気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

その人らしさ

2014-05-18 20:48:30 | yaplogから

広島のあるちゃんから誕生日の次の日「送りたいものがあるんだ~。」とコメントが来ていて、
6月の『漱石らくご』公演(ちらしはここ)の稽古のために毎日忙しくしているのをFacebookで知っていた私は、
もしかして私の稚拙な手作り作品にお返ししなくてはという余計なプレッシャーを与えちゃったんじゃないかと
身が縮む(もう少し横が縮みたいのは本当!)思いでしたが、
今日その贈り物が届きました。

いろいろ入ってます。


大好きなピンクのバラの柄のオシャレな缶に入ったスチームクリームは
彼女の書いたFBの記事を読んでそのうち買いたいなあと思っていたもの。

『クリームはひとつ、デザインは無限…』がキャッチフレーズで、
使い終わってもその後の缶の再利用が楽しみと言う2度おいしいクリームなのです。(HPはこちら

ふたを開けたらラベンダーのいい香り♡
全身に使えるので、気になる踵を中心にスリスリして女子力アップを図ります!


そして夏目漱石。
数ある著作の中でなにゆえ『倫敦塔』?と思ったら、
彼女が脚本を書いて演出・出演する舞台はこの文庫本の中の『琴のそらね』が元になっているからなんですね。
私の整理能力の無さが分かってらっしゃる(笑)。
昔読んだ記憶はあるけど、確かに今やどこへ行ったやらですもん。
しかも心憎いことに栞がちゃんと『琴のそらね』のページに挟んであるという…。
あるちゃんらしいや。

で、なんでこの文庫本?かというと、彼女の書いた台本(1時間もの15ページ)を入れてくれてたんです。
(もう一度言います。忙しいのに申し訳ない!)
台本を読む際参考にするためだったんですよね。
もう脱帽です。

さっき『雪の女王』を3日かかって写し終えた(チェックしたら1ページに2.3か所は確実にミスがあったという私らしさ!)ので、
まだ最初の方だけですが読み比べてみて、
彼女はこの脚本を書く時何回原作を読み返したんだろう、
書くためにどれほど膨大な時間を使ったのだろうと思いました。

一人一人の心の中を追求していく内側へ向かう集中力と、
舞台の全体の姿を想像し、人物や道具を動かす俯瞰力と、
両方が必要なのだなと素人ながらなんとなく分かる気がする、そんな脚本でした。

こんなに頑張っている彼女の舞台が見たい!
もう少し近かったらなあ。

あるちゃん、ありがとね!