植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

恋の季節到来

2019年04月13日 | 植物
ここ1週間ほどヒヨドリが訪れて来ません。ワタシの顔を見ると、数メートルの近さに止まって、なんか食べ物を寄こせとばかりに
ピーピーと少し優し気に鳴くのですが。

想像するに、そろそろ営巣して子作りに励む時期になって出没するエリアを変えたのではないでしょうか。
町中はカラス他の外敵が多いので、卵を温めるには山の方が安全なのではないかと思います。
カロリーの高いビスケットやパンを私からもらって、相当栄養を蓄えていたと思いますな。
昔は知りませんが、ヒヨドリなんかは、5月から11月くらいまで繁殖することがあるようです。
環境が悪化し営巣する場所や安全な子育てが難しくなってきているのです。

メダカは、水が温かくなってきたので、餌を食べるようになりました。すると当然に水も汚れてきます。日差しで緑色の苔で濁ってきますし。
久し振りに、汲み置きしていたきれいな水の入ったプラ舟へメダカたちを移して、メダカプールを洗っておりましたら、水きりのボールに粒粒が。
これは、メダカの卵です、しかも白く膨らんできています。こいつは、数日もたてば孵化しますな。気が付きませんでした。

メダカの産卵は、通常ホテイアオイの根とか水草・水生植物がいいようです。見た目も涼しげです。
ただ、外からモノアラガイ(スネール)が紛れ込んできます。こいつが、鬱陶しい。直接悪さするわけではないですが、とにかく繁殖力が強くてどんどん増えてきます。
透明のプルプルした卵を年中産み付けて、取っても取っても出てきます。対策は、複数のプールを順番に変えて真水を入れ、他に水草や土を入れないことに尽きます。
空のプールは綺麗に洗ってから天日干しします。

産卵用には、ワタシはココヤシファイバーを煮出して、アクをとったものを沈めます。毛糸を丸めて入れてもいいですね。産卵したのを確認したら引き上げて別の桶に移します。
生まれてから稚魚を掬うのもありですが、どんどん親に食べられてしまいますよ。

メダカは、3,4年が寿命と言われています。また、メダカプールや水槽で飼うと、どうしても傷ついたり病気になったり、あるいは外に飛び出たりと早く死ぬ確率が高いのです。
従って、ほっておくといつの間にか数が減ります。ですから、やはり繁殖が大事になりますね。

屋上で、メダカを飼おうと思ったきっかけは、ビオトープです。この話は長くなりますので、別の機会に書きます。
ただし、屋上という過酷な環境で、ほったらかしにして一つの池に動植物を育てるというのはなかなか難しいのです。
水も換えず餌もやらないというビオトープ本来の形は、やはり自然の中にある池や川でないと作れません。

ジャーマンアイリスが咲き始めました。



ガマズミも満開です。下草を抜いているといい香りが花をくすぐりますね。

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