹をぬいたところ、白いこぶのようになって根が完全に腐っていました。その後、野菜ものが途中でしおれたり収穫できなかったりということが続いたので、土中の環境が悪化していることに思い至りました。その当時菜園だけで4年間、間を置かず次々に野菜を作っていたので、土の栄養が失われ、連作障害や雑菌繁殖などを起こしたのでしょう。
ちなみに、イチジクは同種類を日当たりのよい場所を選んですぐさま植え付けし、既に沢山収穫しております。イチジクというのは成長が早いので、すぐに実がつく半面、根や葉、幹がどんどん伸びるので、隣家との境なんかに植えるとトラブルのもとになりますよ。糖度が無茶苦茶高く、ワタクシの血糖値上昇の主因では無いかと。知り合いに差し上げると大変喜ばれております。

 イチジク枯れ死の原因は、ネコブ線虫ではないか、他の野菜にも根が白いこぶになるということから、ネコブ病も疑われましたね。日当たりが悪く、畑がやせると発生するようです。そこで、複数の殺菌剤の散布、有機たい肥を大量に施肥、天地返し、ネコブセンチュウに有効と言われるマリーゴールドを植え、細かく刻んで漉き込む、という対策を講じました。更に、1年間休耕いたしました。この間は、畑の端っこに唯一スイカだけは作りました。ツルや葉っぱが伸びても土中には関係しませんからね。ついでに、コガネムシ対策のダイアジノンと
ヨトウムシに効く、オルトランやプレバソンフロアブルなどを散布、潅注いたしました。
 その結果、ここ1年間で見違えるように野菜が育ちました。また、ブロッコリーやキャベツに卵を産み付けるヨトウムシも、毎朝葉っぱを裏返して駆除するという水際作戦も奏功し、ほとんど被害ゼロ。今日も畑を耕していて一匹も見かけませんでしたね。

 スイカは連作障害があり、土の栄養を大量に吸収するので同じ場所の栽培は4,5年は開けろ、と言われます。最近では接ぎ木苗が主体なので連作障害はいくらか軽減されるようです。前回植えた場所を避けて、1m以上ずらせばOK,と勝手に考えています。当地は暖地ですから、5月の連休頃には植え付けしたいと思います。沢山取れたら、夏のお神輿で、地元の子供たちにスイカ割をさせたいのです。

 で、今年心がけようと立てた目標 1.球根類が咲いたら、「球根の種類を確認!」秋以降は彫り上げて名前を付けて保存する。2.鉢植えの樹木を少しづつ鉢替え(鉢増し)する。3。「イランイラン・ロンガン・コーヒー・バニラ・ガーデニア」等の熱帯性植物(一度も咲きません)を開花させる。ですね

 
 植物たちの名前と同様、忘れてしまわなければいいのですが
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